徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    生化学2

科目番号00256担当教員名喜納 克仁単位1.5単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次2
授業概要
各種生体内物質を理解し、その生合成および分解反応について理解する。
到達目標
生体内における有機化学物質と化学反応、生体内での位置づけと重要性について理論的に説明できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】酵素と酵素反応を理解する。C3(2)2-1, C9(3)2-1〜3講義と質疑教科書6章をあらかじめ読む。まとめプリントを宿題として解く。
【2】好気的ATP獲得機構についてクエン酸回路を理解する。アセチルCoAの有機化学的側面(教科書未掲載)についても理解する。C9(4)2-3&6講義と質疑教科書9章をあらかじめ読む。まとめプリントを宿題として解く。
【3】好気的ATP獲得機構について電子伝達系を理解する。C9(4)2-4&7&8講義と質疑教科書10章をあらかじめ読む。まとめプリントを宿題として解く。
【4】クエン酸回路と電子伝達系を復習する。演習解説まとめプリントを再度復習する。
【5】生体内に存在する脂質の構造と役割を理解する。C9(1)1-1&2講義と質疑教科書11章をあらかじめ読む。まとめプリントを宿題として解く。
【6】脂質の生合成反応を理解する。C9(1)1-3&4,C9(4)3-7講義と質疑教科書12章(合成)をあらかじめ読む。まとめプリントを宿題として解く。
【7】脂質の生分解反応を理解する。脂肪酸のβ酸化については、有機化学的側面をも理解する。C9(1)1-4,C9(4)2-5講義と質疑教科書12章(分解)をあらかじめ読む。まとめプリントを宿題として解く。
【8】脂質の構造と役割・生合成反応・生分解反応を復習する。演習解説まとめプリントを再度復習する。
【9】アミノ酸の生合成反応と生分解反応を理解する。C9(1)3-2, C9(2)1-1,C9(4)3-8講義と質疑教科書14,15章(アミノ酸)をあらかじめ読む。まとめプリントを宿題として解く。
【10】核酸や含窒素化合物の構造・生合成反応と生分解反応を理解する。C9(2)1-1〜3講義と質疑教科書14,15章(アミノ酸以外)をあらかじめ読む。まとめプリントを宿題として解く。
【11】DNA損傷・突然変異を理解する。※教科書では不十分であるので、参考書13章を元にした解説用プリントを講義中に配付し、教科書代わりとする。C9(2)4-2講義と質疑参考書13章を予習する。まとめプリントを宿題として解く。
【12】アミノ酸・核酸や含窒素化合物の構造・生合成反応と生分解反応、DNA損傷・突然変異を復習する。演習解説まとめプリントを再度復習する。
【13】酵素反応速度論を理解する。C9(3)2-4〜6演習と演習解説教科書6章をあらかじめ読み、関係する数学の項目を復習する。まとめプリントや演習問題を復習する。
【14】各論全体を復習し、理解を確認する。確認試験およびその解説まとめプリントを再度解く。試験問題を復習する。
【15】全生化学反応の中における各論の位置づけを理解する。 C9(4)1-1, C9(4)3-3,C9(4)3-5, C9(1)4-1〜3演習解説まとめプリントを予習復習の段階で解く。
評価方法
定期試験(100%)により評価する。
教科書
マッキー生化学(第4版)、T.McKee, J.R.McKee、化学同人、2010年、ISBN-4759811902
参考図書
化学フロンティア18 ゲノム化学 医学、分子生物学への応用と展開、齋藤烈、杉山弘、中谷和彦、化学同人、2007年、ISBN-4759807486
備考
生化学1、有機化学についてあらかじめ予習しておくこと。実際の講義の際は、有機化学で用いる教科書も携帯する方が望ましい。復習の際には、授業中に提示した参考書を図書館で利用すること。