徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    臨床心理面接特論Ⅱ(心理支援に関する理論と実践Ⅱ) Clinical Psychologic Interview SeminarⅡ)

科目番号12592担当教員名伊藤 泰彦単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2年
授業概要
 臨床心理学における学習方法の一つである事例検討を通じて,心理的援助・介入についてより理解を深め,ケースを把握する力,面接の流れをつかむ力を付けることの一助にします。一人一人が事例論文を探して,それを発表し,全員で討議するという形式で行い,相互に見識を深めます。
 なお,本科目は,臨床心理士養成科目の必修科目であり,受講者は心理学専攻(臨床心理学コース)の大学院生に限定される。
到達目標
(知識・理解)心理的援助・介入について基本事項を掘り下げる。
(思考・判断)心理的援助・介入についての思考を深め,考え方の幅を広げる。
(関心・意欲・態度)心理的援助・介入の実際について学ぶ意欲を持ち,実習等において主体的に関与しようとする態度を養う。
(技能・表現)心理的援助・介入についてのポイントを説明できるようになる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション・事例研究(事例検討)とは講義事例研究について予習する。(1時間)
事例研究の意義について復習する。(1時間)
発表の準備をする。(1時間)
【2】事例研究の方法講義事例研究の方法について予習する。(1時間)
事例研究の方法について復習する。(1時間)
発表の準備をする。(1時間)
【3】事例を検討する(1)発表・討議発表の準備をする。(1時間)
発表内容の理解を深める。(2時間)
【4】事例を検討する(2)発表・討議発表の準備をする。(1時間)
発表内容の理解を深める。(2時間)
【5】事例を検討する(3)発表・討議発表の準備をする。(1時間)
発表内容の理解を深める。(2時間)
【6】事例を検討する(4)発表・討議発表の準備をする。(1時間)
発表内容の理解を深める。(2時間)
【7】事例を検討する(5)発表・討議発表の準備をする。(1時間)
発表内容の理解を深める。(2時間)
【8】事例を検討する(6)発表・討議発表の準備をする。(1時間)
発表内容の理解を深める。(2時間)
【9】事例を検討する(7)発表・討議発表の準備をする。(1時間)
発表内容の理解を深める。(2時間)
【10】事例を検討する(8)発表・討議発表の準備をする。(1時間)
発表内容の理解を深める。(2時間)
【11】事例を検討する(9)発表・討議発表の準備をする。(1時間)
発表内容の理解を深める。(2時間)
【12】事例を検討する(10)発表・討議発表の準備をする。(1時間)
発表内容の理解を深める。(2時間)
【13】事例を検討する(11)発表・討議発表の準備をする。(1時間)
発表内容の理解を深める。(2時間)
【14】発表事例を振り返る討議これまでの発表内容の理解を深める。(3時間)
【15】まとめ討議これまでの発表内容の理解を深める。(3時間)
評価方法
 発表資料を含む発表内容60%,討論への参加態度40%で評価します。
教科書
 指定しない。
参考図書
山本力・鶴田和美(編著)「心理臨床家のための『事例研究』の進め方」北大路書房(2001)
藤山直樹・中村留貴子(監)「事例で学ぶアセスメントとマネジメント」岩崎学術出版(2014)
早樫一男(編著)「対人援助職のためのジェノグラム入門」中央法規(2016)
山本力「事例研究の考え方と戦略」創元社(2018) 
成田善弘(監)「事例検討会から学ぶ」金剛出版(2018)
津川律子・花内温子(編)「保健医療分野の心理職のための対象別事例集」福村出版(2019)
桑原知子・田中康裕・梅村高太郎(編)「事例研究から学ぶ心理臨床」創元社(2020)
神田橋條治「精神援助技術の基礎訓練」岩崎学術出版(2023) 
備考
(オフィースアワー)月曜日2時間目(午前10時40分~午後0時10分) 9号館11階研究室 
(実務経験)法務省矯正局心理技官として主に少年鑑別所で勤務(心理アセスメント・心理相談活動:昭和61年~令和3年)(クラスコード)