徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    症候学（Symptomatology）

科目番号11600担当教員名川添　哲嗣単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次4年
授業概要
患者の様々な訴えや身体所見を薬剤師が聞き取ったあと、その症状に対して何を指導することが最適なのかを学ぶ。受診勧奨の必要性、副作用の可能性、治療薬候補となる薬品の列挙ができるようになるために必要な基礎知識を修得する。
到達目標
●第１段階：患者の様々な訴えや身体所見から病態を把握して疾患を推論し、受診勧奨につなげられるようになるために必要な情報入手先や情報入手方法について学習する。（知識・理解）
●第２段階：第１段階＋その症状が薬剤性副作用である可能性を想定し、原因薬剤候補を列挙できるようになる。（知識・理解）
●第３段階：第２段階＋その症状に対して、治療薬として使用する薬剤について、医療用医薬品またはOTC薬を列挙できるようになる。（知識・理解）
●第４段階：第３段階までの知識を統合して、病院・薬局実務実習において適切な服薬指導ができるようになる。（知識・理解・態度・技能）
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】4/5 第１章　症候学概論・薬剤師による臨床判断
A(5)3-1, A(5)3-2, E2(9)1		講義　川添講義内容の復習とまとめ
【2】4/12　第２章３，４　発疹、浮腫
E2(9)3,5, E1(2)1-1, E1(4)1-3, F(3)4-1		講義　川添講義内容の復習とまとめ
【3】4/19　第２章５　嚥下困難・嚥下障害
E2(9)3,5, E1(4)1-3, F(3)4-1		講義　池田講義内容の復習とまとめ
【4】4/26　第２章６　腹痛
E2(9)3,5, E1(4)1-3, F(3)4-1		講義　川添講義内容の復習とまとめ
【5】5/10　第２章７ 悪心・嘔吐
E2(9)3,5, E1(4)1-3, F(3)4-1		講義　川添講義内容の復習とまとめ
【6】5/17　第２章８　下痢・便秘
E2(9)3,5, E1(4)1-3, F(3)4-1		講義　川添講義内容の復習とまとめ
【7】5/24　第２章９　　動悸・心悸亢進の症候を示す疾患
E2(9)3,5、E1(2)1-1, E1(4)1-3, F(3)4-1		講義　中妻講義内容の復習とまとめ
【8】5/31　　4/5〜5/24　の復習・演習問題
E2(9)3,5, E1(4)1-3, F(3)4-1		講義　川添講義内容の復習とまとめ
【9】6/7　第２章１１，１２　　腰痛、関節痛
E2(9)3,5, E1(4)1-3, F(3)4-1		講義　川添講義内容の復習とまとめ
【10】6/14　第２章1３，１４ めまい、意識障害
E2(9)3,5, E1(4)1-3, F(3)4-1		講義　川添講義内容の復習とまとめ
【11】6/21　第２章１５ 記憶障害
E2(9)3,5, E1(4)1-3, F(3)4-1		講義　芳地講義内容の復習とまとめ
【12】6/28　　4/5〜6/21の復習・演習問題
E2(9)3,5, E1(4)1-3, F(3)4-1		講義　川添講義内容の復習とまとめ
【13】日程未定（３、４講時）　第２章1 　発熱
E2(9)3,5, E1(4)1-3, F(3)4-1		講義　夛田羅講義内容の復習とまとめ
【14】日程未定（３、４講時）　第２章２ 　頭痛
E2(9)3,5, E1(4)1-3, F(3)4-1		講義　夛田羅講義内容の復習とまとめ
【15】日程未定（３、４講時）　第２章１０　 咳・痰・呼吸困難　　　　
E2(9)3,5, E1(4)1-3, F(3)4-1		講義　夛田羅講義内容の復習とまとめ
評価方法
筆記試験（60%）、授業およびレポートにおける上記到達目標にある達成度評価（40％）により評価する。筆記試験の解答等は、対面もしくはグーグルクラスルームでフィードバックする。
教科書
アルゴリズムで考える薬剤師の臨床判断-症候の鑑別からトリアージまで　改定2版　木内祐二編　南山堂　ISBN：978-4-525-70292-2
参考図書
・薬学生のための症候学第2版、服部豊著、慶応義塾大学出版会ISBN:978-4-7664-1928-3
・セルフメディケーション、大井一弥、根本英一著、南山堂 ISBN: 978-4-525-78811-7　
・わかりやすいセルフメディケーションとOTC医薬品の使い方 改定2版、中島恵美監、ネオメディカル、　ISBN:978-4-904634-15-8
・総合診療医が教える よくある気になるその症状、岸田直樹著、じほう　ISBN：978-4-8407-4632-8
・体調チェックフローチャート第２版、日本薬剤師会、じほう　ISBN：978-4-8407-4246-6
備考
【受講心得】
＊課題（レポート）が出された時は速やかに提出してください。
＊各講師の講義方法は異なりますが、以下の４項目を常に意識して受講してください。
�　，修両評�が起こる一般的疾患および緊急度・重要度の高い疾患、�◆，修両評�が副作用だと仮定した場合の原因薬剤、�� その症状に対する治療薬候補（医療用・OTC薬）、�ぁヾ擬圓料覆─幣標�）から考える適切な指導

【オフィス・アワー】 月〜金16:00-17:00 2階　医療薬学講座
【備考】授業は基本的には水曜日１講時としますが、まれに変更となる場合があるため、クラスルームの告知を注意して確認してください。13〜15：夛田羅勝義（看護学科・医師）の授業日時はクラスルームで別途告知します。
【川添哲嗣】実務経験：1990年〜ニチバン株式会社、1995年〜服部病院、1995年〜くろしお薬局、2014年〜南国病院、2019年〜高知大学医学部附属病院

【DP配分】
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7
0 0 0.2 0.2 0 0.6 0
香川薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分（DP1〜7の合計が担当科目の単位数となる）。