徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    物理化学3

科目番号00163担当教員名松尾 亮太単位1.5単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2
授業概要
【授業概要】化学物質の変化や溶液中の性質に関する基礎である、反応速度論や化学平衡について学習する。
【一般目標】前半では、物理化学1で学んだ熱力学を発展させ、緩衝溶液および電解質溶液の理論と、電気化学を中心に習得し、問題演習を行う。後半では、医薬品を含む化学物質の変化、特に反応過程を理解するために重要な化学反応速度論の初歩、とくに反応速度に影響を与える因子について習得する。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】モル伝導率と電解質の活量講義および問題演習 
【2】酸と塩基  
【3】緩衝溶液  
【4】弱電解質の溶解性、溶解度積  
【5】化学エネルギーの電気エネルギーへの変換  
【6】標準電極電位と起電力  
【7】問題演習解説1  
【8】化学反応速度  
【9】反応次数と速度定数  
【10】可逆、併発、逐次反応  
【11】触媒反応と酵素反応  
【12】反応速度と温度  
【13】反応速度とpH  
【14】反応速度の理論  
【15】問題演習解説2  
評価方法
期末試験(80%)、出席(20%)
教科書
ベーシック薬学教科書シリーズ3「物理化学」(石田寿昌編、化学同人)
参考図書
物理化学の基礎(柴田茂雄著、共立出版)、基礎薬学「物理化学」(桐野豊編、廣川書店)、基礎物理化学スタディガイド(桐野豊編、廣川書店)、物理化学(上)(生命薬学テキストシリーズ)(桐野豊編、共立出版)
備考
反応速度論に関する講義2回は、桐野豊が担当する。また、原則として毎回練習問題を出題する。なお、log計算などができる関数電卓を用意すること。