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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 00020 | 担当教員名 | 北村 美一郎 | 単位 | 1単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 4年 |
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授業概要 |
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薬学は、生物学、有機化学、物理化学、情報科学等の多くの基礎科学を水平方向へ総合化した総合科学である。一方、薬学には垂直方向の総合性もある。薬学は、ヒト個体の病気からの回復さらには健康増進を目的とするが、医薬品の多くは低分子有機化合物であり、また、医薬品の標的の多くもタンパク質分子である。このように分子というミクロなレベルから、ヒト個体やヒトの集団を対象とするマクロなレベルまでを含め、異なる階層を総合化して成り立つ総合応用科学が薬学である。従って、異なる階層の学問的成果を垂直方向に総合化できる力を養成することが、薬学の理解を深めるために重要である。 神経科学は、垂直方向の総合化が重要な基礎科学であり、現在、最も目覚しい進歩を遂げつつある学問分野である。神経科学の幅広い研究領域の中でも、特に学習記憶の仕組みを解明することは急務であり、薬学にとっても著しい貢献が求められる重要な研究分野である。本「生命科学特別講 − 学習・記憶の神経生物学」では、まずは学習記憶の神経生物学的な基礎知識を学び、さらには学習記憶の変容に由来する認知症、薬物依存などの病態、発症機構の解明やその治療薬の開発における薬学の重要性を学習する。また臨床現場で精神神経疾患の治療が実際にどのように進められているかも概観する。これらによって、学習記憶機構に関する神経科学の基礎から応用までを系統的に理解を深めることを目的とする。 |
到達目標 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 序論 | ||
【2】 | 海馬と神経可塑性 | ||
【3】 | 神経可塑性のシナプス機構[C8(3)1-2] | ||
【4】 | 記憶の遺伝学[C9(6)3-3] | ||
【5】 | 側頭葉と陳述記憶、線条体と手続き記憶、扁桃体と情動 | ||
【6】 | 側頭葉と陳述記憶、線条体と手続き記憶、扁桃体と情動 | ||
【7】 | 嗜癖の神経機構、報酬系の学習記憶(薬物依存・乱用)[B(1)4-2,C13(1)1-8,C14(4)1-4] | ||
【8】 | 嗜癖の神経機構、報酬系の学習記憶(薬物依存・乱用)[B(1)4-2,C13(1)1-8,C14(4)1-4] | ||
【9】 | 加齢に伴う記憶障害とその病理[C13(2)1-4,C14(3)6-5] | ||
【10】 | 精神疾患の病態、治療の神経科学的基礎[C13(2)1-5,C14(4)1-1,2,3] |
評価方法 |
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出席・受講態度・レポート・テストなどの結果で評価する。 |
教科書 |
参考図書 |
「Memory: From Mind to Molecules」、Larry R. Squire and Eric R. Kandel、W. H. Freeman |
備考 |
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この科目は、伊藤悦朗、桐野 豊、小西史朗、宋 時栄、得丸博史、冨永貴志、北村美一郎、松尾亮太の8名で担当する。 |