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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 11536 | 担当教員名 | 飯原 なおみ | 単位 | 0.5単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 5年~6年 |
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授業概要 |
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技術の進歩にともなって社会が急速に変化する中、社会の視点から薬剤師の役割について考え、さらに、薬剤師の視点で臨床研究を計画・実行して、社会に対して情報発信することが求められる。本授業では、変貌する社会の課題と薬剤師のあり方について考える力を身につけるとともに、臨床研究の限界を理解して臨床研究結果を適切に解釈する力、臨床研究を立案する力を身につけることを一般目標とする。 |
到達目標 |
①知識(理解):臨床統計や臨床研究デザインの基本用語について説明できる。 ②態度(関心・意欲):臨床試験や臨床研究に関心をもつことができる。 ③技能(表現):臨床試験論文を批判的に読むことができる。 ④思考・判断:臨床試験の限界について考えることができる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 社会の変化と薬剤師 ・後発医薬品とその役割について説明できる。B(3)②3 ・変貌する社会について理解し、薬剤師として取り組むべき事項を提案する。 | 講義と質疑 | 社会の課題と解決策について、自分の意見を整理する。 1.0時間 |
【2】 | 臨床研究の計画立案における注意点: 臨床研究計画上の技法、統計解析上の技法を理解する。 IE3③5 | 講義と質疑 | 臨床研究計画上の技法、統計解析上の技法ついて説明できるか確認する。 1.0時間 |
【3】 | 臨床研究論文の吟味(1):臨床研究のデザインと手法 ・CONSORT声明について説明できる ・臨床研究論文を批判的に読むことができる。 | アクティブラーニング、SGD | 臨床試験論文をCONSORT声明にしたがってあらかじめ読む。グループ討議、プレゼンテーションの準備をする。 5.0時間 |
【4】 | 臨床研究論文の吟味(2):臨床研究結果の解釈 ・臨床研究結果を適切に解釈できる。 | 発表と討論 | 臨床研究論文を吟味する上での要点を整理する。 2.0時間 |
【5】 | 臨床研究の立案: 医療・社会上の課題から臨床研究を模擬的に立案する。 IE3②1、IE3③4 | 講義と質疑 | 課題レポートを作成する。 3.0時間 |
評価方法 |
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課題レポート(90%)、授業態度(10%)により評価する。 |
教科書 |
配布プリント |
参考図書 |
薬剤疫学への招き-医薬品の適正使用を目指して-、高田充隆、飯原なおみ、小竹武、京都廣川書店、ISBN-978-4-901789-31-8 |
備考 |
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【オフィス・アワー】 金曜日16時25分〜17時55分、それ以外にも適宜、薬学実習棟2階医療薬学講座 【備考】 オリジナルな到達目標「変貌する社会について理解し、薬剤師として取り組むべき事項を提案する」「CONSORT声明について説明できる」「臨床研究論文を批判的に読むことができる」「臨床研究結果を適切に解釈できる」を設定している。 事前に指定する臨床論文を読む、アクティブラーニングのスタイルをとる。 1回目の講義は、学外講演会(「香川県ジェネリック医薬品セミナー」2020年1月~2月のいずれかの日曜日に開催予定)への参加とする。ふるさと実習中で参加できない者は申し出ること。 【DP配分】 DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 0.1 0 0.1 0.1 0 0.2 0 香川薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分(DP1~7の合計が担当科目の単位数となる)。 【実務経験】 1983年4, 5月 財団法人 香川県薬剤師会(検査センター) 1983年5, 6月 厚生農業協同組合連合会 屋島総合病院(臨床検査室) 1984年4月~2005年3月 香川大学医学部(元 香川医科大学)附属病院(薬剤部) |