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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 00032 | 担当教員名 | 加藤 善久 | 単位 | 1.5単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 3年 |
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授業概要 |
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一般目標:薬物の生体内運命を理解するために、吸収、分布、代謝、排泄の過程に関する基本的知識を修得する。 講義の概要:薬物の生体内動態の過程(吸収、分布、代謝、排泄)は、薬物の薬効や副作用の発現を理解する上で重要となる。また、薬物が薬理効果を発揮する上で、体内動態は他剤併用により大きく変動することがある。従って、その相互作用の要因を把握することが重要である。本講義では、医療および医薬品に関与する高度の薬剤学的知識を修得し、さらに、適正な薬物治療を推進するために、体内動態の各過程で生じる相互作用およびその対処法を習熟することを目的として、基礎から応用までの生物薬剤学を、最近の知見を織り交ぜて講述する。 |
到達目標 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 代謝:薬物代謝様式とそれに関わる酵素、シトクロムP450の構造、性質、反応様式[C13(4)3-3,4] | ||
【2】 | 薬物の酸化、還元、加水分解、抱合反応、薬物代謝酵素の変動要因(誘導、阻害)[C13(4)3-5,6,7] | ||
【3】 | 薬物代謝酵素の変動要因(加齢、SNPsなど)、初回通過効果、肝および固有クリアランス[C13(4)3-7,8,9] | ||
【4】 | 排泄:腎における排泄機構、腎クリアランス[C13(4)4-1,2] | ||
【5】 | 糸球体ろ過速度、腎機能検査、クリアランス比、尿中排泄速度[C13(4)4-3] | ||
【6】 | 胆汁中排泄、腸肝循環と腸肝循環を受ける薬物[C13(4)4-4,5] | ||
【7】 | 唾液・乳汁中への排泄、尿中排泄率の高い薬物[C13(4)4-6,7] | ||
【8】 | 吸収過程における薬物相互作用:複合体形成、トランスポーター[C13(4)1-6]、[C13(4)5-1] | ||
【9】 | 分布過程における薬物相互作用:血漿タンパク結合[C13(4)2-4,5]、[C13(4)5-1] | ||
【10】 | 代謝過程における薬物相互作用:酵素誘導、酵素阻害[C13(4)3-7]、[C13(4)5-1] | ||
【11】 | 排泄過程における薬物相互作用:糸球体ろ過、尿細管分泌、尿細管再吸収[C13(4)4-1]、[C13(4)5-1] | ||
【12】 | 薬動学:薬物動態パラメーター、全身クリアランス、分布容積、生物学的半減期[C13(5)1-1,6,7]、[C13(4)2-5] | ||
【13】 | 薬動学:生物学的利用能の求め方[C13(5)1-2] | ||
【14】 | 線形1-コンパートメントモデル:静脈内単回投与[C13(5)1-3,6]、[C13(4)4-2] | ||
【15】 | 線形1-コンパートメントモデル:経口投与[C13(5)1-3,6,7] |
評価方法 |
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出席状況、授業への取り組み態度、筆記試験及びレポートにより総合的に評価する。 |
教科書 |
「コアカリ対応 薬剤学 補訂版」、川島 嘉明、米谷 芳枝、山本いづみ、丸善 |
参考図書 |
「演習で理解する生物薬剤学」、山本 昌 編、廣川書店 「広義薬物動態学」、掛見 正郎 編、京都廣川書店 「薬と疾病 I.薬の効くプロセス ( 6 )」、日本薬学会 編、東京化学同人 「生物薬剤学 改訂 第2版」、林 正弘・他 編、南江堂 「わかりやすい生物薬剤学 第4版」、辻 彰 編、廣川書店 「薬物動態学」、西垣 隆一郎、丸善 「最新薬剤学」、林 正弘 編、廣川書店 「標準薬剤学」、渡辺 善照、南江堂 「パートナー薬剤学」、寺田 勝英、伊藤 智夫 編、南江堂 |
備考 |
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最近明らかにされている薬物の生体内動態に関与するトランスポーターや薬物代謝酵素、また、微量で活性の高い抗がん剤やバイオ医薬品などの臨床応用例などについても修得できるように講述したい。 |