徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    物理学Ａ（Physics A）

科目番号11594担当教員名小林　卓単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期前期 対象年次24カリ1年
授業概要
薬学を学ぶ上で必要な物理学の基礎力を身につけるために、物質および物体間の相互作用などに関する基本的知識（とくに古典力学）を学習する。具体的には、物体に加わる力による運動、また、その運動量や力学的エネルギーの保存則について問題を解きながら理解する。授業内容は、高校で物理を履修していない学生を想定している。
到達目標
物体の運動を理解することは、多数の分子の集団である物質（医薬品など）の特徴を理解するのに便利であり、上級学年で習っていく物理系薬学を理解するのに必要なことである。物理学Ａでは、主に古典力学に関連した以下の各項目を習得目標とする。
[1] 物理系薬学の基礎となる数学的知識、技法を身につける。
[2] 物体に加わる力の種類による運動の違いを式や図で理解して説明できる。
[3] 運動方程式やエネルギー保存則を用いて単一の物体および物体間の振る舞いを決定することができる。[DP5] �｜亮�(理解)
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】物理量の単位と次元、有効数字について理解する講義と演習予習：教科書p.207-215を読む（60分）。
【2】速さ（スカラー量）と速度（ベクトル量）について理解する講義と演習予習：教科書p.216-218、p1-6を読む（60分）。
【3】加速度と等加速度運動について理解する講義と演習予習：教科書p.6-11を読む（60分）。
【4】指数関数を用いた計算、簡単な微分計算ができる講義と演習予習：教科書p.221-223、p227-229を読む（60分）。
【5】前半のまとめの演習演習復習：まとめの演習問題を解き直す（60分）
【6】力について理解する、三角関数を用いた計算ができる講義と演習予習：教科書p.12-14、p219-220を読む（60分）。
【7】運動の第1法則，第2法則を理解する講義と演習予習：教科書p.15-17を読む（60分）。
【8】運動の第3法則、運動方程式を理解する講義と演習予習：教科書p.18-19を読む（60分）。
【9】運動量保存則を理解する講義と演習予習：教科書p.20-24を読む（60分）。
【10】仕事とエネルギー、運動エネルギーについて理解する講義と演習予習：教科書p.25-28を読む（60分）。
【11】位置エネルギー、力学的エネルギー保存則について理解する講義と演習予習：教科書p.29-31を読む（60分）。
【12】投射体の運動と摩擦力について理解する講義と演習予習：教科書p.32-37を読む（60分）。
【13】ばねの運動、等速円運動について理解する講義と演習予習：教科書p.38-41を読む（60分）。
【14】慣性力、単振動について理解する講義と演習予習：教科書p.42-45を読む（60分）。
【15】単振動について理解する講義と演習予習：教科書p.45-48を読む（60分）。
評価方法
試験（70%）、出席（30%）
教科書
基礎物理―第4版―、東京教学社、2023年、ISBN: 978-4-8082-2088-4
参考図書
薬ゼミのわかりやすい薬学基礎本「数学・統計・物理」改定4版、薬学ゼミナール、2022年、ISBN: 978-4910504-44-5（のちほど配布予定）
備考
復習できる課題（問題）を配布しますので、問題を解くことに慣れて行きましょう。
本科目に関連の強い項目
C-2, C-4, C-6
対応カリキュラム学修目標

DP配分
DP1, DP2, DP3, DP4, DP5, DP6, DP7, DP8, DP9, DP10
0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 2.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0
香川薬学部の10のディプロマポリシーへの寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分（DP1〜10の合計が担当科目の単位数となる）。

担当教員：小林卓（5F病態生理学講座・得丸教授室の隣）
オフィスアワー：在室時であればいつでもどうぞ。
実務経験：なし
科目ナンバー：01NS103L