徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    物理化学２(Physical Chemistry2)

科目番号10625担当教員名窪田　剛志単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次1年
授業概要
　医薬品の物理的性質を理解するためには、物理化学的な思考•取り扱いは非常に重要である。本講義では、前期の物理学で学んだ基礎的な数学的•物理学的概念を発展•適用し、熱力学、化学平衡、相平衡の理解に導く。
到達目標
　熱力学、化学平衡、相平衡の主要概念を理解し、これらの現象を論理的に説明できる能力を習得する。（知識・理解）
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】気体の状態方程式、物理量、単位について理解し説明できる。C1(2) ��1〜3講義と質疑教科書の当該箇所とまとめプリントを読む。
宿題：課題プリント
【2】気体分子運動論、内部エネルギーについて理解する。C1(2)��1〜3講義と質疑教科書の当該箇所とまとめプリントを読む。
宿題：課題プリント
【3】熱力学第一法則について説明できる。C1(2)��1〜6講義と質疑教科書の当該箇所とまとめプリントを読む。
宿題：課題プリント
【4】熱力学第一法則について説明できる。C1(2)��5〜6
内部エネルギー、エンタルピーについて説明できる。C1(2)��6,7		講義と質疑教科書の当該箇所とまとめプリントを読む。
宿題：課題プリント
【5】内部エネルギー、エンタルピーについて説明できる。C1(2)��7
エントロピーと第二法則について理解し説明できる。C1(2)��1		講義と質疑教科書の当該箇所とまとめプリントを読む。
宿題：課題プリント
【6】エントロピーと第二法則について理解し説明できる。C1(2)��2
エントロピーと第三法則について理解し説明できる。C1(2)��3〜5		講義と質疑教科書の当該箇所とまとめプリントを読む。
宿題：課題プリント
【7】ヘルムホルツの自由エネルギー、ギブズの自由エネルギーについて理解する。C1(2)��1〜4講義と質疑教科書の当該箇所とまとめプリントを読む。
ント
【8】中間試験　化学ポテンシャルについて理解する。C1(2)��1〜4試験と質疑中間試験問題の復習
【9】自由エネルギー変化と化学平衡について理解する。C1(2)��1〜4 講義と質疑教科書の当該箇所とまとめプリントを読む。
【10】相平衡、クラペイロン・クラウジウスの式、二成分系について理解する。C1(2)��1〜3講義と質疑教科書の当該箇所とまとめプリントを読む。宿題：課題プリント
【11】分子間相互作用１
ファンデルワールス力について説明できる。 C1(1)��1
静電相互作用について例を挙げて説明できる。 C1(1)��2
双極子間相互作用について例を挙げて説明できる。 C1(1)��3		講義と質疑教科書の当該箇所とまとめプリントを読む。。
宿題：課題プリント
【12】分子間相互作用２
分散力について例を挙げて説明できる。 C1(1)��4
水素結合について例を挙げて説明できる。 C1(1)��5
電荷移動相互作用について例を挙げて説明できる。 C1(1)��6		講義と質疑教科書の当該箇所とまとめプリントを読む。
宿題：課題プリント
【13】溶液、濃度の表し方、水溶液、束一性について理解する。 C1(2)��1〜4、C1(2)��1,2　 講義と質疑教科書の当該箇所とまとめプリントを読む。
宿題：課題プリント
【14】相、相変化、一成分系について理解する。C1(2)��1〜3講義と質疑教科書の当該箇所とまとめプリントを読む。
宿題：課題プリント
【15】二，三成分系について理解する。C1(2)��1〜3
後半のまとめ		講義と質疑教科書の当該箇所とまとめプリントを読む。
宿題：課題プリント
評価方法
定期試験（80%）および中間試験・小テスト（20%）により総合的に評価する。
定期試験の結果はグーグルクラスルームにてフィードバックする。
教科書
スタンダード薬学シリーズII-2 「物理系薬学 I.物質の物理的性質」、東京化学同人、ISBN: 978-4-8079-1702-0 (この参考書を使う他の講義:生物物理学、物理化学3)
参考図書
ボール 物理化学 第2版、D.W.Ball、化学同人、2015年、ISBN:978-4-7598-1789-8
休み時間の物理化学、 齋藤勝裕・著、講談社サイエンティフィク、2011年、ISBN:978-4-06-155713-0
備考
【オフィス・アワー】水曜日12時15分〜14時 香川薬学部研究棟7階 旧生命物理化学講座
【科目ナンバー】ADPA102L
【実務経験】2002-2005 大村美容専門学校非常勤講(生理解剖学・皮膚科学)、2003−2005 福岡看護専門学校非常勤講師(生化学)
【受講心得】
・各週の講義の前日までに、本シラバスを読み、教科書の該当する箇所を読んでおくこと。
・毎回まとめプリント(授業の要点集)を配布するので、復習を中心によく学習すること。
・講義で配布されたプリントは、学習ポートフォリオ・バインダーなどに入れて保存し、読み返して、復習すること。
・携帯電話はマナーモードに設定し、机の上に置いたり服のポケットなどには入れず、カバンの中にしまうこと。
・授業中の食事は禁止する（飲み物は可）。
【備考】　
・受講の方法
　第一回目の授業までに、シラバスを読んでおく。
　前日までに、教科書を予め読んで（予習）、よく理解できなかったところをマークしておき、当日、講義を聞いて理解す　るように努める。講義を聞いてもよく理解できなかったところ、或いは、講義を聞いて新たに起こった疑問を教師に質問　する。
　授業の日の夜に、復習し、課題（宿題）をやる。翌日まで延ばさない。
【DP配分】　
　DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7
　0 0.9 0 0 0 0.6 0
香川薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分（DP1〜7の合計が担当科目の単位数となる）。