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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 11596 | 担当教員名 | 兵頭 直 | 単位 | 1.5単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 24カリ1年 |
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| 授業概要 |
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| 「数学」に関する基本的知識は、薬学の専門科目の基本となる。物理化学における物質のエネルギーや反応速度の計算（運動方程式・微分積分・ベクトル）、有機化学や生化学における濃度計算や反応速度式（微分積分）、物理薬剤学、生物薬剤学における物質の溶解や分散、薬物の安定性、および薬剤学、薬物動態学における薬物の体内動態解析（指数、対数関数・微分積分）、データ解析に用いられる統計学的手法等、多岐にわたり「数学」が必要となる。本科目では、薬学の基礎としての「数学」について講義する。 |
| 到達目標 |
| 「薬学を学ぶ上で基礎となる数学・統計学に関する基礎的知識を修得し、それらを薬学領域で応用するための基礎的技能を身につける。」(知識･理解) 履修者は上記を目標とする。すなわち、教科書の例題、問題（数学の簡単な計算式から過去の薬剤師国家試験の問題、類題）を予習、講義、復習により、自ら解き、解説出来るようになることである。(知識･理解) [DP5]。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 連分数：薬学で扱う連分数（分母に更に分数が含まれているような分数）について | 講義と演習 | 教科書p1-4を読む。そこに含まれる演習問題を行うホームワークを実施（1時間） |
| 【2】 | 割合・比例計算：薬学で扱う食塩水計算について | 講義と演習 | 教科書p5-8を読む。そこに含まれる演習問題を行うホームワークを実施（1時間） |
| 【3】 | 指数関数と半減期：有効数字の概念を理解した上で指数の基礎計算について | 講義と演習 | 教科書p9-12を読む。そこに含まれる演習問題を行うホームワークを実施（1時間） |
| 【4】 | 指数関数のグラフ：指数関数のグラフの概念を理解した上で、正確なグラフが描ける | 講義と演習 | 教科書p13-16を読む。そこに含まれる演習問題を行うホームワークを実施（1時間） |
| 【5】 | 薬学における指数の計算問題：薬学における指数の計算問題について、薬剤師国家試験の出題問題を中心に説明できる | 講義と演習 | 教科書p17-20を読む。そこに含まれる演習問題を行うホームワークを実施（1時間） |
| 【6】 | 対数とその性質：対数の基本的定義および性質について説明できる | 講義と演習 | 教科書p21-24を読む。そこに含まれる演習問題を行うホームワークを実施（1時間） |
| 【7】 | 対数計算：常用対数および自然対数の計算が正確にできる | 講義と演習 | 教科書p25-32を読む。そこに含まれる演習問題を行うホームワークを実施（1時間） |
| 【8】 | 対数関数のグラフ：対数関数のグラフの概念を理解した上で、正確なグラフが描ける | 講義と演習 | 教科書p33-36を読む。そこに含まれる演習問題を行うホームワークを実施（1時間） |
| 【9】 | 対数・指数とpH, pKa, pKb：指数・対数関数の応用としての薬学で扱うpHの計算が正確にできる | 講義と演習 | 教科書p37-40を読む。そこに含まれる演習問題を行うホームワークを実施（1時間） |
| 【10】 | 対数の薬学への応用：薬物の分解反応に見られる半減期に関する問題を正確に理解できる | 講義と演習とプレゼンテーション | 教科書p41-44を読む。そこに含まれる演習問題を行うホームワークを実施（1時間） |
| 【11】 | 薬学で扱う関数のグラフ：薬学で扱う１次関数、分数関数および指数関数等のグラフについて正確に理解できる | 講義と演習とプレゼンテーション | 教科書p57-70を読む。そこに含まれる演習問題を行うホームワークを実施（1時間） |
| 【12】 | 微分の定義：薬学で扱う微分の概念およびその応用について正確に理解できる | 講義と演習とプレゼンテーション | 教科書p71-74を読む。そこに含まれる演習問題を行うホームワークを実施（1時間） |
| 【13】 | 微分：薬学で扱う微分と応用としての反応速度について正確に理解できる | 講義と演習とプレゼンテーション | 教科書p75-90を読む。そこに含まれる演習問題を行うホームワークを実施（1時間） |
| 【14】 | 積分の定義：薬学で扱う積分の概念およびその応用としての血中濃度時間曲線下面積について正確に理解できる | 講義と演習とプレゼンテーション | 教科書p91-106を読む。そこに含まれる演習問題を行うホームワークを実施（1時間） |
| 【15】 | 微分方程式：微分方程式の概念を正確に把握し、およびその応用としての反応速度式、半減期について正確に理解できる | 講義と演習とプレゼンテーション | 教科書p107-118を読む。そこに含まれる演習問題を行うホームワークを実施（1時間） |
| 評価方法 |
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| 定期試験（80％）、授業態度（20％）により評価する。 定期試験、随時試験に対する解答、レポートに対する講評や解説等を、学生ポータルサイトの授業のお知らせ、グーグルクラスルームや掲示板等でフィードバックする。 |
| 教科書 |
| 教科書：わかりやすい薬学系の数学入門、安西和紀、高城徳子、田村栄一、豊田実司、講談社、ISBN：978-4-06-153699-9 |
| 参考図書 |
| 薬学生のための数学基礎講座、山下晃代、評言社、ISBN：978-4-82-820354-6 わかりやすい薬学系の数学演習、小林 賢, 熊倉 隆二, 岩崎 祐一、講談社、ISBN：978-4-06-156319-3 |
| 備考 |
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| 講義毎に課題が課される。 本科目に関連の強い項目 物理化学1、物理化学2、物理化学3、分析化学1、分析化学2、分析化学３、薬物動態学、物理・分析化学実習、薬剤学実習 対応カリキュラム学修目標 DP配分 DP1, DP2, DP3, DP4, DP5, DP6, DP7, DP8, DP9, DP10 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 1.5, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0 香川薬学部の10のディプロマポリシーへの寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分（DP1〜10の合計が担当科目の単位数となる）。 担当教員：兵頭 オフィスアワー：金曜日、16：25〜17：55、それ以外適宜対応可。香川薬学研究棟3階解析化学講座。 実務経験：なし 科目ナンバー：ADPS112L |