徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    製剤学２（Pharmaceutics 2）

科目番号10701担当教員名石田　志朗単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次3年
授業概要
薬理作用のある化合物は製剤化されて初めて医薬品として使用可能となる。製剤学では、製剤化を行う上での基礎理論、製剤に使用する材料の性質、実際に使用されている製剤とその試験方法、薬物送達システム（DDS）について基礎的知識を習得する。製剤学2では、製剤化と製剤試験方法、生物学的同等性、および薬物送達システム（DDS）について学習する。
到達目標
【一般目標】　E5　製剤化のサイエンス
製剤化の意義と製剤の性質を理解するために、薬物と製剤材料の物性、製剤設計、および薬物送達システムに関する基本事項を習得する。
（１）製剤の性質
薬薬物と製剤材料の物性に関する基本事項を習得する。
（２）製剤設計
製剤の種類、製造、品質などに関する基本事項を習得する。
【到達目標】　
　　　※代表的な医薬品添加物の種類・用途・性質について説明できる。
　　　※製剤化の単位操作、汎用される製剤機械および代表的な製剤の具体的な製造工程について説明できる。
　　　※汎用される容器、包装の種類や特徴について説明できる。
　　　※製剤に関連する試験法を列挙し、説明できる。
　　　※製剤の特性（適用部位、製剤からの薬物放出性など）を理解した上で、生物学的同等性について説明できる。
　　　※DDSの概念と有用性について説明できる。
　　　※代表的なDDS技術を列挙し、説明できる。
　　　※コントロールドリリースの概要と意義について説明できる。
　　　※投与部位ごとに、代表的なコントロールドリリース技術を列挙し、その特性について説明できる。
　　　※コントロールドリリース技術を適用した代表的な医薬品を列挙できる。
　　　※ターゲティングの概要と意義について説明できる。
　　　※投与部位ごとに、代表的なターゲティング技術を列挙し、その特性について説明できる。
　　　※ターゲティング技術を適用した代表的な医薬品を列挙できる。
　　　※吸収改善の概要と意義について説明できる。
　　　※投与部位ごとに、代表的な吸収改善技術を列挙し、その特性について説明できる。
　　　※吸収改善技術を適用した代表的な医薬品を列挙できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】10/1
オリエンテーション：製剤学1との関連性について		講義と解説製剤学1講義内容・試験問題の復習。準備学習時間1.5時間
【2】10/8
（２）製剤設計 �∪什涓修叛什淹邯核�
到達目標：代表的な医薬品添加物の種類・用途・性質について説明できる。
E5(2)��1		講義と質疑
確認テスト		講義YouTubeを視聴、教科書該当部分p218〜226を読む。準備学習時間1.5時間
【3】10/15
（２）製剤設計 �∪什涓修叛什淹邯核�
到達目標：製剤化の単位操作、汎用される製剤機械および代表的な製剤の具体的な製造工程について説明できる。
E5(2)��2		講義と質疑
確認テスト		講義YouTubeを視聴、教科書該当部分p226〜243を読む。準備学習時間1.5時間
【4】10/22
（２）製剤設計 �∪什涓修叛什淹邯核�
到達目標：汎用される容器、包装の種類や特徴について説明できる。
E5(2)��3		講義と質疑
確認テスト		講義YouTubeを視聴、教科書該当部分p244〜248を読む。準備学習時間1.5時間
【5】10/29
（２）製剤設計 �∪什涓修叛什淹邯核�
到達目標：製剤に関連する試験法を列挙し、説明できる。
E5(2)��4		講義と質疑
確認テスト		講義YouTubeを視聴、教科書該当部分p249〜270を読む。準備学習時間1.5時間
【6】11/5
（２）製剤設計 �∪什涓修叛什淹邯核�
到達目標：容器・包装試験法及びその他製剤に関連する試験法を列挙し、説明できる。
E5(2)��4		講義と質疑
確認テスト		講義YouTubeを視聴、教科書該当部分p271〜280を読む。準備学習時間1.5時間
【7】11/12
（２）製剤設計 ��生物学的同等性
到達目標：製剤の特性（適用部位、製剤からの薬物放出性など）を理解した上で、生物学的同等性について説明できる。
E5(2)��1		講義と質疑
確認テスト		講義YouTubeを視聴、教科書該当部分p298〜304を読む。準備学習時間1.5時間
【8】11/19
（３）DDS ��DDSの必要性
到達目標：DDSの概念と有用性について説明できる。E5(3)��1
代表的なDDS技術を列挙し、説明できる。
E5(3)��2		講義と質疑
確認テスト		講義YouTubeを視聴、教科書該当部分p308〜313を読む。準備学習時間1.5時間
【9】11/26
（３）DDS �▲灰鵐肇蹇璽襯疋螢蝓璽�1
到達目標：コントロールドリリースの概要と意義について説明できる。投与部位ごとに、代表的なコントロールドリリース技術を列挙し、その特性について説明できる。コントロールドリリース技術を適用した代表的な医薬品を列挙できる。
E5(3)��1-3		講義と質疑
確認テスト		講義YouTubeを視聴、教科書該当部分p316〜327を読む。準備学習時間1.5時間
【10】12/3
（３）DDS �▲灰鵐肇蹇璽襯疋螢蝓璽�2
到達目標：コントロールドリリースの概要と意義について説明できる。投与部位ごとに、代表的なコントロールドリリース技術を列挙し、その特性について説明できる。コントロールドリリース技術を適用した代表的な医薬品を列挙できる。
E5(3)��1〜3		講義と質疑
確認テスト		講義YouTubeを視聴、教科書該当部分p327〜336を読む。準備学習時間1.5時間
【11】12/10
（３）DDS ��ターゲティング1
到達目標：ターゲティングの概要と意義について説明できる。投与部位ごとに、代表的なターゲティング技術を列挙し、その特性について説明できる。ターゲティング技術を適用した代表的な医薬品を列挙できる。
E5(3)��1〜3		講義と質疑
確認テスト		講義YouTubeを視聴、教科書該当部分p340〜347を読む。準備学習時間1.5時間
【12】12/17
（３）DDS ��ターゲティング2
到達目標：ターゲティングの概要と意義について説明できる。投与部位ごとに、代表的なターゲティング技術を列挙し、その特性について説明できる。ターゲティング技術を適用した代表的な医薬品を列挙できる。
E5(3)��1〜3		講義と質疑
確認テスト		講義YouTubeを視聴、教科書該当部分p347〜357を読む。準備学習時間1.5時間
【13】1/7
（３）DDS �さ杣�改善1
到達目標：吸収改善の概要と意義について説明できる。投与部位ごとに、代表的な吸収改善技術を列挙し、その特性について説明できる。吸収改善技術を適用した代表的な医薬品を列挙できる。
E5(3)��1〜3		講義と質疑
確認テスト		講義YouTubeを視聴、教科書該当部分p362〜367を読む。準備学習時間1.5時間
【14】1/14
（（３）DDS �さ杣�改善2
到達目標：吸収改善の概要と意義について説明できる。投与部位ごとに、代表的な吸収改善技術を列挙し、その特性について説明できる。吸収改善技術を適用した代表的な医薬品を列挙できる。
E5(3)��1〜3		講義と質疑
確認テスト		講義YouTubeを視聴、教科書該当部分p367〜377を読む。準備学習時間1.5時間
【15】1/21
講義全体のまとめ		講義と質疑
確認テスト		講義内容の復習。準備学習時間1.5時間
評価方法
定期試験（50%）、確認テスト（50%）により評価する。確認テストの解説は講義中に行い、グーグルクラスルームにも掲載する。再試験では、試験の成績のみで評価する。
教科書
製剤学1で使用した　製剤化のサイエンス（改訂11版）、寺田勝英、高山幸三編集、ネオメディカル、ISBN978-490-4634-35-6
参考図書
製剤学（改訂7版）、山本昌、岡本浩一、尾関哲也　編集、南江堂、2017年、ISBN978-524-40347-0
備考
【受講心得】
反転講義を行う。講義のYouTubeをグーグルクラスルームに講義前にアップするので、講義前に視聴して予習をすること。講義では、確認テストを行う。テスト後に学生のグループで正答を確認、その後に教員が解説する。講義の中で復習し知識を定着させること。
【オフィス・アワー】
　火曜日17時〜18時、それ以外にも適宜、薬学研究棟5階製剤学講座
【科目ナンバー】
　ADPI307L

【DP配分】
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7
0 0.6 0.1 0.1 0.1 0.1 0
香川薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分（DP1〜7の合計が担当科目の単位数となる）。

【実務経験】なし