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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 11601 | 担当教員名 | 小原 一朗 | 単位 | 1.5単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 24カリ1年 |
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| 授業概要 |
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| この物理化学1では、薬学で医薬品を理解する上で土台となる基礎化学の概念と原理について学ぶ。まず、物質の最小単位である原子や分子がどのように振る舞うかを理解するために、粒子性と波動性という二つの側面を理解する。次に、原子の構造や化学結合の種類と形成機構を学ぶ。特に、原子価結合法や共有結合の理論を用いて、分子の形や性質を予測する方法を身につる。さらに、分子間に働くさまざまな相互作用（双極子モーメント、ファンデルワールス力、水素結合、疎水性相互作用、電荷移動相互作用など）についても学ぶ。これらの相互作用は、物質の溶解性や沸点などの物性に大きな影響を与える。最後に、電磁波と分子の相互作用について学ぶ。電磁波は波長や周波数によって分類され、分子の振動や回転や電子遷移などのエネルギー準位と関係する。また、電磁波は物質と接触するときに屈折や偏光や旋光性などの現象を起こす。さらに、電磁波は散乱や干渉や回折などの波動的な性質も持つ。これらの現象は、分子の構造や配置を探るための有力な手段となる。このように、本科目は原子や分子の特徴を多角的にとらえるために必要な知識を提供し、化学を学ぶものにとっての入門的なものである。 |
| 到達目標 |
| 本科目では以下を目標とする。 - 原子や分子の粒子性と波動性を理解する。 - 原子の構造や化学結合の種類と形成機構を習得する。 - 分子間相互作用の種類と物性への影響を学ぶ。 - 電磁波と分子の相互作用の原理と応用を知る。 �｜亮�(理解) [DP5] |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 粒子性と波動性 | 講義 | 教科書p.2-7を音読(30分) 復習：課題プリント(30分) |
| 【2】 | 原子の構造 | 講義と演習(TBL含む) | 教科書p.8-18を音読(30分) 復習：課題プリント(30分) |
| 【3】 | 化学結合と原子価結合法 | 講義と演習(TBL含む) | 教科書p.19-23を音読(30分) 復習：課題プリント(30分) |
| 【4】 | 分子軌道の基本概念・等核二原子分子 | 講義と演習(TBL含む) | 教科書p.24-33を音読(30分) 復習：課題プリント(30分) |
| 【5】 | 分子軌道の基本概念・異核二原子分子他 | 講義と演習(TBL含む) | 教科書p.33-36を音読(30分) 復習：課題プリント(30分) |
| 【6】 | 相互作用：静電的相互作用 | 講義と演習(TBL含む) | 教科書p.43-45を音読(30分) 復習：課題プリント(30分) |
| 【7】 | 相互作用：双極子相互作用、ファンデルワールス力、分散力 | 講義と演習(TBL含む) | 教科書p.41-51を音読(30分) 復習：課題プリント(30分) |
| 【8】 | 前半まとめ | 演習 | これまでの復習 |
| 【9】 | 水素結合とその多様性 | 講義と演習(TBL含む) | 教科書p.52-54を音読(30分) 復習：課題プリント(30分) |
| 【10】 | 疎水性相互作用と電荷移動相互作用 | 講義と演習(TBL含む) | 教科書p.55-59を音読(30分) 復習：課題プリント(30分) |
| 【11】 | 電磁波の種類と性質 | 講義と演習(TBL含む) | 教科書p.62-66を音読(30分) 復習：課題プリント(30分) |
| 【12】 | 光と物質の相互作用：遷移 | 講義と演習(TBL含む) | 教科書p.67-77を音読(30分) 復習：課題プリント(30分) |
| 【13】 | 光と物質の相互作用：核磁気共鳴 | 講義と演習(TBL含む) | 教科書p.78-85を音読(30分) 復習：課題プリント(30分) |
| 【14】 | 光の屈折、偏光、旋光性 | 講義と演習(TBL含む) | 教科書p.86-90を音読(30分) 復習：課題プリント(30分) |
| 【15】 | 光の散乱および干渉 | 講義と演習 | 教科書p.91-93を音読(30分) 復習：課題プリント(30分) |
| 評価方法 |
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| 定期試験（中間試験と本試験の二回実施予定：70%）、課題レポート (TBL含む)（30%）により評価する。定期試験の結果は、グーグルクラスルーム内でフィードバックする。 |
| 教科書 |
| 教科書：スタンダード薬学シリーズII 物理系薬学I.物質の物理的性質、ISBN978-4-8079-1702-0 C3347 |
| 参考図書 |
| 備考 |
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| 講義毎に課題が課される。また、課題内容に基づいた活動(TBL)をすることがあるので注意すること。 積極的な活動を希望する。 本科目に関連の強い項目 C-2, C-3, C-4, C-6 対応カリキュラム学修目標 C-1-1-1), 2), 3) C-1-2-2) DP配分 DP1, DP2, DP3, DP4, DP5, DP6, DP7, DP8, DP9, DP10 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 1.5, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0 香川薬学部の10のディプロマポリシーへの寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分（DP1〜10の合計が担当科目の単位数となる）。 担当教員：小原一朗 オフィスアワー：水曜日、15時〜17時、それ以外適宜対応可。香川薬学研究棟2階PCルーム併設の居室。 実務経験：なし 科目ナンバー：ADPA102L |