徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    生活施設計画(Planning Facilities for Daily Living)

科目番号11965担当教員名森田 孝夫単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次4年
授業概要
われわれの生活は,教育施設や医療施設,文化施設,商業施設などの施設によって支えられている。建築計画は,これらの企画や設計などに深く関わっている。生活施設計画においては,それらの施設を生活施設としてとらえ,施設がどのようにして生まれ,発達してきたかをさぐり,施設の種類と段階構成などの体系,求められる平面計画,立地選択などを講義して,生活施設の建築計画や地区計画,都市計画を探る。
到達目標
(1)理解……生活施設の建築計画を学習し知識と論理を理解する。
(2)関心……生活施設の立地と分布を観察し、施設の種類と段階構成に関心をもつ。
(3)技能……生活施設の基本的な計画を立案することができる。
(4)思考……人口減少による縮小社会において、生活施設の地区計画と都市計画を考えることができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】生活施設の建築計画や都市計画を概観する。講義と質疑教科書・講義ノートの内容を予習・復習し、理解を深める(2.5h)。
【2】幼児教育施設の計画:幼児教育施設の歴史と建築計画の要点を講述する。講義と質疑教科書・講義ノートの内容を予習・復習し、理解を深める(2.5h)。
【3】教育施設の計画(1):小学校や中学校の教育施設の歴史,種類,運営を講述する。講義と質疑教科書・講義ノートの内容を予習・復習し、理解を深める(2.5h)。
【4】教育施設の計画(2):規模,配置,平面計画,地域計画,都市計画を講述する。講義と質疑教科書・講義ノートの内容を予習・復習し、理解を深める(2.5h)。
【5】医療施設の計画(1):病院や診療所などの医療施設の歴史と体系を講述する。講義と質疑教科書・講義ノートの内容を予習・復習し、理解度を高める(2.5h)。
【6】医療施設の計画(2):看護単位やPPC方式など,さまざまな専門用語を理解する。講義と質疑教科書・講義ノートの内容を予習・復習し、理解を深める(2.5h)。
【7】医療施設の計画(3):身近な診療所の設計の要点を,計画演習により理解する。講義と計画教科書・講義ノートの内容を予習・復習し、理解を深める(2.5h)。
【8】老人保健施設の計画:高齢者の保健・福祉・医療の施設体系と平面計画を学習する講義と質疑教科書・講義ノートの内容を予習・復習し、理解を深める(2.5h)。
【9】文化施設の計画(1):ヨーロッパとわが国の劇場の歴史を学習し,プロセニアムステージとオープンステージ,能舞台と歌舞伎劇場の歴史を理解する。講義と質疑教科書・講義ノートの内容を予習・復習し、理解度を高める(2.5h)。
【10】文化施設の計画(2):ルネサンス,産業革命以降の博物館の歴史をたどり,展示空間の意匠と計画について講述する。講義と質疑教科書・講義ノートの内容を予習・復習し、理解を深める(2.5h)。
【11】文化施設の計画(3):図書館の平面計画の変遷をたどる。講義と質疑教科書・講義ノートの内容を予習・復習し、理解を深める(2.5h)。
【12】文化施設の計画(4):図書館のインテリア計画の要点を理解する。講義と質疑教科書・講義ノートの内容を予習・復習し、理解を深める(2.5h)。
【13】商業施設の計画(1):商業施設の歴史を講述し,商業集積の段階構成を理解する。講義と質疑教科書・講義ノートの内容を予習・復習し、理解を深める(2.5h)。。
【14】商業施設の計画(2):売場計画を分析し,ショッピングセンターの計画を講述する。講義と質疑教科書・講義ノートの内容を予習・復習し、理解を深める(2.5h)。
【15】住生活施設の未来について話し合う。計画と発表,ディスカッション教科書・講義ノートの内容を復習し、理解を深める(2.5h)。
評価方法
試験(70%),レポート(20%),発表(10%)
教科書
岡田光正ほか「現代建築学・建築計画2」鹿島出版会
参考図書
適宜紹介する。
備考
オフィスアワーは随時。
場所:23号館11階231101室。
職業として実務経験はない。