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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 00175 | 担当教員名 | 宮澤 宏 | 単位 | 1.5単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 1 |
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授業概要 |
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【授業概要】生物系薬学の基礎となる生化学のうち主にタンパク質と糖質について学習する。 【到達目標】生命現象を分子の挙動として理解することは、老化や疾病を含めたあらゆる生命現象を理解するために重要なことである。生物科学1では、薬学を学ぶ上で必要になる生命現象を理解するために、生体を構成する分子(タンパク質と糖質)の構造と役割についての基礎的知識を修得する。さらに糖質の代謝について学び、生命活動に必要なエネルギー産生における糖質の役割について理解する。 |
到達目標 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 序論:生命を営む細胞の中でのできごとを概観する [C8(4)1-2] | 講義 | |
【2】 | 水:生命の媒体 生命の維持に必要な水の役割を理解する | ||
【3】 | エネルギー:生命活動の源になるエネルギーを理解する[C9(4)2-1] | ||
【4】 | アミノ酸:アミノ酸の構造から性質を理解する [C9(1)3-1] | ||
【5】 | ペプチド:代表的なペプチドの役割を理解する | ||
【6】 | タンパク質(1):タンパク質の主要な性質・機能を理解する[C9(3)1-1] | ||
【7】 | タンパク質(2):タンパク質の高次構造および機能発現の仕方を理解する [C9(3)1-2, C9(3)3-2] | ||
【8】 | タンパク質(3):タンパク質の解析法を理解する [C9(3)4-2,3] | ||
【9】 | 前半のまとめ:中間試験 | ||
【10】 | 糖質(1):単糖の構造、性質、役割を理解する [C9(1)2-1,2] | ||
【11】 | 糖質(2):二糖、ホモ多糖の構造、性質、役割を理解する [C9(2)2-2,3] | ||
【12】 | 糖質(3):へテロ多糖、複合糖質の役割を理解する [C9(2)2-3] | ||
【13】 | 糖質の代謝(1):解糖系について理解する [C9(4)2-2,10] | ||
【14】 | 糖質の代謝(2):糖新生、ペントースリン酸回路を理解する[C9(4)3-2, C9(4)2-9] | ||
【15】 | 糖質の代謝(3):グリコーゲンの代謝および役割を理解する [C9(4)3-1,4,6] |
評価方法 |
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定期試験(80%)、課題レポート・小テスト(10%)、授業態度(10%)により評価する。 |
教科書 |
「マッキー生化学(第4版)」T. McKee, J. R. McKee著、市川厚監修、化学同人、ISBN:4759811902 |
参考図書 |
「NEW生化学」(第2版)堅田利明ら編集、廣川書店、ISBN:4567243420 「ヴォート生化学(第3版)(上・下)D.Voet, J.G.Voet著、東京化学同人、ISBN:4807906070, 4807906089 「分子細胞生物学 第4版」H.Lodish, A.Berkら著、野田春彦、丸山工作ら訳、東京化学同人、ISBN:4807906151 「生化学辞典(第4版)」今堀和友、山川民夫監修、東京化学同人、ISBN:4807906703 |
備考 |
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この教育資料は2年前期生化学2、分子生物学でも用いる。 1年前期に開講される基礎生物学1および基礎生物学2を受講することが望ましい。 生化学の基本を学ぶことになるが、薬学の立場から、病気との関連や創薬のターゲットという観点を常に念頭において学習する。 |