徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    エクスペリメントスキル(Experiment Skill)

科目番号10838担当教員名白畑 孝明単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期通年 対象年次1年
授業概要
本授業においては、前期に(1)を、後期に(2)を実施する。
(1) 文理学の中で学ぶ「アカデミック・スキル」を実践する場として、本授業を開講する。本授業の中で用いる教材は1年生前期の科目(物理A, 機能形態学, 薬学数学, 化学A, 応用生物B)で出される課題等とし、チュートリアル形式で演習を中心に進める。なお、本授業には「薬学初年次講座」と呼ばれる選択の補習授業も併設されるので、そちらにも同じように参加することが望ましい。
(2) 薬学における実験の基礎となる実験機器の取り扱い、溶液の作製、データ解析、及び実習内容をまとめる方法について学習する。
到達目標
授業概要の(1)および(2)に対応して、以下の目標を設定する。
(1) 大学教育に必要な基礎的な学習技術(アカデミック・スキル)を身につけ、円滑に大学教育を受けることができる。薬学部での授業に必要な高校までの基礎知識を再確認し、高大接続をシームレスに行なうことができる。
(2) モル濃度の計算や溶液の基本的性質を理解し、実際の生理食塩水の調製を行う(技能、態度)。生理食塩水の調製を通じて、種々の実験器具・測定装置の用途や使用法を学ぶ(技能、態度)。一連の実験を通して、数値データの取り扱い、客観的な図表の作成、実習内容のまとめができるようになる。(技能、態度)

   
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】1~12アカデミック・スキルの実践。
担当者:松尾, 桐山, 植木, 定本, 小林卓,岡田
講義と演習課題を学習する。
予習90分、復習90分
【2】13~15有効数字の概念を説明できる。H(7)①2
担当者:白畑、窪田、桐山、小林。
対面授業と遠隔授業の併用
講義と実習教科書該当頁を読む。予習60分、復習60分。
【3】16~18各種実験器具の使用法について説明できる。溶液の濃度計算と調整ができる。H (5)③1
担当者:白畑、窪田、桐山、小林。
対面授業と遠隔授業の併用
講義と実習教科書該当頁を読む。予習60分、復習60分。
【4】19~21代表的な緩衝液の調製法を説明できる。溶液の水素イオン濃度(pH)を測定できる。C2(2)①3~4
担当者:白畑、窪田、桐山、小林。対面授業と遠隔授業の併用
講義と実習教科書該当頁を読む。予習60分、復習60分。
【5】22~24高濃度塩溶液および生理食塩水の調製ができる。H (5)③1
担当者:白畑、窪田、桐山、小林。対面授業と遠隔授業の併用
講義と実習教科書該当頁を読む。予習60分、復習60分。
【6】25~27実習内容をまとめることができる。H (9)②2
担当者:白畑、窪田、桐山、小林。対面授業と遠隔授業の併用
講義と実習 ,プレゼンテーション教科書該当頁を読む。予習60分、復習60分。
評価方法
授業概要の(1)を50%、(2)を50%として評価する。授業概要(1)はレポート、受講態度などを総合して評価する。授業概要(2)は「達成度評価」 (100%)により総合的に評価する。実習態度、授業態度(50%)は、「達成度評価」の研究(実習)への取り組み、態度で評価します。技能(50%)は、「達成度評価」の創意、工夫や問題解決能力などで、評価します。フィードバックはグーグルクラスルームで行う。
教科書
 授業概要(1) 適宜プリント等の資料を配布する。
 授業概要(2) 教科書:エクスペリメントスキル・実習書、白畑孝明、窪田剛志、桐山賀充、小林卓編
参考図書
バイオ実験イラストレイテッド1 分子生物学実験の基礎、中山広樹、西方敬人著、秀潤社、1995年、ISBN978-4879621481 3630円
       Essential細胞生物学 第3版、B. Albertsら著、中村桂子ら監訳 南江堂、2010年、ISBN-4-315-51730-5 8800円
備考
授業概要(1) 水曜日12:15〜14:00、それ以外にも適宜、各担当教員が所属する講座にて対応します。
授業概要(2) 白畑孝明(薬学研究棟8階製剤学講座、木16:30~17:00)、窪田剛志(同7階生命物理化学講座、月18:00~19:00)、桐山賀充(同7階衛生薬学講座、金16:30~17:00)、小林卓(同5F病態生理学講座(得丸教授室隣)、月~金曜日16~17時。在室中は適宜受け付けます。)まで。

科目ナンバーは、ADPP101S

担当教員の実務経験は担当教員決定後各教員より説明される。

授業概要の(1)は、水曜日1講時、火曜日3講時、金曜日3講時のいずれかに15コマ行う。*日程は後日通知する。
授業概要の(2)は、水曜日3, 4, 5講時に15コマ行う。


授業概要(1) 1~12回は、植木正二、桐山賀充、松尾平、定本久世、小林卓、岡田岳人がそれぞれ2回ずつ担当する。
授業概要(2) 13~27回は、白畑孝明、桐山賀充、窪田剛志、小林卓が担当する。グループ分けなどについて掲示板・学生ポータルサイトで連絡するので、実習開始までに確認しておくこと。なお、本科目は、香川薬学部のカリキュラムの中で最初に開講される実習科目であるため、実習科目を履修する上での心構えについて学ぶ(身だしなみ・態度、予習の必要性(実習内容の事前確認)など)。


授業概要の(1)および(2)に対応して、以下の受講心得を設定する。
(1) 必要な教科書やノート、課題を必ず持ってくること。
(2) 事前に実習書をよく読んで、当日の内容・手順・持ち物・服装などを十分確認しておくこと。積極的に実習・演習に参加すること。携帯電話はマナーモードに設定し、カバンの中にしまうこと。実習室での飲食は禁止する。
授業概要の(1)および(2)に対応して、以下の受講心得を設定する。
(1) 必要な教科書やノート、課題を必ず持ってくること。
(2) 事前に実習書をよく読んで、当日の内容・手順・持ち物・服装などを十分確認しておくこと。積極的に実習・演習に参加すること。携帯電話はマナーモードに設定し、カバンの中にしまうこと。実習室での飲食は禁止する。


【DP配分】
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7
0 0.6 0 0 0 0.6 0.3
香川薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分(DP1~7の合計が担当科目の単位数となる)。