徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    医薬品情報学(Drug Informatics)

科目番号11535担当教員名飯原　なおみ単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次2年
授業概要
　医薬品は情報と一体となってはじめて効力を発揮する。本授業では、医薬品情報や患者情報について学び、医薬品情報を「使う・伝える」力を身につけることを一般目標とする。
到達目標
�｜亮院瞥�解）：医薬品情報ならびに医薬品安全対策の特徴、さらに患者情報の特徴について説明できる。医療上の問題を解決するための手法である、EBM（Evidence Based Medicine）、POS（Problem Oriented System）の特徴について説明できる。
��態度（関心・意欲）：医薬品に関する様々な情報に関心をもつことができる。また、医薬品や医療に関する社会的仕組みやこれらに関する報道に関心をもつことができる。
�５伺宗壁集宗法О緻�品情報や論文、ガイドラインを検索できる。
�せ弭諭θ獣如О緻�品を適正に使用する上での課題が何かについて思考できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】医薬品の効果と開発過程の情報：医薬品開発で得られる情報の種類と役割
A(1)��4、B(2)��2、E3(1)��1〜3		 講義と質疑教科書・プリントを読み、開発過程の情報について説明できるか確認する。
0.5時間
【2】市販後の情報：医薬品市販後で得られる情報の種類と制度
B(2)��5、E3(1)��4,5		講義と質疑教科書・プリントを読み、市販後の仕組みについて説明できるか確認する。
0.5時間
【3】添付文書とインタビューフォーム：添付文書、医薬品インタビューフォームの位置づけと記載項目
E3(1)��3〜6		講義と質疑教科書・プリントを読み、各種情報の特徴・内容が説明できるか確認する。
1.0時間
【4】医薬品情報源：一次、二次、三次資料の位置づけ、厚生労働省、製薬企業などの発行資料
E3(1)��1,2		講義と質疑教科書・プリントを読み、添付文書情報などの特徴・内容が説明できるか確認する。
1.0時間
【5】医薬品と社会
・社会的仕組みのあり方や薬剤師のあり方について考える。		講義と質疑新聞記事をもとに社会的仕組みやあり方について考える。
1.0時間
【6】医薬品情報の収集と加工（1）：医薬品情報の収集と加工、検索、データベース（添付文書）
A(5)��2〜5、E3(1)��1〜3,5、E3(1)��1		演習と演習解説演習と演習解説 添付文書情報にアクセスし、各項目の内容や医薬品の特徴を理解する。
1.0時間
【7】医薬品情報の収集と加工（2）：医薬品情報の収集と加工、検索、データベース（医中誌）
A(5)��3,5、E3(1)��1〜3		演習と演習解説医中誌の利用の仕方を復習する。
1.0時間
【8】医医薬品情報の収集と加工（3）：医薬品情報の収集と加工、検索、データベース（添付文書や医中誌以外の情報）
A(5)��2〜5、E3(1)��1〜3,5、E3(1)��1		演習と演習解説各種情報、ガイドラインや文献にアクセスし、各種情報の特徴を理解する。
1.0時間
【9】患者情報：患者情報、問題志向型システム（POS）
A(1)��3、E3(2)��1,2、E3(2)��1〜4		講義と質疑演習問題を解く。医薬品安全のあり方について自らの言葉で語ることができるか確認する。
1.0時間
【10】EBM実践のプロセス：EBMのステップ
A(1)��3、E3(1)��1		講義と質疑演習問題を解く。
1.0時間
評価方法
定期試験（90%）、小テスト・授業態度（10%）により評価する。
教科書
薬剤疫学への招き−医薬品の適正使用を目指して−、高田充隆、飯原なおみ、小竹武、京都廣川書店、ISBN-978-4-901789-31-8
参考図書
医薬品の安全性と法、鈴木利廣・水口真寿美・関口正人・編著、エイデル研究所、ISBN-978-4-87168-550-4
備考
【受講心得】
医薬品情報やガイドラインなどに関心をもち、パソコンを使って日常的に検索するように心がけること。また、医薬品に関係する各種報道に関心をもつこと。
【オフィス・アワー】
水曜日 14時〜16時（岡田）、金曜日16時25分〜17時55分（飯原）、それ以外にも適宜、薬学実習棟2階医療薬学講座
【備考】
オリジナルな到達目標「社会的仕組みのあり方や薬剤師のあり方について考える」を設定している。
第1〜5,8〜10回は飯原なおみが、第6回は飯原なおみ・岡田岳人が、第7回は矢次斉之（香川キャンパス図書館事務長）・飯原なおみ・岡田岳人が担当する。
【DP配分】
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7
0.2 0 0.2 0.4 0 0.2 0
香川薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分（DP1〜7の合計が担当科目の単位数となる）。
【実務経験】
1983年4, 5月 財団法人 香川県薬剤師会（検査センター）
1983年5, 6月 厚生農業協同組合連合会 屋島総合病院（臨床検査室）
1984年4月〜2005年3月 香川大学医学部（元 香川医科大学）附属病院（薬剤部）