徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    児童文化学特論

科目番号74268担当教員名竹内　伸一単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1
授業概要
欧州で生まれ、熟成したペスタロッチー・フレーベルの教育思想が、時期的には欧州に遅れて近代化したわが国の教育事情の中でどのように受容され、その影響がどのような教育者のどのような実践に具現化しているかを明らかにする。授業は、日本ペスタロッチー・フレーベル学会の研究成果物である『ペスタロッチー・フレーベルと日本の近代教育』に密着した輪読形式で行う。なお、本年度の本科目は、修士課程１年に設置された人間形成学特論�気箸旅臚閏�業とする。
到達目標
ペスタロッチー・フレーベルの教育思想と、授業で扱うわが国の教育実践者たちとの影響関係を、履修者自らの論理と言葉で表現できるようになること。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】（オリエンテーション・序章に続き）師範教育とペスタロッチー主義教授法履修者が作成したレジメに基づく発表、質疑応答、ディスカッション予習課題（教科書P1-33を読了しておく）
【2】澤柳政太郎とペスタロッチー思想履修者が作成したレジメに基づく発表、質疑応答、ディスカッション予習課題（発表者：レジメ準備／非発表者：問題提起準備）
【3】小原國芳の「全人教育」とペスタロッチー履修者が作成したレジメに基づく発表、質疑応答、ディスカッション予習課題（発表者：レジメ準備／非発表者：問題提起準備）備
【4】幼稚園の誕生とフレーベル主義教育履修者が作成したレジメに基づく発表、質疑応答、ディスカッション予習課題（発表者：レジメ準備／非発表者：問題提起準備）
【5】A. L. ハウと頌栄幼稚園履修者が作成したレジメに基づく発表、質疑応答、ディスカッション予習課題（発表者：レジメ準備／非発表者：問題提起準備）
【6】S. A. アルウィンと玉成幼稚園履修者が作成したレジメに基づく発表、質疑応答、ディスカッション予習課題（発表者：レジメ準備／非発表者：問題提起準備）
【7】倉橋惣三における誘導保育論の成立履修者が作成したレジメに基づく発表、質疑応答、ディスカッション予習課題（発表者：レジメ準備／非発表者：問題提起準備）
【8】長田新のペスタロッチー研究履修者が作成したレジメに基づく発表、質疑応答、ディスカッション予習課題（発表者：レジメ準備／非発表者：問題提起準備）
【9】荘司雅子とペスタロッチー履修者が作成したレジメに基づく発表、質疑応答、ディスカッション予習課題（発表者：レジメ準備／非発表者：問題提起準備）
【10】山下徳治とペスタロッチー履修者が作成したレジメに基づく発表、質疑応答、ディスカッション予習課題（発表者：レジメ準備／非発表者：問題提起準備）
【11】生活綴方教師とペスタロッチー精神履修者が作成したレジメに基づく発表、質疑応答、ディスカッション予習課題（発表者：レジメ準備／非発表者：問題提起準備）
【12】浦辺史と保育運動履修者が作成したレジメに基づく発表、質疑応答、ディスカッション予習課題（発表者：レジメ準備／非発表者：問題提起準備）
【13】小西新八と聾唖教育履修者が作成したレジメに基づく発表、質疑応答、ディスカッション予習課題（発表者：レジメ準備／非発表者：問題提起準備）
【14】坂本龍之輔と貧民教育履修者が作成したレジメに基づく発表、質疑応答、ディスカッション予習課題（発表者：レジメ準備／非発表者：問題提起準備）
【15】石井十次・留岡幸助と児童・養護教育履修者が作成したレジメに基づく発表、質疑応答、ディスカッション予習課題（発表者：レジメ準備／非発表者：問題提起準備）
評価方法
１）配点：発表内容（50点）、積極的に議論する姿勢（30点）、期末レポート（30点）［合計120点］２）成績評価：120点満点に対して、60点未満は不可、60点以上は可、70点以上は良、80点以上は優。
教科書
浜田栄夫編著『ペスタロッチー・フレーベルと日本の近代教育』玉川大学出版部、2009年、定価（5,000円＋消費税）
参考図書
随時提示する。
備考
学部とは異なる専攻科らしい学究のあり方を探求する授業としたい。