徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    ガーデンデザイン論(Garden Design Theory)

科目番号12010担当教員名牟禮 信子単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次4年
授業概要
心地よい暮らし、住みよい街を考えた時、植物には大切な役割があります。植物の特性・特徴を知り、庭を構成する様々な物の材料についても考えながら、風土に合った庭園を提案できるよう学んでいきます。
到達目標
樹木、草花、グランドカバー等、植物の知識をもつことができるようになる。
      庭園の経年変化について考慮できるようになる。
      日々の暮らしの中で植物にも興味を持ち、街並み、家並みについても自分の考えを持てるようになる。
      ガーデンデザインを自らプランできるようになる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション 今まで出会った植物や庭園について講義・ワークショップ植物との関わりをふりかえってみる (1h)
【2】植物の特性について 植物の分類 在来と外来 危険植物講義・ワークショップ植物の体と働きを再認識する
(1h)
【3】学内散策 観察と記録見学学内の樹木リスト作成(1h)
【4】設計士との仕事・住み手との仕事講義雑誌から気になる庭園を見つける(1h)
【5】暮らしと植物 地元の建材や流通している苗木講義雑誌から気になる建材・素材を見つける(1h)
【6】庭の生物多様性 共生と葛藤講義・ワークショップ身近な問題・成功例を持ち寄る
(1h)
【7】個人の庭・公共の庭講義街並み・家並みの観察(1h)
【8】経年変化と手入れ講義・ワークショップメンテナンスの材料を調べてみる(1h)
【9】小さな緑化 室内を彩る植物 季節を取り込む講義・演習季節行事と植物の関係再認識
(1h)
【10】環境と庭園 屋上緑化等講義環境に合った素材を調べる
(1h)
【11】庭園の土・水・石の利用 講義プランに使う図面の用意(1h)
【12】庭のプラン1 平面図 スケッチ講義・演習平面図 スケッチの仕上げ(1h)
【13】庭のプラン2 植栽・材料リスト 素材の選択演習プランの仕上げ(1h)
【14】デザインした庭のプレゼンプレゼン気付きをまとめる(1h)
【15】お互いのプレゼンをみて話し合いこれからの思い(1h)
評価方法
取り組む姿勢と毎回提出のプリント30%
最終レポート(課題)70%
教科書
教科書は使用せず、必要に応じで資料配布
参考図書
葉で引く四国の樹木観察図鑑  高知新聞社
      川口豊のエコガーデン  川口豊
      ガーデニングコツのコツ 小学館
      いきものがたり  養老孟司 他2名
      ポール・スミザーのガーデン講座  ポール・スミザー
      ベニシアのハーブ便り  ベニシア・スタンリー・スミス
      小学館の図鑑NEO 植物  小学館
      等
備考
学内や学内薬用植物園の散策をし、身近な植物についても改めて見学したい。
講義には、様々な苗木や時期の切花を持参し、実物をみたり触ったりしながら知識を増やしたい。
オフィスアワー 講義のある日の午後(授業前と後)非常勤講師控室にて。
実務経験:Murenobu.代表:個人宅、店舗、クリニックなどの庭デザイン、施行、アフターメンテナンス等、教室や講演活動など。