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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 11615 | 担当教員名 | 小林 隆信 | 単位 | 1.5単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 2年 |
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| 授業概要 |
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| 生命現象を分子の挙動として理解することは、老化や疾病を含めたあらゆる生命現象を理解するために重要なことである。分子生物学では、生命の設計図である遺伝子を理解するために、核酸の構造、機能および代謝に関する基本的知識を修得する。染色体の構造や遺伝子の複製と維持される仕組みや、設計図を基に生合成されるタンパク質の構造と働きに関する知識を修得する。さらに、薬学領域で応用されているバイオテクノロジーを理解するために、遺伝子操作に関する基本的知識を修得する。 |
| 到達目標 |
| 分子生物学の基本事項（核酸の種類・構造・性質，遺伝情報の流れ，ゲノム，遺伝子多型，DNAの複製・変異・修復，転写機構，翻訳と翻訳後修飾等）について説明できる。(知識･理解) 遺伝子工学技術および遺伝子改変生物について概説できるようになる。(知識･理解) 医療分野への分子生物学，遺伝子工学技術の応用について概説できるようになる。(知識･理解) |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 遺伝子の基本（ヌクレオチド・核酸・遺伝子・染色体・ゲノム）について学ぶ。 C6(2)��1，C6(4)��2，C6(4)��1 | 一斉講義形式と質疑・小テスト | 教科書1章を理解する。章末問題を解く。(180分) |
| 【2】 | 遺伝子情報の流れとDNAの複製について学ぶ。 C6(4)��1，C6(4)��1 | 一斉講義形式と質疑 | 教科書2章A〜Bを理解する。(180分) |
| 【3】 | DNAの損傷，変異とその修復について学ぶ。 C6(4)��1 | 一斉講義形式と質疑・小テスト | 教科書2章C〜Dを理解する。章末問題を解く。(180分) |
| 【4】 | 原核生物の転写の分子機構と転写因子による転写制御について学ぶ。 C6(4)��1，C6(4)��2，C6(4)��1,3 | 一斉講義形式と質疑 | 教科書3章A-1〜2を理解する。(180分) |
| 【5】 | 原核生物の翻訳について学ぶ。 C6(4)��1，C6(4)��5 | 一斉講義形式と質疑・小テスト | 教科書3章A-3を理解する。(180分) |
| 【6】 | 真核生物の転写の分子機構と転写因子による転写制御について学ぶ。 C6(4)��1，C6(4)��2，C6(4)��1〜4 | 一斉講義形式と質疑 | 教科書3章B-1〜2を理解する。(180分) |
| 【7】 | 真核生物の翻訳およびRNAの種類と機能について学ぶ。 C6(4)��1，C6(4)��3，C6(4)��5 | 中間試験とその解説 | 教科書3章B-3,Cを理解する。章末問題を解く。(180分) |
| 【8】 | ゲノムプロジェクト，遺伝子多型について学ぶ。 C6(4)��2，C7(1)��2 | 一斉講義形式と質疑・小テスト | 教科書4章を理解する。章末問題を解く。(180分) |
| 【9】 | 遺伝子工学技術について学ぶ。 C6(4)��1 | 一斉講義形式と質疑・小テスト | 教科書5章を理解する。章末問題を解く。(180分) |
| 【10】 | mRNAの発現解析，タンパク質の検出・解析技術について学ぶ。 C6(4)��1〜2 | 一斉講義形式と質疑 | 教科書6章A〜Bを理解する。(180分) |
| 【11】 | 遺伝子多型の検出，DNA塩基配列の解析法について学ぶ。 C6(4)��1〜2 | 一斉講義形式と質疑 | 教科書6章C〜Dを理解する。(180分) |
| 【12】 | 遺伝子工学技術による遺伝子の機能解析について学ぶ。 C6(4)��1〜2 | 一斉講義形式と質疑・小テスト | 教科書6章Eを理解する。章末問題を解く。(180分) |
| 【13】 | 組換え医薬品について学ぶ。 E2(8)��1〜3 | 一斉講義形式と質疑 | 教科書7章を理解する。章末問題を解く。(180分) |
| 【14】 | ゲノム創薬について学ぶ。 C6(7)��1〜2，C6(7)��1，C6(7)��1〜2 | 一斉講義形式と質疑 | 教科書8章を理解する。章末問題を解く。(180分) |
| 【15】 | 遺伝子診断，分子診断および遺伝子治療と細胞，組織を利用した移植治療について学ぶ。 C7(1)��2〜3，C7(1)��2，E2(8)��1，E2(8)��1〜4 | 一斉講義形式と質疑 | 教科書9〜10章を理解する。章末問題を解く。(180分) |
| 評価方法 |
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| 定期試験（90%）、小テスト（10%）により評価する。 定期試験、小テストの解答・解説等はグーグルクラスルームを使用してフィートバックする。 |
| 教科書 |
| コンパス分子生物学（改訂第３版）、荒巻弘範、大戸茂弘編、南江堂、2021年、ISBN-9784-524-40375-2 |
| 参考図書 |
| マッキー生化学（第６版）、T.McKee, J.R.McKee、化学同人、2018年、ISBN978-4-759-81943-4 医薬 分子生物学（改訂第４版）、野島博、南江堂、ISBN978-4-524-40363-9 バイオ医薬品と再生医療、乾賢一、中山書店、2016年、ISBN978-4-521-74449-0 バイオ医薬、石井明子ほか、東京化学同人、2020年、ISBN978-4-807-90981-0 |
| 備考 |
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| 教科書を中心に講義を行います。授業には教科書を必携で参加して下さい。 オフィスアワー：木曜日16時〜18時、薬学研究棟6階分子生物学講座 科目ナンバー：ADBL205L 実務経験：なし |