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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 00250 | 担当教員名 | 岸本 泰司 | 単位 | 1単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年 |
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授業概要 |
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生化学・生理学実験を通して実験機器の取り扱い、生体のメカニズム、レポート作成法について学習する。 |
到達目標 |
モル濃度の計算や緩衝液の理論などから溶液の基本的性質を理解し、実際の生理食塩水の調製を行うことで、種々の実験器具・測定装置の用途や使用法を学ぶ。また、モデル細胞を用いた実験と講義から、細胞膜の性質を理解する。さらに、一連の実験を通して、数値データの取り扱い、客観的な図表の作成、論理的な文章(レポート)作成ができるようになる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 各種実験器具の使用法について説明できる。 | 講義と実習 | 教科書該当頁を読む。 |
【2】 | 溶液の濃度計算と調整ができる。F(4)3-1 | 講義と実習 | 教科書該当頁を読む。 |
【3】 | 自由エネルギーと平衡定数の温度依存性、溶液の束一的性質について説明できる。C1(2)3-8, C1(3)1-5 | 講義と実習 | 教科書該当頁を読む。 |
【4】 | 酸・塩基平衡を説明できる。C2(1)1-1 | 講義と実習 | 教科書該当頁を読む。 |
【5】 | 緩衝作用について具体例を挙げて説明できる。C2(1)1-4 | 講義と実習 | 教科書該当頁を読む。 |
【6】 | 化学物質のpHによる分子形、イオン形の変化を説明できる。C2(1)1-6 | 講義と実習 | 教科書該当頁を読む。 |
【7】 | 溶液の水素イオン濃度(pH)を測定できる。C2(1)1-2 | 講義と実習 | 教科書該当頁を読む。 |
【8】 | 溶液のpHを計算できる。 C2(1)1-3 | 講義と実習 | 教科書該当頁を読む。 |
【9】 | 代表的な緩衝液の特徴とその調製法を説明できる。C2(1)1-5 | 講義と実習 | 教科書該当頁を読む。 |
【10】 | 有効数字の概念を説明できる。F(3)1-1 | 講義と演習 | 教科書該当頁を読む。 |
【11】 | 論理的な文章(レポート)作成ができる。F(2)2-4, F(7)4-2 | 講義と演習 | 教科書該当頁を読む。 宿題:課題プリント |
【12】 | 神経系の興奮と伝導の調節機構を説明できる。C8(3)1-1 | 講義と実習 | 教科書該当頁を読む。 レポート作成。 |
【13】 | シナプス伝達の調節機構を説明できる。C8(3)1-2 | 講義と実習 | 教科書該当頁を読む。 レポート作成。 |
【14】 | 細胞内情報伝達に関与する機能分子を、具体例を挙げて説明できる。C9(5)5-1 | 講義と実習 | 教科書該当頁を読む。 レポート作成。 |
【15】 | 実験動物(ミミズ)を解剖し、臓器の配置および形態を観察する。F(5)8-2,3,4 | 講義と実習 | 教科書該当頁を読む。 レポート作成。 |
【16】 | 代表的な細胞および組織を顕微鏡を用いて構造を説明できる。C8(2)1-3 | 講義と実習 | 教科書該当頁を読む。 レポート作成。 |
【17】 | 膜電位、能動輸送について説明できる。C1(3)3-6 | 講義と実習 | 教科書該当頁を読む。 レポート作成。 |
【18】 | Nernstの式が誘導できる。C1(3)3-4 | 講義と実習 | 教科書該当頁を読む。 レポート作成。 |
【19】 | 生物の成り立ちを、分子スケールから1個体までの階層に関係づけて概説できる。F5(1)1-1 | 講義と実習 | 教科書該当頁を読む。 レポート作成。 |
【20】 | 確認テスト | 試験およびその解説 | 確認テストの振り返り。 |
評価方法 |
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定期試験(80%)、課題レポート・課題プリント(20%)により総合的に評価する。 |
教科書 |
生物実習・実習書、機能生物学講座・生物物理学講座 編 |
参考図書 |
バイオ実験イラストレイテッド1 分子生物学実験の基礎、中山広樹、西方敬人著、秀潤社、1995年、ISBN978-4879621481 実験神経生物学、Bオークレー・Rシェーファー著、小原昭作・丸山隆之・長井孝紀監訳、東海大学出版会、1986年、ISBN978-4486009405 |
備考 |
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この実習は、岸本、窪田、小林(卓)、定本、松尾の5名で担当する。 |