徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    景観論

科目番号20365担当教員名森田 孝夫単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次4年
授業概要
 「景観」とは何か、について十分に理解した上で、豊かで美しい居住周辺空間の保全創造の視点から、風景の認識メカニズムおよび、都市景観および自然景観に関する諸理論を概観し、景観についての基本的な考え方を解説する。
到達目標
 豊かな景観が成立する背景を理解した上で、自らの景観形成理念を持つようになる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】ガイダンス、「景観」について講義自らが慣れ親しんだ「景観」の背景を考察する。
【2】古の景観 ―景観の移り変わり1― 講義自然発生的な景観論を考察する。
【3】産業革命と景観 ―景観の移り変わり2― 講義「景観」概念が誕生した背景を考察する。
【4】グローバリズムと景観 ―景観の移り変わり3― 講義建築デザインの多様化と景観概念の関係を考察する。
【5】我が国の発展と景観の変遷講義我が国における「発展」と「景観」の概念の関係を考察する。
【6】現代の景観講義自らの身近な景観を考察する。
【7】景観の価値 景観紛争の系譜講義景観とは何か?を自分なりに考察する。
【8】景観を「計画する」 景観保全の取組み講義自らの身近な地域における「計画」の可能性を考察する
【9】「景域」という概念講義視覚的景観と社会を包含する「景域」の広がりを自らの地域で考察する。
【10】「生活景」という概念講義暮らしと景観の関係性を考察する。
【11】建築設計と景観 山古志村復興モデル住宅講義景観に配慮した建築設計での留意点を考察する。
【12】景観の共有方法 持続的な景観形成に向けて講義景観共有手法の考察する。
【13】景観づくりを通じた未来デザイン講義景観理念を共有した上で持続的な将来像を描くプロセスの検討。
【14】景観まちづくり学習講義自分なりの学習プログラムを検討する。
【15】総括、「景観」の考え方の整理講義自らが考える「景観」理念の考察
評価方法
定期試験、レポートにより評価を行う。
教科書
プリントを配布する。
参考図書
必要に応じて参考図書を紹介する。
備考