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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 00009 | 担当教員名 | 北村 美一郎 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 1年〜 |
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授業概要 |
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生物物理学特論(神経科学1)では、薬学研究の目標の一つである精神疾患の病因の解明から治療薬の標的探索およびに治療薬開発に必要な知識と技術(研究手法)を習得することを目的する。とくに本特論では、行動神経学を体系的に学習する。その中でも特に、個体動物の高次脳機能と中枢神経系のミクロなレベルの現象との対応付けに関する論理と実験方法について重点的に学習する。その上で、脳の高次機能障害に関連した疾病の発症機構およびそれらの治療法を学ぶ。講義、演習および実習を通じて最近の学説も学び、新しい薬物治療戦略についても考察する。本特論を通じて、薬学関連分野の研究者・技術者さらには高度な専門知識を有する薬剤師や治験コーディネーターなどとして医薬関連分野に貢献できる能力の習得をめざす。 |
到達目標 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 行動神経科学序論 | ||
【2】 | 行動学の歴史的背景 | ||
【3】 | 行動に関わる神経基盤 1.運動 | ||
【4】 | 行動に関わる神経基盤 2.感覚 | ||
【5】 | 脳の高次機能 1.記憶・学習 | ||
【6】 | 脳の高次機能 2.動機づけ・情動 | ||
【7】 | 神経回路、神経細胞の研究法 1.電気生理学的方法 | ||
【8】 | 神経回路、神経細胞の研究法 2.イメージング | ||
【9】 | 学習と記憶の行動神経科学 1.非連合学習、連合学習 | ||
【10】 | 学習と記憶の行動神経科学 2.空間学習 | ||
【11】 | 記憶と学習の行動神経科学 1.アンタゴニスト・阻害剤を用いた薬理学的手法 | ||
【12】 | 記憶と学習の行動神経科学 2.ES細胞操作とトランスジェニック動物 | ||
【13】 | 記憶と学習の行動神経科学 3.遺伝子ターゲティングによるジーンノックアウト法 | ||
【14】 | 記憶と学習の行動神経科学 4.特定ニューロンにおける様々な遺伝子制御法の活用 | ||
【15】 | 神経変性と行動異常 |
評価方法 |
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受講態度、演習、輪読およびレポート内容などから評価する。 |
教科書 |
神経科学分野の原著論文・総説および単行本「Memory From Mind to Molecule 2nd ed.」by L. R. Squire & E. R. Kandel(ISBN 978-0-9815194-1-8) |
参考図書 |
備考 |
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桐野 豊、北村美一郎の2名で担当する。 |