徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    化学B

科目番号00025担当教員名喜納 克仁単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期前期 対象年次1年
授業概要
化学Aでは化学を学ぶ意義、有機化学を学ぶ目的について重点的に解説を行なった。化学Bでは3つの分野について講義する。
(1)無機化学および有機化学をベースに、錯体化学について学ぶ。
(2)mol計算については、実験研究でどの分野でも必要となる最低限についてマスターすることをめざす。
(3)量子化学についてはまずはイメージをつかんでもらいたい。高学年の講義や講座配属にて研究を行なうにあたり、このイメージトレーニングは役にたつであろう。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】mol計算・pH計算 F(4)3-1 化学反応では分子の数(当量)が重要になることを学んだ。それでは実際に我々は薬さじでどれだけの化合物を計り取らないといけないのだろうか?分子の数をグラムに換算する手続きに必要な分子量とmolについて解説する。また、単位の重要性についても解説する。mol計算を理解した上で、溶液のmol濃度計算方法について述べる。log計算を復習し、簡単なpH計算の方法について述べる。この学習項目は、今後どの講座に配属になっても必要となる最低限である。100%理解すること。  
【2】【1】の続き  
【3】【1】の続き  
【4】【1】の続き  
【5】錯体化学 C4(1)4-1,2,3,4,5,6,C4(1)3-5,4-7 錯体化学は中心金属イオン(無機化学)と配位子(有機化学)から成り立っていることを理解する。その際に、配位結合、ドナー原子について解説する。安定度定数や反応性について考慮しながら、錯体化学の最大の特徴であるキレート効果のイメージにふれ、配位子の重要性について解説する。さらに、生体内の錯体と酸化還元反応の関連性に言及し、酸素運搬や薬物代謝、光合成、窒素固定に錯体が関与していることを示す。最後にシスプラチンとブレオマイシンなどの代表的な無機・錯体医薬品について説明する。  
【6】【5】の続き  
【7】【5】の続き  
【8】【5】の続き  
【9】電子雲と共鳴 量子化学を必要とする主な理由は、分子の電子状態とエネルギーを計算することである。波動関数と電子密度、結合性の関係について解説する。またヒュッケル法を用いて具体的に有機化合物のエネルギーを計算し、化学Aでふれた共鳴安定化について理論化を行う。  
【10】【9】の続き  
【11】【9】の続き  
【12】【9】の続き  
【13】【9】の続き  
【14】HOMOとLUMO 量子化学計算から導出されるHOMO-LUMOは、有機化学反応でも強力な道具となりうる。HOMO-LUMOについて解説し、代表例としてディールズアルダー環化反応について述べる。また、生体内への応用について理解する。  
【15】【14】の続き  
評価方法
筆記試験(持ち込み不可、評価の細かい基準は講義中に伝達)
教科書
未定(追って指示する)
参考図書
1;演習 溶液の化学と濃度計算―実験・実習の基礎、丸善、立屋敷 哲
2;集積型金属錯体の科学、化学同人、大川尚士、伊藤翼
3;数学いらずの分子軌道論、化学同人、齋藤 勝裕
4;化学の指針シリーズ 錯体化学、裳華房、佐々木陽一、柘植清志
5;化学の指針シリーズ 量子化学、裳華房、中嶋隆人
6;新版 錯体化学 基礎と最新の展開、講談社サイエンティフィック、基礎錯体工学研究会
備考