徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    哲学A

科目番号74938担当教員名樋口 雄哉単位1単位
科目群一般必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
私たちが当たり前だと思っているものの見方や捉え方も、無意識のうちに、何らかの思考の「型」を前提していることが多くあります。この講義では、哲学のいくつかの重要問題と哲学者たちの考えを取り上げながら、一度私たちの「当たり前」を相対化し、世の中や私たち自身について改めて考えていきたいと思います。講義は初めの6回目まで講義を中心に進め、6回目からは演習(簡単な文章作成など)の時間を少しずつ増やしていきます。
到達目標
・哲学の基礎的な問題を知り、哲学者たちの考え方を理解する。
・世界や自分自身に関する問題について、自分はどう考えるかを自問し、また自分の考えを表現できるようになる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】イントロダクション講義と演習教科書の次回授業関連項目を読んでおく(項目は授業中に指示する)。
【2】ヘレニズムとヘブライズム1講義教科書の次回授業関連項目を読んでおく。
【3】ヘレニズムとヘブライズム2講義教科書の次回授業関連項目を読んでおく。
【4】ヘレニズムとヘブライズム3講義教科書の次回授業関連項目を読んでおく。
【5】近代の哲学1講義教科書の次回授業関連項目を読んでおく。
【6】近代の哲学2講義教科書の次回授業関連項目を読んでおく。
【7】本質と現象講義と演習教科書の次回授業関連項目を読んでおく。
【8】精神的なものと物質的なもの講義と演習教科書の次回授業関連項目を読んでおく。
【9】理性と経験講義と演習教科書の次回授業関連項目を読んでおく。
【10】見えている世界と本当の世界講義と演習教科書の次回授業関連項目を読んでおく。
【11】知ることと感じること講義と演習教科書の次回授業関連項目を読んでおく�
【12】ことば講義と演習教科書の次回授業関連項目を読んでおく。
【13】わたしと他人1講義と演習授業内で指示した課題に取り組む。
【14】わたしと他人2講義と演習これまでの講義の内容を振り返っておく。
【15】まとめ講義と演習全講義を振り返る
評価方法
平常点(40%)と授業内の提出物(60%)
教科書
中山元『高校生のための評論文キーワード100』、筑摩新書(780円+税)
参考図書
講義内で指示します。
備考
・教科書は、哲学の基本的な用語を哲学の初学者でもわかる言葉で解説した事典で、授業の予習復習に役立つと思います。タイトルに「高校生のための」と書いてあるだけあって、決して難解ではありません。ただ、内容が簡単というわけではないので、読むときには少し注意してください。
・講義は上記授業計画に沿って進めますが、状況に応じて計画を変更する場合があります。