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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 00261 | 担当教員名 | 山口 健太郎 | 単位 | 1.5単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 2 |
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授業概要 |
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化学系薬学の有機化学と機器分析化学、および物理系薬学の分析化学における知識と技能を、実習を通して習得する。 |
到達目標 |
近年の分析機器の多様化・高度化はめざましく、医薬品開発の領域においても様々な手法を駆使した多角的な分析が要求されつつある。本実習では、簡単な有機化合物を合成し有機分析に必須とされる各分析機器の原理と取扱や各種スペクトルデータの解析について知識を深めるほか、分子計算化学を通じて分子構造を理論的に解釈することを学ぶ。またレポート作成・プレゼンテーションに必要な各種コンピューターソフトウェアの使用法についてもここで解説する。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | (1) 実験上の諸注意 課題として与えられた化合物の合成法を立案する。反応廃液を適切に処理する方法を学ぶ。 A(3)4-1,4-3, C4(3)1-1,1-2,1-5, C5(1)1-2, C5(2)5-1,5-3 | 講義 | 実習書該当箇所を読む。 |
【2】 | (2)〜(10) 簡単な有機化合物の合成 官能基を他の官能基に変換する有機合成反応を行う。官能基の性質を利用した分離精製を実施する。IUPAC の規則に従って命名する。 C2(3)1-1, C4(3)-1, C5(2)4-1, C5(2)5-1,3 | 実習 | 実習書該当箇所を読む。 実習後:レポート作成 |
【3】 | (11)〜(16) 機器分析1 旋光度測定・円二色性スペクトル・赤外吸収スペクトル・紫外吸収スペクトル 分光スペクトルを測定し、構造との関連を説明する。前処理と適切な取扱いをする。旋光度測定、円二色性スペクトル、赤外吸収スペクトル、紫外吸収スペクトル原理の概略と用途を説明する。実際に測定し、構造上の特徴と関連付けて説明する。 C1(1)3-1, C1(1)3-5, C1(1)3-6, C1(3)3-8, C2(3)1-1,2,3,6 C3(1)1-6, C4(3)-5, C4(4)4-1,2, C4(4)7-1,2,4, C4(4)8-1, C5(2)5-1,3 | 実習 | 実習書該当箇所を読む。 実習後:レポート作成 |
【4】 | (17〜25) 機器分析2 核磁気共鳴スペクトル・質量分析・X線結晶構造解析機器分析を行い、構造との関連を説明する。部分構造を1H-NMRから決定する。マススペクトルを解析する。X線結晶解析を概説する。C1(1)3-5,3-8, C3(1)4-1, C4(4)2-1, 2-5,2-8, C4(4)6-1,6-3,6-7, C4(4)8-1 | 実習 | 実習書該当箇所を読む。 実習後:実習中に作成したデータを解析、レポート作成 |
【5】 | (26)〜(32) 定量分析 酸化還元滴定・酸解離定数の決定 酸化還元滴定の原理と操作法を理解し、日本薬局方収載の代表的な医薬品の容量分析を実施する。溶液の水素イオン濃度(pH)を測定し計算値と比較する。 C2(2)2-1,2-4, C2(2)3-5, C2(2)3-7 | 実習 | 実習書該当箇所を読む。 実習後:実習中に作成したデータを解析、レポート作成 |
【6】 | (33)〜(36) コンピューターソフトウェアを用いたレポート作成と分子計算化学 分子模型、コンピューターソフトなどを用いて化学物質の立体構造を示す。構造異性体と立体異性体について説明する。 C2(2)2-1, C4(1)2-1, C6(2)3-3 | 実習 | 実習書該当箇所を読む。 |
【7】 | (37)〜(40) スペクトル演習(SGD) 機器分析法を用いて、基本的な化合物の構造決定ができ、構造との関連を説明する。 C1(1)3-5, C4(4)1-1, C4(4)8-1 | 実習 | 実習中に作成したデータを解析する。 実習後:レポート作成 |
評価方法 |
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出席(20%)、授業態度(20%)、レポート(60%)により評価する(原則として全日程に出席のこと)。 |
教科書 |
実習指導書 |
参考図書 |
備考 |
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【オフィス・アワー】 質問は、実習中に受け付ける。その他相談は、有機物理化学講座または解析化学講座で随時受け付ける。 【備考】 実習は白衣、保護メガネおよび歩きやすい靴で臨むこと。 【受講心得】 有機化学、分析化学および物理化学の講義を受講していること。 |