徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    医療コミュニケーション学(Introduction of Medical Communication)

科目番号11427担当教員名原田 耕太郎単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2年
授業概要
医療行為が成立するには、多くの場合、患者が医療従事者の示す治療計画を受容し実行することが不可欠だが、それを成し得るためには、医療従事者が患者と適切なコミュニケーションをとる必要がある。そこで、対人コミュニケーションの基本的事項を、医療場面を念頭において講じる。
到達目標
医療場面におけるコミュニケーションを念頭に置き、コミュニケーションの理解と改善のための視点を修得し、実践していく上でのアイデアを見出すことができるようになる。
【知識】コミュニケーションに関する基本的事項を理解する。
【態度】よりよいコミュニケーションのために自分のコミュニケーションを反省し、改善策を考える。
【技能】改善策に基づいた適切なコミュニケーションができるようになる。
【思考・判断】自他のコミュニケーションを評価する枠組みを身につける。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション・コミュニケーションの基礎(1)
主にコミュニケーションの基本的要素について説明する。
A(3)①1〜9
講義(一斉講義)コミュニケーションの意義、基本要素、類型、過程、評価に関して、講義内容を踏まえて自らの言葉で説明できるようにする。(目安90分)
【2】コミュニケーションの基礎(2)
主に言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケーションの特徴について説明する。
A(3)①1〜9
講義(一斉講義)コミュニケーションの意義、基本要素、類型、過程、評価に関して、講義内容を踏まえて自らの言葉で説明できるようにする。(目安90分)
【3】コミュニケーションの基礎(3)
主にコミュニケーションに歪みが生じる要因について説明する。
A(3)①1〜9
講義(一斉講義)コミュニケーションの意義、基本要素、類型、過程、評価に関して、講義内容を踏まえて自らの言葉で説明できるようにする。(目安90分)
【4】説得的コミュニケーション(1)
説得と態度変容の概要について説明する。
A(3)①4,5
講義(一斉講義)説得的コミュニケーションの意義、説得の規定因、説得に関する理論に関して、講義内容を踏まえて、説明できるようにする。(目安90分)
【5】説得的コミュニケーション(2)
主に送り手の要因とメッセージの要因について説明する。
A(3)①1〜9
講義(一斉講義)説得的コミュニケーションの意義、説得の規定因、説得に関する理論に関して、講義内容を踏まえて、説明できるようにする。(目安90分)
【6】説得的コミュニケーション(3)
主に恐怖アピールについて説明する。
A(3)①1〜9
講義(一斉講義)説得的コミュニケーションの意義、説得の規定因、説得に関する理論に関して、講義内容を踏まえて、説明できるようにする。(目安90分)
【7】説得的コミュニケーション(4)
主に説得の諸理論について説明する。
A(3)①1〜4
講義(一斉講義)説得的コミュニケーションの意義、説得の規定因、説得に関する理論に関して、講義内容を踏まえて、説明できるようにする。(目安90分)
【8】反発する心理(1)
主に心理的リアクタンスについて説明する。
A(3)①1〜9
講義(一斉講義)反発する心理について、心理的リアクタンス、防衛機制、攻撃行動の観点から説明できるようにする。(目安90分)
【9】反発する心理(2)
主に心理的リアクタンスについて説明する。
A(3)①1〜9
講義(一斉講義)反発する心理について、心理的リアクタンス、防衛機制、攻撃行動の観点から説明できるようにする。(目安90分)
【10】反発する心理(3)
主に防衛機制について説明する。
A(3)①1〜9
講義(一斉講義)反発する心理について、心理的リアクタンス、防衛機制、攻撃行動の観点から説明できるようにする。(目安90分)
【11】反発する心理(4)
主に防衛機制について説明する。
A(3)①1〜9
講義(一斉講義)反発する心理について、心理的リアクタンス、防衛機制、攻撃行動の観点から説明できるようにする。(目安90分)
【12】他者への影響力を高めるコミュニケーション(1)
主に権威者による指示と服従について説明する。
A(3)①1〜9
講義(一斉講義)社会的勢力、自己呈示、自己開示、傾聴などを用いたコミュニケーションの特徴や効果について、説明できるようにする。(目安90分)
【13】他者への影響力を高めるコミュニケーション(2)
主に社会的勢力について説明する。
A(3)①1〜9
講義(一斉講義)社会的勢力、自己呈示、自己開示、傾聴などを用いたコミュニケーションの特徴や効果について、説明できるようにする。(目安90分)
【14】他者への影響力を高めるコミュニケーション(3)
主に自己呈示について説明する。
A(3)①1〜9
講義(一斉講義)社会的勢力、自己呈示、自己開示、傾聴などを用いたコミュニケーションの特徴や効果について、説明できるようにする。(目安90分)
【15】他者への影響力を高めるコミュニケーション(4)
主に対人関係の発展という観点から自己開示と傾聴について説明する。
A(3)①1〜9
講義(一斉講義)社会的勢力、自己呈示、自己開示、傾聴などを用いたコミュニケーションの特徴や効果について、説明できるようにする。(目安90分)
評価方法
おおむね、試験(90%)、平常点(5%)、その他(5%)により評価する。
教科書
自作した講義資料を提示する。
参考図書
インターパーソナルコミュニケーション 深田博己 北大路書房
薬剤師・薬学生のための実践医療コミュニケーション学Q&A 町田いづみ じほう
服薬援助のための医療コミュニケーションスキル・アップ 町田いづみ じほう 
備考
復習においては、講義内容と自分の体験等とを重ね合わせる等して、講義内容の理解が定着するよう努力が必要です。
【クラスコード】
 veraefv

【受講心得】
 受講する際の常識的なマナーを順守すること。

【オフィス・アワー】
 水曜日15:00~16:00 中央研究棟4階 原田研究室

【備考】 
 コミュニケーション能力および自己表現能力を身につけるための教育である。

【DP配分】
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7
0.3 0 0 0 0.2 0.3 0.2
香川薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分(DP1~7の合計が担当科目の単位数となる)。