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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 00012 | 担当教員名 | 植木 正二 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 1年〜 |
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授業概要 |
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学部で学んだ「放射線科学」をもとにして、薬学分野でも広く利用されている放射線の性質や作用についての理解をさらに深めることを目標とする。 この講義ではまず放射線そのものや、放射線と物質(とくに生体のモデルでもある水溶液)との相互作用の物理的、化学的基礎を詳説する。次に、担当者が主に従事してきたESRを利用した研究からわかった、放射線による生体関連分子への作用につき概説し、最後に放射線の生体への影響や、放射線関連の最近のトピックスにも触れる。 |
到達目標 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 放射化学特論の講義の概要と進め方 | ||
【2】 | 放射線科学の体系、放射線の種類、放射線源(電子線加速器) | ||
【3】 | 放射線源(放射性同位体)、壊変図、放射平衡 | ||
【4】 | 放射線科学における単位とその定義(特に等価線量、実効線量、G値) | ||
【5】 | 放射線と物質との相互作用(特に電子およびγ線、中性子について) | ||
【6】 | 放射線化学反応の基礎過程(一次過程、および二次過程のうち正イオンと電子の反応) | ||
【7】 | 放射線化学反応の基礎過程(二次過程のうち、励起分子およびラジカルの反応) | ||
【8】 | 水の放射線分解(水和電子とOHラジカルの発生、性質) | ||
【9】 | 水溶液の放射線化学(水和電子とOHラジカルの反応) | ||
【10】 | 生体関連分子の放射線化学(アミノ酸、ペプチド、タンパク質について) | ||
【11】 | 生体関連分子の放射線化学(核酸塩基、ヌクレオシド、ヌクレオチド、核酸について) | ||
【12】 | 電子スピン共鳴(ESR)分光法 | ||
【13】 | スピントラッピング法 | ||
【14】 | 放射線と生体 | ||
【15】 | 最近の放射線に関するトピックス |
評価方法 |
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出席、レポート |
教科書 |
特にない。授業ではプリントを配布する。 |
参考図書 |
適宜紹介するが、学部での「放射線科学」の教科書「NEW 放射化学・放射薬品学」(佐治 英郎ら著、廣川書店)も参考になろう。 |
備考 |
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