徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    犯罪心理学特論（司法・犯罪分野に関する理論と支援の展開） （Criminal Psychology　Advanced Seminar）

科目番号12573担当教員名高橋　宏之単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1，2年
授業概要
「犯罪・非行の態様や動向」「主要な犯罪・非行理論」「犯罪者・非行少年に対するアセスメント」「司法・矯正領域の制度や機関」について講義するほか，犯罪・非行事例に関する研究討議を行う。
到達目標
�“蛤瓠θ鷙圓粒鞠阿鰺�解した上で，最近の犯罪・非行の態様や動向を把握する。（知識・理解）
�⊆舁廚僻蛤瓠θ鷙塒�論を学び，人間理解の裾野を広げつつ，指導・援助場面で適切な判断ができるようになる。（思考・判断）
�Ｈ蛤瓠θ鷙圓了�例検討を通して人の心の問題に対する洞察を深めるとともに，司法・矯正領域における制度や機関を知り，指導・援助への意欲を高める。（関心・意欲・態度）
�と鷙圈θ蛤瓩覆匹量簑蠅鯤�えた人に対するアセスメントに自信を持ち，自らの働き掛けについて適切に説明できるようになる。（技能・表現）
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】序説 ： 犯罪・非行とは？講義，講読，質疑応答，小レポート予習：テキストの読み込み（2h）
復習：ノートの整理，レポート作成⇒犯罪及び犯罪者の分け方と種類についてまとめる。（2.5h）
【2】財産犯について講義，講読，質疑応答，小レポート予習：テキストの読み込み（2h）
復習：ノートの整理，レポート作成⇒財産犯の心理機制についてまとめる。（2.5h）
【3】粗暴犯について講義，講読，質疑応答，小レポート予習：テキストの読み込み（2h）
復習：ノートの整理，レポート作成⇒粗暴犯の心理機制についてまとめる。（2.5h）
【4】性犯罪について講義，講読，質疑応答，小レポート予習：テキストの読み込み（2h）
復習：ノートの整理，レポート作成⇒性犯罪の心理機制についてまとめる。（2.5h）
【5】社会・文化的要因を重視した犯罪・非行理論�　繊嵌鷙埣楼莽澄僻鷙塋顕重礎Ｏ澄法廖屮▲離漾射�論」講義，講読，質疑応答，小レポート予習：テキストの読み込み（2h）
復習：ノートの整理，レポート作成⇒左記理論の特徴をまとめる。（2.5h）
【6】社会・文化的要因を重視した犯罪・非行理論�◆繊嵎顕重�遅滞説，文化葛藤説」「非行副次文化説」「下流階層文化論」講義，講読，質疑応答，小レポート予習：テキストの読み込み（2h）
復習：ノートの整理，レポート作成⇒左記理論の特徴をまとめる。（2.5h）
【7】社会・文化的要因を重視した犯罪・非行理論��〜「分化的接触理論」「潜在価値説と漂流非行論」「ラベリング理論」「分化的機会構造論」講義，講読，質疑応答，小レポート予習：テキストの読み込み（2h）
復習：ノートの整理，レポート作成⇒左記理論の特徴をまとめる。（2.5h）
【8】社会・文化的要因を重視した犯罪・非行理論�ぁ繊崋匆馘�絆理論」「ハーシーによる非行理論の３分類（緊張理論，統制理論，文化的逸脱理論）」講義，講読，質疑応答，小レポート予習：テキストの読み込み（2h）
復習：ノートの整理，レポート作成⇒左記理論の特徴をまとめる。（2.5h）
【9】個体要因を重視した犯罪・非行理論�　繊嵌蛤畤洋牾悄廖嵌蛤畧己�学的犯罪者類型論」「アイゼンクの特性論的犯罪者類型」「グリュックの非行原因・予測論」講義，講読，質疑応答，小レポート予習：テキストの読み込み（2h）
復習：ノートの整理，レポート作成⇒左記理論の特徴をまとめる。（2.5h）
【10】個体要因を重視した犯罪・非行理論�◆繊崗霪鮎祿架�論」「対人成熟水準に基づく非行理論」「ジェンキンスの３類型説」講義，講読，質疑応答，小レポート予習：テキストの読み込み（2h）
復習：ノートの整理，レポート作成⇒左記理論の特徴をまとめる。（2.5h）
【11】個体要因を重視した犯罪・非行理論��〜「クリミナルエゴと犯（非）行深度」「犯罪性進度判定徴表」講義，講読，質疑応答，小レポート予習：テキストの読み込み（2h）
復習：ノートの整理，レポート作成⇒左記理論の特徴をまとめる。（2.5h）
【12】犯罪者・非行少年に対するアセスメント講義，講読，質疑応答，小レポート予習：テキストの読み込み（2h）
復習：ノートの整理，レポート作成⇒個別的査定の技法についてまとめる。（2.5h）
【13】司法と矯正〜その制度や機関講義，質疑応答，小レポート予習：配付資料の読み込み（2h）
復習：ノートの整理，レポート作成⇒司法・矯正領域の根拠法令についてまとめる。（2.5h）
【14】犯罪事例の検討講義，研究討議予習：配付資料の読み込み（2h）
復習：討議結果をまとめ，期末レポートとして提出する。（2.5h）
【15】非行事例の検討講義，研究討議予習：配付資料の読み込み（2h）
復習：討議結果をまとめ，期末レポートとして提出する。（2.5h）
評価方法
期末レポート（50％），小レポート（40％）及び平常点（10％）
教科書
新心理学ライブラリ20「犯罪心理学への招待〜犯罪・非行を通して人間を考える」　安香宏著　サイエンス社
参考図書
授業中，適宜紹介する。
備考
オフィスアワー：月曜日 9:00〜10:30　研究室（9号館11Ｆ）

実務経験：昭和56年〜平成27年　法務技官（心理）