徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    生命科学特別講義 

科目番号00164担当教員名伊藤 康一単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次4
授業概要
「基礎から学び直す薬物療法」を合い言葉に、薬物療法に必要な基礎知識の再確認をする。神経科と精神科から代表的な疾患を選び、それらに対する治療法から疾病学、薬理学、機能形態学、生化学などへさかのぼりながら総合的に理解する方法を習得する。
到達目標
1. 医療現場での疾患および薬物療法に関して、医療従事者間での共通言語での相互理解ができる。
2. 患者に疾患および薬物療法に関して説明できる。
3. 患者の質問に対して正しく答えることができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】・学習方法の説明と受講・評価の仕方についての説明
・神経症の薬物療法 C14(4)1-4
講義と質疑教科書72:定義 疫学 発症要因の項を読んでくる。
【2】・不眠症の薬物療法 C14(4)1-4講義と質疑教科書72:抗不安薬、睡眠薬とGABA神経系の関係の項を読んでくる。
【3】・神経症、不眠症の薬物療法に関する質疑応答と患者対 応講義と質疑(一部口頭で行う)【1】【2】の内容を再確認して授業に臨む。
【4】・統合失調症、適切な薬物療法 C14(4)1-3講義と質疑教科書70:定義 疫学 発症要因、病態の項を読んでくる。特にドーパミン神経系の機能形態を予習する。
【5】・うつ病の適切な薬物療法 C14(4)1-3講義と質疑教科書71:定義 疫学 発症要因、病態の項を読んでくる。特にセロトニン神経系の機能形態を予習する。
【6】・統合失調症、うつ病の適切な薬物療法と患者対応講義と質疑(一部口頭で行う)【4】【5】の内容を再確認して授業に臨む。
【7】・認知症、パーキンソン病の適切な薬物療法 C14(3)6-4講義と質疑教科書62,63:定義 疫学 発症要因、病態の項を読んでくる。
【8】・認知症、パーキンソン病の適切な薬物療法に関する質 疑応答と患者対応講義と質疑(一部口頭で行う)【7】の内容を再確認して授業に臨む。
【9】・てんかんの適切な薬物療法 C14(3)6-3講義と質疑教科書61:定義 疫学 発症要因、病態の項を読んでくる。特に活動電位、イオンチャネルの機能を予習する。
【10】・てんかんの適切な薬物療法に関する質疑 応答と患者 対応講義と質疑(一部口頭で行う)【9】の内容を再確認して授業に臨む。
評価方法
課題レポート(60%)および口頭試問(40%)により評価する。
教科書
書籍名 薬物治療学 出版社名 南山堂
著者名 吉尾 隆 他 (編) ISBN 978-4-525-72051-3
参考図書
書籍名 今日の治療薬 2013 出版社名 南江堂
著者名 浦部 晶夫 他(編) ISBN 978-4-524-26925-9
備考
【受講心得】
 受講マナー:授業中は飲食禁止。遅刻厳禁。対話(口頭で反復)重視に授業を進めるので、授業に対して積極的に取り組んでほしい。