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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 12830 | 担当教員名 | 山城 新吾 | 単位 | 1単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 4年 |
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授業概要 |
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【授業概要】 「インストラクショナルデザイン演習」では、「インストラクショナルデザイン」の内容と連携しつつ、実際のeラーニング教材開発を通じてインストラクショナルデザイン全体の流れを理解することを目的としている。具体的にはLMS(Learning Management System)を利用したコース開発と実施・評価を行う。eラーニング教材の開発は様々な役割を持ったメンバーの協同によるプロジェクトの形式をとることが多く、この授業でもチームによる教材および教育課程の設計・開発・実施・評価を実施する。また、教科書をもとにプロジェクトの立ち上げと進行に関する一連のノウハウを得ることも狙う。これらの知識や技術は社会に出てからも役立つので積極的かつ主体的な参加を期待する。 【キーワード】インストラクショナル・デザイン 研修 教材 eラーニング |
到達目標 |
【到達目標】 (1)知識 ・eラーニング教材の開発と実践を通じ、インストラクショナルデザインに基づいたeラーニングコースの分析・設計・開発・実施・評価について理解している (2)態度 ・プロジェクト形式による自主的な管理に基づいた開発・実施が出来る ・他のメンバーと協力しながら、チームによる設計・開発・実施・評価が出来る (3)技能 ・LMSを利用したeラーニングコースを開発・運用が出来る ・eラーニングコースおよび学習者に対する適切な評価が出来る ・状況に応じた的確なプレゼンテーションが出来る (4)思考・判断 ・学習内容と学習者に応じたメディアおよび学習方法の選択と実施が出来る ・状況を見ながら計画・開発の修正が出来る 学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)で定められた基本5領域のうち、「インストラクショナルデザイン」領域にあたる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | eラーニングとLMS(1) LMSの管理・運用の基本 チーム分け | LMSの利用 個人・チームでの活動 | オンライン上で提供されるeラーニング教材の試行 90分 |
【2】 | eラーニングとLMS(2) ニーズ分析・対象者分析・環境分析 | LMSの利用 チームでの活動 | ニーズや学習目標、対象者の分析実施 90分 |
【3】 | eラーニングとLMS(3) 学習目標の検討 | LMSの利用 チームでの活動 | ニーズや学習目標、対象者の分析実施 90分 |
【4】 | eラーニングとLMS(4) 学習目標に応じた小目標・教材内容の詳細化・構造化・系列化 | LMSの利用 チームでの活動 | 学習目標の詳細化・構造化・系列化 教材の具体化 90〜120分 |
【5】 | eラーニングとLMS(5) 全体設計のまとめ | LMSの利用 チームでの活動 | 学習目標の詳細化・構造化・系列化 教材の具体化 構想発表の準備 90〜120分 |
【6】 | 構想発表(チーム毎) | プレゼンテーション | プレゼンに対する評価を受けての見直し 60〜90分 |
【7】 | LMSを利用したeラーニングコースの開発(1) 素材収集と開発方針の策定 | LMSの利用 チームでの活動 | 教材制作活動 90〜120分 |
【8】 | LMSを利用したeラーニングコースの開発(2) 教材制作 | LMSの利用 チームでの活動 | 教材制作活動 90〜120分 |
【9】 | LMSを利用したeラーニングコースの開発(3) 教材政策の継続と教材に対する形成的評価 | LMSの利用 チームでの活動 | 教材制作活動 形成的評価の実施と結果の反映 90〜120分 |
【10】 | LMSを利用したeラーニングコースの開発(4) 教材に対する形成的評価を受けての修正 | LMSの利用 チームでの活動 | 教材制作活動 形成的評価の実施と結果の反映 中間発表準備 90〜120分 |
【11】 | 中間発表(チーム毎) | プレゼンテーション | プレゼンに対する評価を受けての見直し 60〜90分 |
【12】 | LMSを利用したeラーニングコースの実施(1) 学習活動の展開 | LMSの利用 個人・チームでの活動 | 協力者によるLMS上での学習 学習者に対する評価とメンタリングの実施 総括的評価 90〜120分 |
【13】 | LMSを利用したeラーニングコースの実施(2) 学習者に対する評価とメンタリング | LMSの利用 個人・チームでの活動 | 協力者によるLMS上での学習 学習者に対する評価とメンタリングの実施 総括的評価 90〜120分 |
【14】 | LMSを利用したeラーニングコースの実施(3) 学習者と教材に対する総括的評価 | LMSの利用 個人・チームでの活動 | 協力者によるLMS上での学習 学習者に対する評価とメンタリングの実施 総括的評価 成果発表準備 90〜120分 |
【15】 | 成果発表(チーム毎) | プレゼンテーション | 成果発表準備 90〜120分 |
評価方法 |
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平常点(40%)および構想発表・中間発表・成果発表の内容(60%)を合計する。 発表時の欠席者(出席扱いになる欠席届の提出者は除く)および最終成果物の未提出者には単位を授与しない。 フィードバックとして、制作物提出後およびプレゼンテーション実施後に教員からの講評を行う。 |
教科書 |
「インストラクショナルデザイン」の教科書として指定している、玉木欽也編著「これ一冊でわかるeラーニング専門家の基本」東京電気大学出版局(2010年) ISBN978-4-501-54760-8 C3037をそのまま使用する。 |
参考図書 |
授業中に適宜指定する。 |
備考 |
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本学科専門科目「メディア教育論」が受講済であり、かつ「インストラクショナルデザイン」をあわせて履修していることを受講の前提条件とする。 課題遂行のため、授業時間外での作業を必要とする。 授業時間外学習に記載された時間はあくまでも目安であり、受講者の知識・技術・経験等によって大きく変化する。 【科目ナンバー】9PID714S 【オフィスアワー】水曜日5時間目 25号館11F・山城研究室 【実務経験】 平成20〜平成25年度 香川大学・徳島文理大学他 e-Knowledgeコンソーシアム四国 eラーニングシステム導入・授業開発 平成21〜23年度 徳島文理大学他 教員養成コンソーシアム四国eラーニング システム設計・運用 |