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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 00107 | 担当教員名 | 大島 隆幸 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 3 |
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授業概要 |
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微生物などに対する免疫反応において、抗原特異的な抗体の産生は重要な柱の一つである。抗体が持つ抗原特異性を利用した抗原抗体反応は、医学、薬学に限らず様々な自然科学の分野で、物質の定性あるいは定量に広く用いられている。特に医療現場では、疾患の診断や治療のために各種の抗原抗体反応が開発され実用化されている。本実習では、代表的な試験管内抗原抗体反応である沈降反応、標識抗原抗体反応、凝集反応および溶解反応の原理と方法について学び、基本的知識と技能を習得する。一方、微生物に対しては、医療現場において、患者より感染症の原因菌を分離・同定し、菌種に応じた抗菌剤の選択が行われている。そこで本実習では、常在細菌(ブドウ球菌、枯草菌、腸内細菌など)を選択的に増殖させる培地を用いて菌体を分離し、この純化された菌について、グラム染色、生化学的・免疫学的試験、遺伝学的解析によって菌種を同定する方法について学ぶ。 |
到達目標 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | エンザイムイムノアッセイ(1)[C2(3)2-3, C10(2)4-4] | ||
【2】 | エンザイムイムノアッセイ(2)[C2(3)2-3, C10(2)4-4] | ||
【3】 | ゲル内沈降反応(1)[C10(2)4-3] | ||
【4】 | ゲル内沈降反応(2)[C10(2)4-3] | ||
【5】 | 血球凝集反応(1)[C10(2)4-3] | ||
【6】 | 血球凝集反応(2)[C10(2)4-3] | ||
【7】 | 溶血反応 [C10(2)4-3] | ||
【8】 | 細菌実験の諸注意、培地の作製 [C8(4)6-2,3] | ||
【9】 | 細菌の分離・培養 [C8(4)7-2,3] | ||
【10】 | 細菌の観察 [C8(4)7-5] | ||
【11】 | グラム染色法 [C8(4)7-1] | ||
【12】 | 遺伝学的解析による菌種の同定 [C8(4)7-4] | ||
【13】 | 選択培地による細菌種の同定、ディスク法 [C8(4)7-4,5] | ||
【14】 | Ames試験 [C8(4)7-4,5] | ||
【15】 | 総括 |
評価方法 |
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出席状況、実習に取り組む態度、各項目のレポート提出状況、および筆記試験により総合的に評価する。 |
教科書 |
実習書 |
参考図書 |
「薬系免疫学」植田 正、前仲 勝実 編、南江堂 |
備考 |
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担当教員 生体防御学講座 岩田誠、大岡嘉治、竹内一、横田彩 薬事科学講座 丸山徳見、大島隆幸、榊原紀和 |