徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    経済学A

科目番号13196担当教員名古家 弘幸単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期後期 対象年次1年
授業概要
アダム・スミス、マルクス、ケインズなど、代表的な経済学者の人物を通して、経済学を紹介する。経済学は、人間の行動を扱う社会科学であり、理論や政策を築き上げてきた個々の経済学者たちの個性が反映されてきた。彼らの生きた時代背景も、色濃く影を落としている。普遍的な法則を探求したり、堅苦しい政策だけを扱っているように見える経済学に、歴史を通して裏側からアプローチする。
到達目標
知識(理解):経済学の歴史を深く理解する。公務員志望者は、経済学史関係の問題が解けるようになる。
態度(関心・意欲):代表的な経済学者について関心を持つ。
技能(表現):代表的な経済学者について高校生に説明できるようになる。
思考・判断:講義で習得した知識を応用して未来の社会について自分で考えることができるようになる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】近代商業社会の成立と経済学―経済学とは何か講義。講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【2】重商主義の経済学―貿易と経済の管理講義。教科書の5–19ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【3】重農主義の経済学―経済の自然法講義。教科書の20–36ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【4】スコットランド啓蒙の道徳哲学①―アダム・スミスと18世紀の英国講義。教科書の37–55ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【5】スコットランド啓蒙の道徳哲学②―利己主義は悪か?講義。教科書の56–65ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【6】古典派経済学①―自由主義について講義。教科書の66–81ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【7】古典派経済学②―マルサスとリカード講義。教科書の82–89ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【8】古典派経済学③―穀物法論争講義。教科書の90–102ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【9】マルクスの経済学①―労働について講義。教科書の103–118ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【10】マルクスの経済学②―資本主義の命運講義。教科書の119–131ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【11】限界革命の経済学①―自然科学と経済学講義。教科書の132–141ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【12】限界革命の経済学②―効用価値説と市場均衡論講義。教科書の141–150ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【13】ケインズの経済学①―雇用と需要についての新しい理論講義。教科書の151–164ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【14】ケインズの経済学②―投資と貨幣についての新しい理論講義。教科書の165–181ページを予習する。終了後は、講義に出席して作成した自筆ノートを読み直し、理解度の向上を図る。また講義内容を鵜呑みにするのではなく、それに対する疑問と批判をノートに書き出してみる。アクティブ・ラーニング(2時間)。
【15】まとめ講義。期末テストに向け、前週までの内容の総復習をする。アクティブ・ラーニング(18時間30分)。
評価方法
平常点、レポート(40%程度)と期末試験(60%程度)を総合的に評価する。講義回数の3分の1以上の欠席、または定期試験未受験の場合は、単位不認定。

課題・定期試験などについては、グーグルクラスルームにおいてフィードバックを行う。
教科書
『人物で読む経済学史』(ふくろう出版、2007年)。
参考図書
講義の中で適時、紹介する。
備考
公務員試験の社会科学科目に対応している。板書中心に進めるので、自筆ノートを作成するように心がけること。必要に応じて参考資料も配布する。

オフィスアワー 月曜4限 23906号研究室

なお、オフィスアワー以外の面会に関しては、事前に必ずメール等を通して連絡すること。

実務経験 なし