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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 34530 | 担当教員名 | 野地 裕美 | 単位 | 1.5単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 3年 |
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授業概要 |
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多種多様な化学物質は、体内に吸収され、組織に分布し、代謝変化を受けた後に体外に排泄される。この吸収・分布・代謝・排泄を含めた生体内での化学物質の変化を体内動態と呼び、医薬品や化学物質の代謝は薬理作用や有害作用の発現と密接に関連しているので、特に重要である。本講義では、種々の薬物代謝酵素の性質や、これらの酵素による医薬品や化学物質の代謝のしくみ、さらに、様々な内的・外的因子が代謝に及ぼす影響について理解・習得することを目的としている。 |
到達目標 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 薬物代謝概論 | ||
【2】 | 薬物代謝に関与する酵素と反応機構(1):酸化反応に関与する酵素系 | ||
【3】 | 薬物代謝に関与する酵素と反応機構(2):還元反応に関与する酵素系 | ||
【4】 | 薬物代謝に関与する酵素と反応機構(3):加水分解反応、抱合反応に関与する酵素系 | ||
【5】 | 薬物代謝に関与する酵素と反応機構(4):腸内細菌の酵素系 | ||
【6】 | 薬物代謝の個体差と遺伝的多型 | ||
【7】 | 薬物代謝の年齢差、性差、人種差、種差 | ||
【8】 | 薬物代謝と薬効・毒性の変化(1):酸化的代謝 | ||
【9】 | 薬物代謝と薬効・毒性の変化(2):還元的代謝 | ||
【10】 | 薬物代謝と薬効・毒性の変化(3):加水分解反応、抱合反応 | ||
【11】 | 薬物相互作用 | ||
【12】 | 病態や栄養による薬物代謝の変動 | ||
【13】 | 薬物代謝と毒性学:薬物アレルギー、臓器障害 | ||
【14】 | 発癌とがん原物質の代謝的活性化 | ||
【15】 | 試験 |
評価方法 |
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試験(定期試験および小試験)、レポート |
教科書 |
薬物代謝学 第2版 東京化学同人 加藤隆一・鎌滝哲也 編 |
参考図書 |
臨床薬物代謝化学 廣川書店 堀江透・横井毅 共著 衛生薬学 第3版 丸善 井村伸正、渡辺烈 共編 |
備考 |
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