徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    情報と職業

科目番号64626担当教員名吉田 晋単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期集中対象年次4年
授業概要
(授業目的・方針 等)
最近の情報化社会の急速な進展により、経営資源として「ひと」「もの」「かね」+「情報」と言われている。働く人々の職業観に大きな影響を与えている。この教科では情報化社会と職業についての関わり、社会人としての情報および情報システムの扱い方を学ぶ。また、情報についてだけでなく、職業観、人生観についても一緒に考えていく。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】情報化社会の進展と職業の変化コンピュータの発展とPCの普及による情報化社会の進展の流れ、それに伴う仕事環境の変化について理解する。ノートPCの画面をプロジェクタに写して授業を行いますので、プロジェクタ が使える教室を利用します。 
【2】情報化社会におけるビジネス主にコンピュータを利用した情報系ビジネスの形態について概要理解。(ネットワークインフラ、コンテンツサービス、アプリケーションサービス、業務システム)様々なビジネスイメージを考えてもらう。  
【3】企業経営における情報システム部門の重要性リアルタイムでの経営情報の収集とマーケットへの早期対応が迫られている今日、情報システム部門の役割は経営上大きく影響していることについてCRMやナレッジナレッジマネジメントのキーワードを理解する。  
【4】情報化社会における情報保護の重要性と法的側面情報は無形の財産であり、その有効活用によってビジネスが成り立っている。ソフトウエアやコンテンツの著作権保護、個人情報保護(Pマーク)、ビジネスモデル特許、トレードシークレットについての存在と概要を理解する。  
【5】情報化セキュリティ具体的に大切な情報をいかに守るかについて、ハッカー対策、ウイルス対策、セキュリティポリシー、個人認証セキュリティ技術等の概要を理解する。  
【6】情報化社会における職業倫理情報化社会に限らず仕事をして対価を得る職業には普遍的な職業倫理が存在することの理解と情報化社会特有の無形である情報を顧客や企業の資産と捉え、保護し有効活用する意識が必要であることを理解する。  
【7】情報化社会に生きる職業人としての在り方IT企業に限らず、全ての社会人が電話を利用することと同様に情報化システムを利用する。その中で、情報発信と受信、情報切り分け、新たな情報の創出が鍵となることを認識する。  
【8】レポート内容の発表講義内容に関するレポートを提出してもらい、その内容について発表する。自分のレポートを発表したり、他のメンバーのレポート内容を見ることで、理解を深める。  
【9】レポート内容の発表  
評価方法
最後の授業の時間に授業内容に関するレポートを提出してもらいその内容と 理解度で評価
教科書
参考図書
共立出版株式会社 著者 辰巳丈夫
「情報がひらく新しい社会③ 情報化社会と情報倫理」 2000年4月15日発行
備考
授業計画の補足:集中講義1日目 授業計画の1~3を講義、2日目
授業計画の4~6を講義、3日目 授業計画の7~8を講義