徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    物理学Bb(Physicz Bb)

科目番号00288担当教員名伊藤 悦朗単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期前期 対象年次1年
授業概要
薬学を学ぶ上で必要な物理学の基礎力を身につけるために、物質および物体間の相互作用などに関する基本的知識(とくに熱力学)を修得する。
到達目標
物質および物体間の相互作用などに関する基本的知識は、上級学年で習っていく物理系薬学のみならず薬学全体を理解する上で必要なものである。この物理学Bbでは、熱力学を修得することを目標とする。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】熱と温度1。物質の三態について説明できる。講義と質疑教科書p58-59を読む。課題実施
【2】熱と温度2。温度および熱を表記できる。講義と質疑教科書p60を読む。課題実施
【3】熱と仕事1。仕事および熱の概念を説明できる(熱の仕事当量)。C1(2)2-7講義と質疑教科書p61を読む。課題実施
【4】熱と仕事2。仕事および熱の概念を説明できる(比熱と熱膨張)。C1(2)2-7講義と質疑教科書p62-64を読む。課題実施
【5】気体の法則1。ボイル・シャルルの法則について説明できる。講義と質疑教科書p65-66を読む。課題実施
【6】気体の法則2。理想気体の状態方程式について説明できる。講義と質疑教科書p67-を読む。課題実施
【7】熱、仕事、理想気体の状態方程式のまとめ。これまでのまとめ。C1(2)2-7中間試験教科書第2章のp.67例題3までを復習する。中間試験の復習
【8】実在気体の状態方程式。ファンデルワールスの状態方程式について説明できる。C1(2)1-1講義と質疑教科書p68-69を読む。課題実施
【9】気体の分子運動論。気体の分子運動とエネルギーとの関係について説明できる。C1(2)1-2講義と質疑教科書p70-72を読む。課題実施
【10】熱力学第一法則。熱力学第一法則について式を用いて説明できる。C1(2)2-5講義と質疑教科書p73-74を読む。課題実施
【11】気体の比熱。定容熱容量および定圧熱容量について説明できる。C1(2)2-4講義と質疑教科書p75を読む。課題実施
【12】熱機関。熱機関の効率およびカルノーサイクルについて説明できる。代表的な過程(変化)における熱と仕事を計算できる。C1(2)2-6講義と質疑教科書p76-77を読む。課題実施
【13】熱力学第二法則と第三法則。熱力学第二法則および第三法則について説明できる。C1(2)3-2,4講義と質疑教科書p78を読む。課題実施
【14】エンタルピー、エントロピー。エンタルピーおよびエントロピーについて説明できる。C1(2)2-7,C1(2)3-1講義と質疑教科書p79を読む。課題実施
【15】ギブスの自由エネルギー。自由エネルギーについて説明できる。系、外界、境界について説明できる。C1(2)2-1,C1(2)3-5講義と質疑教科書p80を読む。課題実施
評価方法
中間ならびに期末定期試験(70%)、課題レポート・小テスト(20%)、授業態度(10%)により評価する。
教科書
基礎物理、杉本徹ほか、東京教学社、2010年、ISBN978-4-8082-2058-7
参考図書
適宜紹介
備考
【オフィス・アワー】
水曜日12時15分〜18時、薬学研究棟6階物理化学講座教授室

この教科書は1年後期物理化学1でも参考書として用いる。