徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    分析化学1

科目番号00259担当教員名山口 健太郎単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2年
授業概要
物理系薬学の基礎となる定量分析や機器分析の基礎を学習する。
到達目標
今日の医薬品分析は様々であり、その技術体系も多岐にわたっている。本講義ではこれらの分析技術のうち、基本的な定性・容量分析について学び、基本的な薬品分析法について概要を理解する。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】分析化学の基礎 医薬品分析法のバリデーションについて説明できる。日本薬局方収載の重量分析法の原理および操作法を説明できる。
C2(2)2-2,2-3
講義教科書第1章、P104-112を読む。
【2】酸・塩基平衡1 酸・塩基平衡を説明できる。
C2(1)1-1
講義教科書P13-31を読む。
【3】酸・塩基平衡2と緩衡液1 酸・塩基平衡を説明できる。緩衡作用について具体例を挙げて説明できる。代表的な緩衡液の特徴とその調整法を説明できる。
C2(1)1-1,1-4,1-5
講義教科書P13-41を読む。
復習:P18,P31演習問題
【4】緩衡液2 緩衡作用について具体例を挙げて説明できる。代表的な緩衡液の特徴とその調整法を説明できる。
C2(1)1-4,1-5
講義教科書P33-41を読む。
復習:P27,P43演習問題
【5】錯生成・キレート平衡 錯体・キレート生成平衡について説明できる。
C2(1)2-1
講義教科書P45-47を読む。
復習:P47演習問題
【6】沈殿平衡 沈殿平衡(溶解度と溶解度積)について説明できる。
C2(1)2-2
講義教科書P48-53を読む。
復習:P53演習問題
【7】酸化還元平衡 酸化還元電位・酸化還元平衡・分配平衡・イオン交換について説明できる。
C2(1)2-3,2-4,2-5,2-6
講義教科書P54-60を読む。
復習:P60演習問題
【8】無機イオンの定性試験 代表的な 無機イオンの定性反応を説明できる。
C2(2)1-1
講義教科書P69-87を読む。
【9】代表的な医薬品の確認試験 日本薬局方収載の代表的な医薬品の確認試験を列挙し、その内容を説明できる。
C2(2)1-2
講義教科書P87-91を読む。
【10】代表的な医薬品の純度試験 日本薬局方収載の代表的な医薬品の純度試験を列挙し、その内容を説明できる。
C2(2)1-3
講義教科書P91-95を読む。
復習:P94,P96演習問題
【11】容量分析の基礎 日本薬局方収載の容量分析法について列挙できる。
C2(2)2-4
講義教科書P113-120を読む。
復習:P120演習問題
【12】中和滴定1 中和滴定および非水滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。
C2(2)3-1,3-2
講義教科書P124-145を読む。
【13】中和滴定2 中和滴定および非水滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。
C2(2)3-1,3-2
講義教科書P124-157を読む。
復習:P146,P157演習問題
【14】キレート・沈殿滴定 キレート滴定の原理、操作法、および応用例を説明できる。
C2(2)3-3,3-4
講義教科書P159-174、P213-225を読む。
復習:P174,P224演習問題
【15】酸化還元滴定 酸化還元滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。電気滴定(電位差滴定、電気伝導度滴定など)の原理、操作法および応用例を説明できる。
C2(2)3-5,3-6
講義教科書P176-209を読む。
復習:P210演習問題
評価方法
定期試験(70%)、課題レポート・小テストおよび授業態度(30%)により評価する。
教科書
分析化学 コアカリ対応 第3版 前田昌子・今井一洋 編著 丸善出版 ISNB-978-4-621-08437-3
参考図書
薬学分析化学の基礎と応用 第3版 片岡洋行・田和理市 編集 廣川書店 ISBN978-4-567-25621-6
第十六改正日本薬局方・解説書 一般試験法 廣川書店
備考
【オフィス・アワー】
水曜日17時〜18時、それ以外にも適宜、薬学研究棟3階解析化学講座
【備考】 
授業担当者変更予定(川幡正俊)
【受講心得・準備学習等】
講義内でよく出てくるlog,mol,pHの計算を復習しておくこと。十分な予習と講義当日の復習が重要。