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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 11673 | 担当教員名 | 竹内 一 | 単位 | 1単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 6 |
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授業概要 |
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高度化する医療に対応できる高い資質を備えた薬剤師は、単に病気治療の面で職能を発揮するだけでなく、地域保健活動の主要な担い手として疾病予防の面でも社会貢献することが求められている。本講義では、4年生までの専門科目で修得した衛生薬学の知識を基礎として5年次の実務実習で経験して修得した知識をさらに発展させ、これからの薬剤師に必要とされる疾病の予防と健康の維持に役立つ予防薬学の観点から、健康と環境について学習する。さらに、これまでに学習した衛生薬学に関する知識を他の科目と関連づけて総合的に活かすことができるようになるために、基礎的な問題から発展的な問題まで多くの演習問題を解く。 |
到達目標 |
人々(集団)の健康と疾病の現状およびその影響要因を把握するために、保健統計と疫学に関する基本的事項を修得する。(知識・理解、関心、思考・判断) 健康を理解し疾病の予防に貢献できるようになるために、感染症、生活習慣病、職業病などについての現状とその予防に関する基本的事項を修得する。(知識・理解、関心、思考・判断) 食生活が健康に与える影響を科学的に理解するために。栄養と食品機能、食品衛生に関する基本的事項を修得する。(知識・理解、関心、思考・判断) 化学物質などの生体への有害作用を回避し、適正に使用できるようになるために化学物質の毒性などに関する基本的事項を修得する。(知識・理解、関心、思考・判断) 地球生態系や生活環境を保全、維持できるようになるために、環境汚染物質などの成因、測定法、生体への影響、汚染防止、汚染除去などに関する基本的事項を修得する。(知識・理解、関心、思考・判断) |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 健康と疾病、保健統計、疫学について理解する。 D1(1)①1、D1(1)②1~3、D1(1)③1~4 | 講義、演習 | 演習問題に取り組む |
【2】 | 疾病予防、感染症とその予防、母子保健、労働衛生について理解する。D1(2)①1,2、D1(2)②1~4、D1(2)④1,2、D1(2)⑤1,2 | 講義、演習 | 演習問題に取り組む |
【3】 | 栄養に関する役割や機能、過不足による疾病、エネルギー代謝について理解する。D1(3)①1~8 | 講義、演習 | 演習問題に取り組む |
【4】 | 食品機能と食品衛生について理解する。D1(3)②1~3,6 生活習慣病とその予防について理解する。D1(2)③1~3 | 講義、演習 | 演習問題に取り組む |
【5】 | 地球環境と生態系について理解する。D2(2)①1~4、D2(2)②1~3 水環境について理解する。D2(2)③1~6 | 講義、演習 | 演習問題に取り組む |
【6】 | 大気環境、室内環境、廃棄物等について理解する。 D2(2)④1~3、D2(2)⑤1,2、D2(2)⑥1~3 | 講義、演習 | 演習問題に取り組む |
【7】 | 食中毒とその予防法について理解する。D1(3)②5,7、D1(3)③1~3 | 講義、演習 | 演習問題に取り組む |
【8】 | 化学物質による食品汚染とヒトの健康に及ぼす影響について理解する。D1(3)③3、D2(1)①3 | 講義、演習 | 演習問題に取り組む |
【9】 | 化学物質の体内動態及び化学物質による発がんについて理解する。D2(1)①1、D2(1)③1~3 | 講義、演習 | 演習問題に取り組む |
【10】 | 化学物質の毒性及び化学物質の安全性評価について理解する。D2(1)②2~5 | 講義、演習 | 演習問題に取り組む |
評価方法 |
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筆記試験(80%)、授業態度(20%) |
教科書 |
教科書:衛生薬学(改訂第2版)、南江堂、2018年、ISBN-978-4-524-40354-7 |
参考図書 |
適宜紹介する。 |
備考 |
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【受講心得】 これまでに学習した衛生薬学1~4、毒性学及び医療科学の内容を充分に復習して講義に臨むとともに、演習の復習をしっかり行うこと。 1、2、7~10回目は野地、3、4回目は竹内、5、6回目は大岡が担当する。 【オフィス・アワー】 野地:金曜日15時~18時、それ以外にも適宜、薬学研究棟7階衛生薬学講座 【DP配分】 DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 0 0.2 0.4 0.1 0.1 0.2 0 香川薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分(DP1~7の合計が担当科目の単位数となる)。 |