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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 00173 | 担当教員名 | 野地 裕美 | 単位 | 1.5単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 3 |
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授業概要 |
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[授業概要]私達の健康を維持するためには、食品から栄養素を摂取する必要があり、安全な食環境を維持することは、私達の健康を守る上で非常に重要な課題である。本講義では、微生物、自然毒、カビ毒などの有害生物による食中毒や食品添加物、農薬、環境汚染物質などの化学物質による食品汚染がヒトの健康に及ぼす影響を学習する。さらに、食品の安全性と食品衛生に関する知識を習得する目的で、食品の生産、製造、加工、流通、保存の過程を通して食品の安全を守るための法制度と化学物質の安全性評価とその規制についても学習する。 [到達目標]食品による健康被害を防ぐために、有害生物や化学物質による食品汚染がヒトの健康に及ぼす影響を説明できる。 |
到達目標 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 食品衛生概論 | 講義 | |
【2】 | 食中毒(1)ー 細菌性食中毒(1) [C11(1)3-1] | ||
【3】 | 食中毒(2)ー 細菌性食中毒(2)・ウイルス性食中毒 [C11(1)3-1,2] | ||
【4】 | 食中毒(3)ー アレルギー性食中毒、自然毒による食中毒(1)[C11(1)3-3] | ||
【5】 | 食中毒(4)ー 自然毒による食中毒(2)[C11(1)3-3] | ||
【6】 | 食物によるアレルギー | ||
【7】 | 食品添加物(1)ー 食品添加物概説 [C11(1)2-6,7] | ||
【8】 | 食品添加物(2)ー 食品添加物各論 [C11(1)2-6,7] | ||
【9】 | 食品の安全性 ー 食品添加物や残留農薬の安全性の確保 [C12(1)3-1,5,6] | ||
【10】 | 食品汚染(1)ー 残留農薬による食品汚染 [C11(1)3-5、C12(1)3-2,3] | ||
【11】 | 食品汚染(2)ー マイコトキシンによる食品汚染 [C11(1)3-4] | ||
【12】 | 食品汚染(3)ー 食品中に生成する有害物質 [C11(1)2-5] | ||
【13】 | 食品汚染(4)ー 有機化学物質による食品汚染 [C11(1)3-5 C12(1)3-3,8 ] | ||
【14】 | 食品汚染(5)ー 無機化学物質による食品汚染 [C11(1)3-5 C12(1)3-2〜4 ] | ||
【15】 | 化学物質による人体影響を防ぐための法的規制 [C12(1)3-7] |
評価方法 |
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定期試験(80%)、授業態度(20%)により評価する |
教科書 |
衛生薬学 第3版、佐藤政男、中川清一他、南江堂、2011年、ISBN978-4-524-40271-7 |
参考図書 |
考える衛生薬学 第4版、平山 晃久 編、廣川書店、2008年、ISBN-978-4-567-47054-4 健康と環境、日本薬学会編、東京化学同人、2008年、ISBN-978-4-567-47054-4 衛生薬学 ―健康と環境―、井村 伸正、渡部 烈 編、丸善、2008年、ISBN978-4-621-07953-9 衛生薬学 ―健康と環境―、新井洋由、早川和一 編、廣川書店、2005年、ISBN-978-4-567-47191-6 |
備考 |
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既に学習している下記SBOの内容をしっかり復習しておくこと。 C8(4)2-1〜5、C10(3)2-4〜8(微生物学1、2 の範囲) C11(3)3-1〜3(衛生化学1の範囲)、C12(2)1-5,6(衛生化学3の範囲) |