徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    細胞生物学

科目番号00192担当教員名高橋 知子単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次1
授業概要
【授業概要】 
 生物系薬学の基礎となる細胞生物学の発展型内容について学習する。
到達目標
 生命現象を細胞の挙動として理解することは、老化や疾病を含めたあらゆる生命現象を理解するために重要なことである。細胞生物学では、薬学を学ぶ上で必要になる生命現象を細胞と分子レベルで理解するために、生体を構成する細胞の分裂、接着や細胞死について、基礎的知識を修得し、さらに生体の組織形成と調節に関わる幹細胞、分化、細胞間コミュニケーション及び、それらの破綻に関わるがん化、老化の仕組みに関する知識を修得する。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】序論:細胞間シグナル伝達の原理[C9(5)4-1, C9(5)4-3]講義と質疑教科書18章を読んで、理解する。
【2】細胞周期制御系(1)[C8(2)4-1]講義と質疑教科書18章を読んで、理解する。
【3】細胞周期制御系(2)[C8(2)4-1]講義と質疑教科書18章を読んで、理解する。
【4】細胞周期制御系(3)[C8(2)4-2]講義と質疑教科書18章を読んで、理解する。
【5】プログラム細胞死と壊死 [C8(2)4-3]講義と質疑教科書18章を読んで、理解する。
【6】細胞間シグナル伝達:内分泌型伝達、神経型伝達、接触型伝達、パラクライン型伝達。C6(1)4-3講義と質疑教科書16章を読んで、理解する。
【7】受容体(1):イオンチャンネル連結型受容体、酵素連結型受容体。C8(2)2-3, C9(3)3-1,4, C9(5)5-1,3,4, C9(5)4-2講義と質疑教科書16章を読んで、理解する。
【8】受容体(2):G タンパク連結型受容体。C8(2)2-3, C9(3)3-1,4, C9(5)5-2講義と質疑教科書16章を読んで、理解する。
【9】細胞のがん化の機序:前がん遺伝子、がん遺伝子、がん抑制遺伝子、C8(2)4-4,C12(1)2-3,4講義と質疑教科書20章を読んで、理解する。
【10】細胞の寿命と不死化・幹細胞、iPS細胞からの組織形成講義と質疑教科書20章を読んで、理解する。
【11】細胞のつくる社会(1):細胞外マトリックス、コラーゲン, GAG,C8(2)1-1, C8(2)5-2講義と質疑教科書20章を読んで、理解する。
【12】細胞のつくる社会(2):上皮層と細胞間結合、密着結合、接着結合、ギャップ結合。C8(2)1-2, C8(2)5-1講義と質疑教科書20章を読んで、理解する。
【13】細胞のつくる社会(3):細胞間接着因子。C8(2)1-2, C8(2)5-1講義と質疑教科書20章を読んで、理解する。
【14】人体の発生学:外胚葉、内胚葉、中胚葉、発生の異常。講義と質疑配付プリントの復習。
【15】まとめ演習演習プリントの復習。
評価方法
定期試験(80%)、課題レポート・小テスト(10%)、授業態度(10%)により評価する。
教科書
Essential細胞生物学 第3版、B. Albertsら著、中村桂子ら監訳 南江堂、2010年、ISBN-4-315-51730-5
参考図書
備考
1〜5は松尾、6〜10は定本、11〜15は高橋が担当する。