徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    測量学

科目番号10060担当教員名岡島 博単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次3年
授業概要
【授業概要】住宅建築にともなう、方位、地表面の座標、距離、角度、面積、体積を、所定の方法と精度で求めて、数値や図に情報化するための理論と方法及び応用を学ぶ。
【到達目標】理論と実習を合わせ学習することにより、二級建築士以上の学力と現地測量の出来る技術者の育成を目的とする。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】測量の総論測量の定義、点の位置の決定、測量の分類(測量地域の大小、目的、使用機械、測量対象、精度、法)講義と実習 
【2】測量の歴史外国の測量の発達、わが国の測量の発達、第二次大戦以降の測量技術、日本経緯度原点、日本水準原点、測量関係法令  
【3】測量の計算と誤差有効数字、数字の丸め方、有効数字の四則演算に及ぼす影響  
【4】誤差の取り扱い誤差の種類、誤差の3公理と確率曲線、測定の精度表示法(確率誤差、標準偏差、平均誤差)、最小二乗法  
【5】距離測量距離の定義(1mの定義)、直接距離測量(測量方法と使用機械器具)  
【6】三角関数演習三角関数を用い、三角形の辺の長さや、面積の計算演習  
【7】トランシット測量トランシットの構造、望遠鏡の構造、気泡管水準器、整準装置,求心望遠鏡、微動ねじの構造と役目  
【8】トランシット測量目盛盤、バーニア(遊標)の説明と読みとり練習、据付方法,水平角の測定方法、鉛直角の測定方法  
【9】トランシット測量(実習)各班に分かれて大学内で設定した3点の相対角度,距離の測定をする。  
【10】同上  
【11】平板測量平板測量の機械器具説明、平板の据付方法、平板測量の方法、平板測量の応用  
【12】水準測量水準測量の用語(水準点、標高、検潮所)、水準測量の分類、水準測量の機械器具、水準測量の方法、測定値の記帳方式  
【13】水準測量(実習)各班に分かれて大学内で設定した2点の高低差を測量する。  
【14】同上  
【15】平板測量(実習)各班に分れトランシット測量で測量した三角点付近の平板測量をする。  
【16】同上  
【17】同上  
【18】同上  
【19】同上  
【20】同上  
【21】間接測量トラバース測量、スタジア測量の原理と測量方法  
【22】面積と体積の測定面積の計算(三斜法、台形法、シンプソンの法則、プラニメータ)体積の計算(断面法、等高線法)  
【23】トラバース、スタジア測量(実習)各班に分かれ直接視準できない2点間を、トランシットと巻尺使用し、計算より間接的の距離を測定する。  
【24】同上  
【25】基準点測量、地形測量、路線測量  
【26】河川測量、写真測量  
【27】平面図の作成さきの平板測量で得た、平面図を資料に各人が測量成果を作成する。(この平面図提出は、単位取得の必須条件となる。)  
【28】同上  
【29】建築士問題の演習過去の建築士資格試験の測量に関する問題の演習平面図未完成の人は図面を仕上げ練習問題は自習  
【30】建築士問題の解説測量業務に従事するときの心構え、質疑  
評価方法
定期試験又はレポート、平常点
教科書
新編土木工学講座6「測量(1)(新訂版)」 長谷川 博 他著(2600円+税 コロナ社)
参考図書
測量士、測量士補・国家試験「受験テキスト」 日本測量協会編、日本測量協会
備考