授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 |
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【1】 | 臨床生化学の序論 C2(3)1-2, C2(3)2-1 生体情報(臨床検査値)の特性として、生体のホメオスターシスやゆらぎを知り、基準値の考え方および臨床検査の意義や役割を理解する。 | | |
【2】 | 尿・便・分泌液・体液の検査 C2(3)2-3, C14(1)2-2, C14(1)2-9 尿検査の種類、尿潜血、血尿、尿のpHなどの病態生理途の関連、尿タンパク質と腎機能の関連、尿糖、尿ケトン体、ケトーシスの意義、尿妊娠反応検査などを学ぶ。 | | |
【3】 | 血液検査と止血・溶血 C2(3)2-3, C14(1)2-5, C14(1)2-7 血液の構成成分。赤血球の検査法と貧血との関連、白血球の分類と白血病との関連、止血に関わる要因、溶血の検査を学ぶ。 | | |
【4】 | 血清タンパク質・含窒素化合物検査と腎機能 C14(1)2-1, C14(1)2-2 体内でのアミノ酸、タンパク質の代謝、尿素・クレアチン・クレアチニン・尿酸の体内動態、これらの検査値が変動する病態や疾患について学ぶ。 | | |
【5】 | グルコース代謝検査と糖尿病 C2(3)2-3, C14(1)2-5 血糖の調節、糖尿病診断の進め方、生理的および薬剤による血糖値変動、インスリン、Cペプチド、グリコヘモグロビンの意義を学ぶ。代表的な血液および血液凝固検査を列挙し、その検査値の異常から推測される主な疾病を挙げることができる。 | | |
【6】 | 酸塩基平衡と水・電解質バランスとその異常 C14(1)2-3, C14(1)2-4, C14(1)2-10 酸塩基平衡の異常と呼吸機能との関連、血液ガスの測定、鉄と鉄代謝マーカーが変動する病態、血清カルシウムなどの体内動態について学ぶ。 | | |
【7】 | 酵素検査 C14(1)2-4, C14(1)2-6 AST・ALTの体内分布とその変動の意義、ALPと骨代謝、γ-GTPと肝機能、LDH・CKと心臓疾患、アミラーゼ・リパーゼと膵疾患、NAGと腎機能の関連などを学ぶ。 | | |
【8】 | 内分泌の調節と異常:脳下垂体・甲状腺・副腎皮質・性腺など C14(1)2-5, C14(1)2-6 ホルモン測定と内分泌疾患、ACTH・コルチゾール、TSH・T3/T4と甲状腺機能、LH・FSH、GH、プロラクチン、AVPと尿崩症の種類、カルシウム調節ホルモン変動と病態の関連などを学ぶ。 | | |
【9】 | 腫瘍マーカー検査 C14(3)2-8 腫瘍マーカーの意味、測定法、臓器組織特異性、診断、治療経過における意義を理解し、AFP・CEA・CA19-9・PSAやその他のマーカーについて学ぶ。 | | |
【10】 | 免疫血清・感染症・炎症マーカーの検査 C14(1)2-5, C14(1)2-6 免疫グロブリンの種類と性状、血清免疫グロブリンが変動する疾患、リウマチ因子、炎症マーカーの変動などの意義を学ぶ。 | | |