徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    物理学A

科目番号12195担当教員名宮井 玲夫単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期後期 対象年次1年
授業概要
物理学を初めて学ぶ学生にもわかりやすいように、基礎的・基本的な内容を中心に授業する。
各分野の物理概念をていねいに説明し、問題演習を効果的に取り入れることで、簡単に物理の世界を習得できるようにする。
日常生活に見られる物理現象や、学生各自の専攻分野に役立つ内容を扱うことで、自然科学や物理学などに対する興味・関心を高め、意欲的に学習できるようにする。
内容の理解や問題演習に必要な数学の知識は中学校程度で、必要に応じて説明を加える。
さらに発展的内容を学びたい学生にも対応できるように、教材等を工夫する。
到達目標
①知識・理解:物理学の様々な物理量について学ぶとともに、物理法則について理解する。
②技能・表現:物理現象について、物理法則や数式を使って計算したり説明したりする能力を身につける。
③思考・判断:身の回りの自然現象と物理学との関連を考えられる力を身につける。
④関心・意欲・態度:身の回りの自然現象について関心を持ち、科学的・物理学的に考えようとする態度を身につける。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】はじめに 自然科学における物理的な世界とその構成
古典物理学と現代物理学、物理量、単位と次元
講義、演習、質疑応答物理学とはどのような学問かを予習する。(1H)、配付資料等で復習し理解を深める。(1H)
【2】1 力学 (1)運動の表し方 速度・加速度講義、演習、質疑応答速度・加速度とは何かを予習する。(1H)、配付資料等で復習し理解を深める。その際、図・式・計算等をノートにまとめる。(1H)
【3】1 力学 (2)ニュートンの運動の3法則、万有引力の法則講義、演習、質疑応答運動の法則、万有引力とは何かを予習する。(1H)、配付資料等で復習し理解を深める。その際、図・式・計算等をノートにまとめる。(1H)
【4】1 力学 (3)エネルギー保存の法則、運動量保存の法則講義、演習、質疑応答エネルギー・運動量とは何かを予習する。(1H)、配付資料等で復習し理解を深める。その際、図・式・計算等をノートにまとめる。(1H)
【5】2 熱力学 (1)熱とエネルギー、比熱と熱容量、気体の状態方程式講義、演習、質疑応答熱・気体の状態方程式とは何かを予習する。(1H)、配付資料等で復習し理解を深める。その際、図・式・計算等をノートにまとめる。(1H)
【6】2 熱力学 (2)気体分子運動論、熱力学第1法則講義、演習、質疑応答熱力学第1法則とは何かを予習する。(1H)、配付資料等で復習し理解を深める。その際、図・式・計算等をノートにまとめる。(1H)
【7】3 波動 (1)力学的な波動 波の基本講義、演習、質疑応答波やその性質について予習する。(1H)、配付資料等で復習し理解を深める。その際、図・式・計算等をノートにまとめる。(1H)
【8】3 波動 (2)波動の様々な現象講義、演習、質疑応答波の現象にどのようなものがあるかを予習する。(1H)、配付資料等で復習し理解を深める。その際、図・式・計算等をノートにまとめる。(1H)
【9】3 波動 (3)光、可視光線と電磁波、光の性質講義、演習、質疑応答光はどのような性質を持つか予習する。(1H)、配付資料等で復習し理解を深める。その際、図・式・計算等をノートにまとめる。(1H)
【10】4 電磁気学 (1)電流と電圧、電力と電力量、電気量保存の法則講義、演習、質疑応答電流と電圧の違いについて予習する。(1H)、配付資料等で復習し理解を深める。その際、図・式・計算等をノートにまとめる。(1H)
【11】4 電磁気学 (2)電磁気学の基本原理とその意味、クーロンの法則講義、演習、質疑応答身の回りの電気現象にどのようなものがあるかを予習する。(1H)、配付資料等で復習し理解を深める。その際、図・式・計算等をノートにまとめる。(1H)
【12】4 電磁気学 (3)電磁気学の基本原理とその意味、、電磁誘導の法則講義、演習、質疑応答電気はどのようにしてつくられるかを予習する。(1H)、配付資料等で復習し理解を深める。その際、図・式・計算等をノートにまとめる。(1H)
【13】5 現代物理学の基礎 (1)現代物理学のはじまり 光電効果、光の粒子性と波動性講義、演習、質疑応答現代物理学は何かを予習する。(1H)、配付資料等で復習し理解を深める。その際、図・式・計算等をノートにまとめる。(1H)
【14】5 現代物理学の基礎 (2)原子と原子核 アインシュタインの相対性理論講義、演習、質疑応答原子と原子核の基礎について予習する。(1H)、配付資料等で復習し理解を深める。その際、図・式・計算等をノートにまとめる。(1H)
【15】要点の整理と総括これまでに学習した内容の整理と問題演習全体を通しての総復習と試験に向けての総復習(6H)
評価方法
定期考査60%、課題・レポート20%、授業態度等20%を踏まえ、総合的に評価する。課題・レポート、試験の解答・解説等はGoogle Classroomでフィードバックする。
教科書
特になし。講義資料を配付する。
参考図書
原康夫 著 第5版「物理学基礎」(学術図書出版社)、大槻義彦 著 改訂新版「基礎教養物理学」(学術図書出版社)
備考
①オフィスアワー:隋時受付、②科目ナンバー:01NS103L、③実務経験:平成2年4月~令和4年3月 徳島県公立高等学校教員