徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    物理化学1

科目番号34634担当教員名松尾 亮太単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次1年
授業概要
(授業目的・方針 等)
 薬が化学物質であることを考えますと、化学物質の基本的性質である物質の構造、物質の状態、物質の変化を理解していることが重要となります。特にその中でも物理化学1では「熱力学」の基本的概念を理解することを目的とします。熱力学は経験則に基づく抽象的な理論であるため、取り付きにくい面があります。したがって多くの問題を実際に解法しながら、理解を深められるように授業を進めたいと思います。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】化学結合(化学結合、軌道の混成、分子軌道、共役と共鳴)  
【2】物理化学総論(ファンデルワールスの状態方程式など)  
【3】エネルギー1(仕事、熱)  
【4】エネルギー2(熱力学第1法則)  
【5】エネルギー3(エンタルピー)  
【6】自発的な変化1(熱力学第2法則、エントロピー)  
【7】自発的な変化2(熱力学第3法則)  
【8】自発的な変化3(自由エネルギー)  
【9】物理平衡1(相平衡、状態図)  
【10】物理平衡2(浸透圧、沸点上昇、凝固点降下)  
【11】物理平衡3(平衡定数)  
【12】溶液の化学1(化学ポテンシャル)  
【13】溶液の化学2(イオンの強度、移動)  
【14】溶液の化学3(電解質の活量)  
【15】全体のまとめ  
評価方法
試験、レポート、出席状況を考慮
教科書
岡島光洋著「理系なら知っておきたい化学の基本ノート[物理化学編]」中経出版
西庄重次郎編著「薬学のための物理化学」化学同人
参考図書
適宜配布
備考
全般的に伊藤悦朗が担当しますが、溶液の化学の部分は松尾亮太が担当します。