徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    基礎薬理学(Basic Pharmacology)

科目番号11523担当教員名得丸 博史単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2年
授業概要
薬理学は、薬物の作用点を知り、薬物治療に至るまでの作用機序を理解する学問である。薬理学の理解には、①化学物質である薬の理解だけでなく、②分子レベルと細胞レベルで身体のしくみを理解する必要がある。本講義では、自律神経系および体性神経系に作用する薬物の性質、作用点、作用機序について取り扱う。配布プリントはポイントをわかりやすくまとめたものなので、復習や試験対策に活用してほしい。
到達目標
薬剤師として医薬品の適正な使用を指導できるようになるために、薬物・生理活性物質に関する基本的知識、生体との相互作用に関する基本的事項を修得し(知識)、その知識をわかりやすく説明できるようになる。具体的には、自律神経系・体性神経系の構造・機能を理解し、そこに作用する薬物の種類、特性、作用点、作用機序について説明できるようになる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】薬理学総論:
①薬理学の定義、②薬理作用の分類、③薬物の体内動態、④薬物の作用様式と用量依存性、⑤競合的拮抗と非競合的拮抗 E1(1)①1,2,6、E1(1)①6, E1(4)1,2
一斉講義形式新しい用語が数多く出てくるので、それぞれの意味を説明できるようにする。
【2】薬理学総論:
①薬理学の定義、②薬理作用の分類、③薬物の体内動態、④薬物の作用様式と用量依存性、⑤競合的拮抗と非競合的拮抗 E1(1)①1,2,6、E1(1)①6, E1(4)1,2
一斉講義形式講義前の疑問点を解決できたか確認し、できていない場合は、テキストを読み解決すること。
【3】薬物の作用点:
①細胞膜受容体の分類、②受容体が刺激あるいは遮断された場合の生理反応、③薬物の作用発現に関連する代表的な細胞内情報伝達系、④薬物の主作用と副作用 C6(6)②1~5, C7(2)①1,2, E1(1)①3~5, E1(4)1,2
一斉講義形式講義前の疑問点を解決できたか確認し、できていない場合は、テキストを読み解決すること。
【4】薬物の作用点:
①細胞膜受容体の分類、②受容体が刺激あるいは遮断された場合の生理反応、③薬物の作用発現に関連する代表的な細胞内情報伝達系、④薬物の主作用と副作用 C6(6)②1~5, C7(2)①1,2, E1(1)①3~5, E1(4)1,2
一斉講義形式講義前の疑問点を解決できたか確認し、できていない場合は、テキストを読み解決すること。。
【5】末梢神経系の構造と機能:
①神経系、感覚器を介するホメオスタシスの調節機構、②神経細胞の興奮と伝導、シナプス伝達の調節機構、③循環器系(心臓と動脈系)、平滑筋収縮のしくみ、④血圧の調節機構、⑤自律神経系による筋収縮の調節機構 C7(1)④2、C7(1)⑦1,2, C7(2)①1~4, C7(2)⑤1
一斉講義形式講義前の疑問点を解決できたか確認し、できていない場合は、テキストを読み解決すること。
【6】末梢神経系の構造と機能:
①神経系、感覚器を介するホメオスタシスの調節機構、②神経細胞の興奮と伝導、シナプス伝達の調節機構、③循環器系(心臓と動脈系)、平滑筋収縮のしくみ、④血圧の調節機構、⑤自律神経系による筋収縮の調節機構 C7(1)④2、C7(1)⑦1,2, C7(2)①1~4, C7(2)⑤1
一斉講義形式講義前の疑問点を解決できたか確認し、できていない場合は、テキストを読み解決すること。
【7】自律神経系に作用する薬物 (1):
①交感神経系に作用する薬物、②アドレナリン作動性シナプスにおける化学伝達、③アドレナリン作動薬、④交感神経遮断薬 E2(1)①1
一斉講義形式講義前の疑問点を解決できたか確認し、できていない場合は、テキストを読み解決すること。
【8】自律神経系に作用する薬物 (1):
①交感神経系に作用する薬物、②アドレナリン作動性シナプスにおける化学伝達、③アドレナリン作動薬、④交感神経遮断薬 E2(1)①1
一斉講義形式講義前の疑問点を解決できたか確認し、できていない場合は、テキストを読み解決すること。
【9】 
自律神経系に作用する薬物 (2):
①副交感神経系に作用する薬物、②コリン作動性シナプスにおける化学伝達、③コリン作動薬、④コリンエステラーゼ阻害薬、⑤抗コリン薬 E2(1)①2
一斉講義形式講義前の疑問点を解決できたか確認し、できていない場合は、テキストを読み解決すること。
【10】自律神経系に作用する薬物 (2):
①副交感神経系に作用する薬物、②コリン作動性シナプスにおける化学伝達、③コリン作動薬、④コリンエステラーゼ阻害薬、⑤抗コリン薬 E2(1)①2
一斉講義形式講義前の疑問点を解決できたか確認し、できていない場合は、テキストを読み解決すること。
【11】自律神経系に作用する薬物 (3):
自律神経節遮断薬 E2(1)①3
一斉講義形式講義前の疑問点を解決できたか確認し、できていない場合は、テキストを読み解決すること。
【12】体性神経系に作用する薬物 (1):
①骨格筋収縮のしくみ、②末梢性筋弛緩薬、③中枢性筋弛緩薬
C7(2)①4, E2(1)2-2
一斉講義形式講義前の疑問点を解決できたか確認し、できていない場合は、テキストを読み解決すること。
【13】体性神経系に作用する薬物 (2):
①神経興奮の伝導、②局所麻酔薬
C7(2)①1、C7(2)①4、E2(1)②1
一斉講義形式講義前の疑問点を解決できたか確認し、できていない場合は、テキストを読み解決すること。
【14】末梢神経系に関する疾患:
①進行性筋ジストロフィー、ギラン・バレー症候群、②重症筋無力症
E2(1)②4
一斉講義形式講義前の疑問点を解決できたか確認し、できていない場合は、テキストを読み解決すること。
評価方法
評価は定期試験(95%)と授業態度・課題レポート(5%)
教科書
薬がみえる vol.1 メディックメディア、ISBN-978-4-89632-549-2(3600円 + 税)
参考図書
NEW薬理学(改訂第7版)田中千賀子/加藤隆一/成宮周(編集)南江堂ISBN-978-4-524-26175-8(本体8,800円 + 税)
処方がわかる医療薬理学(2018-2019)中原保裕 学研 ISBN-978-4-7809-1322-4(本体3,400円 + 税)
備考
【オフィス・アワー】
火~木の16時以降(5階教授室)としますが、それ以外の時間でもできる限り対応致します。
【クラスコード:4zzdnxn 】

【DP配分】
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7
0 0.6 0 0.1 0.1 0.1 0.1
香川薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分(DP1~7の合計が担当科目の単位数となる)。