徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    薬事関係法規2

科目番号00270担当教員名丸山 徳見単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次6
授業概要
 病院・薬局薬剤師の業務や製薬会社での医薬品開発に係わる諸問題を解決するため、法律の知識を基礎とした問題解決の研究心を醸成する。
到達目標
 薬剤師としての業務を遂行する際に必要な法的知識、薬事に関連する制度について説明できる。また、倫理や義務について、スモールグループで討議し、薬剤師として相応しい態度を身につける。さらに、薬剤師の業務に係わる諸問題を解決するための研究心を醸成し、自立した態度や討論する能力の重要性についても、討議する。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】日本における社会保障制度のしくみを説明できる。C18(2)1-1講義と質疑教科書328〜335ページを読む。
【2】薬剤師に関わる医療法の内容を説明できる。C18(1)2-4講義と質疑教科書298〜303ページを読む。
【3】保険薬剤師療養担当規則および保険医療養担当規則を概説できる。C18(3)3-1前回の復習、講義と質疑教科書308〜313ページ、346〜347ページを読む。
【4】医師法、歯科医師法、保健師助産師看護師法など関連法規と薬剤師の関わりを説明できる。C18(1)2-5講義、演習と質疑教科書314〜327ページを読む。
【5】医療保険の成り立ちと現状を説明できる。C18(2)2-1講義と質疑教科書336〜341ページを読む。
【6】国民の福祉健康における医療保険の貢献と問題点について概説できる。C18(2)2-2講義と質疑教科書342〜345ページを読む。
【7】保険医療と薬価制度の関係を概説できる。C18(2)3-2講義と質疑教科書328〜339ページを読む。薬価制度のレポート
【8】診療報酬と薬価基準について説明できる。C18(2)3-3講義と質疑教科書386〜391ページを読む。
【9】調剤報酬および調剤報酬明細書(レセプト)について説明できる。C18(2)3-3講義と質疑教科書392〜402ページを読む。
【10】医薬品による副作用が生じた場合の被害救済について、その制度と内容を概説できる。C18(1) 2-6講義と質疑教科書196〜203ページを読む。
【11】薬剤師の医療の担い手としての倫理的責任を自覚する。C18(1)1-1講義と質疑、
演習
演習問題を復習する。
【12】医療過誤、リスクマネージメントにおける薬剤師の責任と義務を果たす。C18(1)1-2講義と質疑、
演習
演習問題を復習する。
【13】国民医療費の動向を概説できる。C18(2)3-1講義と質疑、
演習
演習問題を復習する。
【14】研究に必要な独創的考え方、能力を醸成する。A(2)3-1グループ討議、プレゼンの準備プレゼンテーションの
準備、練習
【15】薬剤師と薬学研究(2)研究者に求められる自立した態度を身につける。他の研究者の意見を理解し、討論する能力を身につける。(態度)A(2)3-2、A(2)3-3プレゼンテーション 
評価方法
定期試験(80%)、課題レポート・小テスト(10%)、授業態度(10%)により評価する。
教科書
6年制対応薬剤師国家試験対策マニュアル12「法規•制度•倫理」、ファーマプロダクト、2012年、ISBN-978-4-904624-63-0
参考図書
わかりやすい薬事関係法規・制度(第2版)、木方正他編集、廣川書店、2012年、ISBN-978-4-567-01650-6
備考
参考書は、4年前期薬事関係法規1や5年前期品質管理学で用いたものでよい。