徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    基礎薬学演習3(Seminar in Basic Pharmacy 3)

科目番号11217担当教員名松尾 平単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次2年
授業概要
分析化学3、物理化学3、有機化学2、天然物化学、分子生物学、衛生薬学1、衛生薬学2、治療薬学2、調剤学の演習を実施する。
到達目標
・質量分析法、核磁気共鳴(NMR)スペクトル、および結晶解析の原理とその応用に関する基本的事項を修得する。(知識・理解)
・熱力学と反応速度論に関する基本的事項を修得する。(知識・理解)
・有機化合物の基本骨格となる脂肪族および芳香族化合物の構造、性質、反応性などに関する基本的事項を修得する。(知識・理解)
・医薬品資源としての天然生物活性物質を構造によって分類・整理するとともに、天然生物活性物質の利用に関する基本的事項を修得する。(知識・理解)
・生命情報を担う遺伝子の複製、発現と、それらの制御に関する基本的事項を修得する。(知識・理解)
・保健統計と疫学、および疾病の予防に関する基本的事項を修得する。(知識・理解)
・栄養と食品機能、食品衛生に関する基本的事項を修得する。(知識・理解)
・循環器系・血液・造血器系・泌尿器系・生殖器系に作用する医薬品の薬理および疾患の病態・薬物治療に関する基本的知識を修得し、治療に必要な情報収集・解析および医薬品の適正使用に関する基本的事項を修得する。(知識・理解)
・調剤業務や注射薬の処方設計に必要な基本的事項を修得する。(知識・理解)
など
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】分析化学3に関する内容:質量分析法の原理および応用例を説明できる。など C2(4)③1など  (山口)演習と解説演習範囲の復習
【2】分析化学3に関する内容:核スピンとゼーマン分裂を説明できるようになるなど。 C1(1)③3など  (山口)演習と解説演習範囲の復習
【3】物理化学2に関する内容:希薄溶液の束一的性質について説明できる。など C1(2)⑥1など  (植木)演習と解説演習範囲の復習
【4】物理化学2に関する内容:1次、0次反応について理解するなど。 C1(3)①1など  (植木)演習と解説演習範囲の復習
【5】有機化学2に関する内容:アミン類の基本的性質と反応を列挙し、説明できるなど。 C3(3)⑤1など  (富永昌)演習と解説演習範囲の復習
【6】有機化学2に関する内容:アルデヒド類およびケトン類の基本的な性質と反応を列挙し、説明できるなど。 C3(3)④1など  (富永昌)演習と解説演習範囲の復習
【7】天然物化学に関する内容:医薬品として使われている代表的な天然生物活性物質を列挙し、その用途を説明できる。など C5(2)④1など  (代田)演習と解説演習範囲の復習
【8】天然物化学に関する内容:アルカロイドに分類される生薬由来の代表的な生物活性物質を列挙し、その作用を説明できるなど。 C5(2)①5など  (代田)演習と解説演習範囲の復習
【9】分子生物学に関する内容:ヌクレオチドと核酸(DNA, RNA)の種類、構造、性質を説明できる。など C6(2)⑤1など  (小林)演習と解説演習範囲の復習
【10】分子生物学に関する内容:DNAの転写翻訳について学ぶなど。 C6(4)④1など  (小林)演習と解説演習範囲の復習
【11】衛生薬学1に関する内容:健康と疾病の概念の変遷と、その理由を説明できる。など D1(1)①1など  (野地)演習と解説演習範囲の復習
【12】衛生薬学1に関する内容:疾病の予防について、一次、二次、三次予防という言葉を用いて説明できるなど。D1(2)①1など  (野地)演習と解説演習範囲の復習
【13】衛生薬学2に関する内容:五大栄養素を列挙し、それぞれの役割について説明できるなど。 D1(3)①1など  (竹内)演習と解説演習範囲の復習
【14】衛生薬学2に関する内容:タンパク質の消化と吸収のプロセスを理解できるなど。 D1(3)①2など  (竹内)演習と解説演習範囲の復習
【15】治療薬学2に関する内容:便秘・下痢について、治療薬の薬理、および病態・薬物治療を説明できるなど。 E2(4)②7など  (得丸)演習と解説演習範囲の復習
【16】治療薬学2に関する内容:不整脈およびその関連疾患の治療薬の薬理を説明できるなど。 E2(2)①1など (山田)演習と解説演習範囲の復習
【17】調剤学に関する内容:調剤や医薬品情報の基本的事項について説明できる。 F(1)③1など「調剤学」で学習するSBO(中妻)演習と解説演習範囲の復習
【18】調剤学に関する内容:調剤や医薬品情報の基本的事項について説明できる。 F(1)③1など「調剤学」で学習するSBO(飯原)演習と解説演習範囲の復習
評価方法
筆記試験(100%)にて評価する。

定期試験・随時の試験に対する解答、レポートに対する解説・講評等は、学生ポータルサイトの「授業のお知らせ」またはグーグルクラスルーム、廊下の掲示等でフィードバックする。
教科書
適宜プリント等の資料を配布する。
参考図書
特になし。
備考
担当者:山口健太郎(1, 2)、植木正二(3, 4)、富永昌英(5, 6)、代田修(7, 8)、小林隆信(9, 10)、
野地裕美(11, 12)、竹内一(13, 14)、得丸博史(15)、山田麻紀(16)、中妻章(17)、飯原なおみ(18)

【受講心得】
講義で使用した教科書やノートを参照しながら、演習の復習をしっかり行うこと。

【オフィス・アワー】
松尾 木曜日 16時~18時 それ以外にも適宜。薬学研究棟5階 薬物治療学講座
その他の教員…各指導教員の時間

【科目ナンバー】
ADPP203S

【備考】
詳細な予定は後日通知する。演習回数は変更することがあるが、トータルで最低10回の演習を行う。

【DP配分】
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7
0 0.3 0.2 0.2 0.1 0.2 0
香川薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分(DP1~7の合計が担当科目の単位数となる)。

【実務経験】飯原‥1983年 財団法人 香川県薬剤師会
         1983年~1984年 厚生農業協同組合連合会 屋島総合病院
         1984年~2005年 香川大学医学部(元 香川医科大学)附属病院