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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】インストラクショナルデザイン演習Ⅱ

科目番号	74720	担当教員名	山城　新吾	単位	1単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	後期	対象年次	4年

授業概要
【授業概要】「インストラクショナルデザイン演習Ⅱ」では、「インストラクショナルデザイン」および「インストラクショナルデザイン演習Ⅰ」の内容と連携しつつ、実際の教材開発を通じてインストラクショナルデザイン全体の流れを理解することを目的としている。具体的には教材の内容に応じた適切なメディア形態での教材開発と実施・評価を行う。eラーニング教材や電子教科書などの開発は様々な役割を持ったメンバーの協同によるプロジェクトの形式をとることが多い。そのため、教科書をもとにプロジェクトの立ち上げと進行に関する一連のノウハウを得ることも狙う。これらの知識や技術は社会に出てからも役立つので積極的かつ主体的な参加を期待する。前期のインストラクショナルデザイン演習Ⅰと違い、LMSの使用を前提としない。
到達目標
【到達目標】 (1)インストラクショナルデザインに基づいた教材・学習コースの分析・設計・開発・実施・評価が出来る (2)教材内容に応じた適切なメディア選択と、教材の開発・運用が出来る (3)教材および学習者に対する形成的評価と総括的評価を適切に実施出来る (4)プロジェクト形式による自主的な管理に基づいた開発・実施が出来る (5)状況に応じた的確なプレゼンテーションが出来る

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	イントロダクション分析と教材設計（１）ニーズ分析チーム編成	演習個人・グループでの活動	アイディア検討ニーズや学習目標、対象者の分析実施
【2】	分析と教材設計（２）ニーズから学習目標利用するメディアの検討（１）様々なメディアの特性	演習個人・グループでの活動	ニーズや学習目標、対象者の分析実施
【3】	分析と教材設計（３）環境分析・対象者分析利用するメディアの検討（２）学習内容に適したメディア	演習個人・グループでの活動	学習目標の詳細化・構造化・系列化教材の具体化
【4】	分析と教材設計（４）詳細化・構造化・系列化利用するメディアの検討（３）小課題・内容ごとのメディア選択	演習個人・グループでの活動	学習目標の詳細化・構造化・系列化教材の具体化構想発表の準備
【5】	構想発表	プレゼンテーション	プレゼンに対する評価を受けての見直し
【6】	教材開発（１）設計	演習個人・グループでの活動	教材制作活動
【7】	教材開発（２）設計と制作	演習個人・グループでの活動	教材制作活動
【8】	教材開発（３）制作の継続	演習個人・グループでの活動	教材制作活動
【9】	教材開発（４）形成的評価を受けての再設計教材に対する形成的評価（１）	演習個人・グループでの活動	教材制作活動形成的評価の実施と結果の反映
【10】	教材開発（５）形成的評価を受けての教材手直し教材に対する形成的評価（２）	演習個人・グループでの活動	教材制作活動形成的評価の実施と結果の反映中間発表準備
【11】	中間発表	プレゼンテーション	プレゼンに対する評価を受けての見直し
【12】	学習活動の展開と総括的評価（１）学習者に対する評価	演習個人・グループでの活動	協力者による学習の展開学習者に対する評価とメンタリングの実施総括的評価
【13】	学習活動の展開と総括的評価（２）学習者に対する評価とメンタリング	演習個人・グループでの活動	協力者による学習の展開学習者に対する評価とメンタリングの実施総括的評価
【14】	学習活動の展開と総括的評価（３）教材に対する総括的評価	演習個人・グループでの活動	協力者による学習の展開学習者に対する評価とメンタリングの実施総括的評価　成果発表準備
【15】	成果発表	プレゼンテーション	成果発表準備

評価方法
平常点（40点）および構想発表・中間発表・成果発表の内容（60点）を合計する。発表時の欠席者（出席扱いになる欠席届の提出者は除く）および最終成果物の未提出者には単位を授与しない。
教科書
「インストラクショナルデザイン」の教科書として指定している「eラーニング専門家のためのインストラクショナルデザイン」（ISBN4-501-54120-2）をそのまま使用する。
参考図書
井上博樹他「Moodle入門-オープンソースで構築するeラーニングシステム」（海文堂 ISBN978-4-303-73473-2）

備考
本学科専門科目「インストラクショナルデザイン」「インストラクショナルデザイン演習Ⅰ」履修済であることを必須とする。課題遂行のため、授業時間外での作業が必要である。