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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 12708 | 担当教員名 | 山城 新吾 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 4年 |
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授業概要 |
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【授業概要】 インターネットなど情報通信技術を利用して教育・研修を行う「eラーニング」を設計するための手法である「インストラクショナルデザイン」(以下ID)、その分析や設計、開発・実施・評価について解説する。 また、IDに基づくeラーニングの開発や実施には様々な役割の人々が関わり、全体がチームとして機能する。このような役割の実際をも含め、実際にeラーニングの開発を行う「インストラクショナルデザイン演習」とも連携し、eラーニングの開発・実施についての全体を理解することを狙う。 【キーワード】インストラクショナル・デザイン 研修 教材 eラーニング |
到達目標 |
【到達目標】 (1)知識 ・eラーニングとIDの関係、eラーニングに関わる人々とその役割について理解している ・IDに基づいたeラーニング教材の設計・開発プロセスを理解している ・学習者およびeラーニング教材に対する評価手法を理解している (2)態度 ・eラーニング教材の開発や実施に必要な主体性・協調性を有している (3)技能 ・IDに基づいたeラーニング教材の設計・開発が出来る ・学習者およびeラーニング教材に対する適切な評価を実施出来る (4)思考・判断 ・学習者の現状と達成すべき教育目標について自ら調査・決定が出来る 学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)で定められた基本5領域のうち、「インストラクショナルデザイン」領域にあたる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | eラーニングとインストラクショナルデザイン | 講義 | 教科書第1章・第4章 参考書(1)1〜14ページ オリジナルテキスト eラーニングサイトのチェック 90分 |
【2】 | 分析フェーズ(1) ニーズ分析・学習目標分析 | 講義 | 教科書第5章 参考書(1)15〜23ページ 60〜90分 |
【3】 | 分析フェーズ(2) 対象者分析・コスト分析・技術/環境分析 | 講義 | 教科書第5章 参考書(1)24〜38ページ 60〜90分 |
【4】 | 設計フェーズ(1) 学習目標詳細化・構造化・系列化 | 講義 | 教科書第6章 参考書(1)39〜49ページ 60〜90分 |
【5】 | 設計フェーズ(2) 授業スタイル選択と動機付け設計 | 講義 | 教科書第6章 参考書(1)49〜56ページ オリジナルテキスト 90分 |
【6】 | 設計フェーズ(3) eラーニングにかかわる各種の専門家 | 講義 | 教科書第6章 参考書(1)135〜139ページ オリジナルテキスト 90分 |
【7】 | 開発フェーズ(1) SRLコンテンツ | 講義 | 教科書第3章 参考書(1)57〜65ページ 60〜90分 |
【8】 | 開発フェーズ(2) プロジェクトマネジメント | 講義 | 教科書第3章 参考書(1)57〜65ページ Web上の資料紹介 90分 |
【9】 | 実施フェーズ(1) インストラクタの役割と学習コースの運用 | 講義 | 教科書第7〜8章 参考書(1)66〜81ページ 90分 |
【10】 | 実施フェーズ(2) メンタリングとは | 講義 | 参考書(1)66〜81ページ 参考書(2)4ページ 60〜90分 |
【11】 | 実施フェーズ(2) メンタリングガイドライン ドロップアウト誘発機会 | 講義 | 参考書(1)66〜81ページ 参考書(2)77ページ 60〜90分 |
【12】 | eラーニングにおける評価(1) 学習者に対する評価と教材/コースに対する評価 形成的評価 | 講義 | 教科書第9章 参考書(1)82〜93ページ オリジナルテキスト 90分 |
【13】 | eラーニングにおける評価(2) 学習者に対する評価と教材/コースに対する評価 総括的評価 | 講義 | 教科書第9章 参考書(1)82〜93ページ オリジナルテキスト 90分 |
【14】 | 各種の人材育成におけるeラーニング(1) 教育機関やや企業内教育での利用 | 講義 | 教科書補足資料 参考書(3)37〜71ページ 90分 |
【15】 | 各種の人材育成におけるeラーニング(2) 様々な場面でのeラーニング/電子教材の利用 | 講義 | 教科書補足資料 参考書(3教科書)72〜108ページ 90分 |
評価方法 |
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平常点および授業中に指示する課題(40%)最終レポート(60%)の合計で評価する。 |
教科書 |
玉木欽也編著「これ一冊でわかるeラーニング専門家の基本」東京電気大学出版局(2010年) ISBN978-4-501-54760-8 C3037 |
参考図書 |
(1)玉木欽也監修「eラーニング専門家のためのインストラクショナルデザイン」東京電気大学出版局(2006年) ISBN4-501-54120-2 (2)松田岳士・原田真理子著「eラーニングのためのメンタリング」東京電気大学出版局(2007年) ISBN978-4-501-54310-5 (3)中原淳編著「企業内人材育成入門」ダイヤモンド社(2006年) ISBN4-478-44055-7 |
備考 |
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本学科の専門科目「メディア教育論」を受講済であること。 「インストラクショナルデザイン演習」との内容連携があり、授業時間外での作業を必要とする場合がある。 オフィスアワー:水曜5時間目 25号館メディアセンター11F 授業時間外学習に記載された時間はあくまでも目安であり、受講者の知識・技術・経験等によって大きく変化する。 ※担当教員の実務経験: 平成20〜平成25年度 香川大学・徳島文理大学他 e-Knowledgeコンソーシアム四国 eラーニングシステム導入・授業開発 平成21〜23年度 徳島文理大学他 教員養成コンソーシアム四国eラーニング システム設計・運用 |