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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 00052 | 担当教員名 | 大岡 嘉治 | 単位 | 1.5単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 24カリ3年 |
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授業概要 |
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医薬品を薬効に基づいて適正に使用できるようになることを目的として、アレルギーや自己免疫疾患等の炎症性疾患の病態、その治療に用いられる薬物の歴史、作用メカニズム、最新の治療ガイドラインについて概説する。 |
到達目標 |
アレルギーや自己免疫疾患に関わる治療薬の薬理及び疾患の病態・薬物治療に関する基本的知識を修得する。正常反応と疾患における異常反応を関連付け、疾患の発症メカニズムと病態を理解し、疾患の概念を理解する。疾患に適応のある治療薬の作用メカニズムと、疾患概念、病態を関連付けて理解する[DP5,7]。(知識) |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 免疫学の復習:免疫担当細胞の機能について説明できる。 | 講義 | 復習:課題を解く (30分) |
【2】 | 炎症:炎症やアレルギーの一般的症状、担当細胞および反応機構について説明できる。 | 講義 | 予習:課題を解く(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【3】 | 抗アレルギー薬:抗アレルギー薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用を説明できる。 | 講義 | 予習:課題を解く(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【4】 | 抗炎症薬:抗炎症薬(ステロイド性および非ステロイド性)および解熱性鎮痛薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)および臨床適用を説明できる。 | 講義 | 予習:課題を解く(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【5】 | アレルギー疾患1:アレルギーの分類と代表的な疾患について説明できる。アナフィラキシーについて、その病態と薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 | 講義 | 予習:課題を解く(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【6】 | アレルギー疾患2 気管支喘息とアレルギー性鼻炎について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 | 講義 | 予習:課題を解く(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【7】 | アレルギー疾患3:アトピー性皮膚炎や薬物アレルギーについて、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 | 講義 | 予習:課題を解く(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【8】 | 前半部まとめ | 講義と演習 | 復習:演習プリントを活用する |
【9】 | 自己免疫疾患1:関節リウマチについて、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 | 講義 | 予習:課題を解く(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【10】 | 自己免疫疾患2:全身性自己免疫疾患について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 | 講義 | 予習:課題を解く(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【11】 | 自己免疫疾患3:臓器特異的自己免疫疾患について、治療薬の薬理、およびその病態・薬物治療を説明できる。 | 講義 | 予習:課題を解く(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【12】 | 移植と免疫抑制剤:臓器移植について、拒絶反応および移植片対宿主病(GVHD)の病態(病態生理、症状等)・免疫抑制剤を用いた薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 | 講義 | 予習:課題を解く(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【13】 | 免疫不全症:後天性免疫不全症候群(AIDS)について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、感染経路と予防方法および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 | 講義 | 予習:課題を解く(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【14】 | 貧血:貧血について、治療薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用)、および病態(病態生理、症状等)・薬物治療(医薬品の選択等)を説明できる。 | 講義 | 予習:課題を解く(30分) 復習:課題を解く (30分) |
【15】 | 総合演習 | 講義と演習 | 復習:演習プリントを活用する |
評価方法 |
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定期試験(90%)および課題レポート(10%)により評価する。定期試験は、グーグルクラスルームによりフィードバックする。 |
教科書 |
薬系免疫学(改訂第4版)植田正、前仲勝実 編集、南江堂、 ISBN978-4-524-40351-6 講義プリントを適宜配布する。 |
参考図書 |
薬がみえる vol.2(第2版)、医療情報科学研究所(編集)、メディックメディア、ISBN978-4-89632-585-0 病気がみえる vol.6(第2版)、医療情報科学研究所(編集)、メディックメディア、 ISBN978-4--89632-720-5 分子細胞免疫学(原著第9版)中尾篤人 監訳、エルゼビア・ジャパン、ISBN978-4860349172 |
備考 |
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本科目に関連の強い項目:本講義は、免疫学(2年後期)の内容と関連する。 対応カリキュラム学修目標 D-2-7-1), 2), 3), 4) D-2-9-1), 2), 3) , 4) D-2-10-1), 2), 3), 4) D-2-12-1), 2), 3), 4) DP配分 DP1, DP2, DP3, DP4, DP5, DP6, DP7, DP8, DP9, DP10 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.5, 0.0, 1.0, 0.0, 0.0, 0.0 香川薬学部の10のディプロマポリシーへの寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分(DP1~10の合計が担当科目の単位数となる)。 担当教員:大岡嘉治 オフィスアワー:生体防御学講座・教授室:在室時であればいつでも対応。 実務経験:なし 科目ナンバー:ADPC306L |