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徳島文理大学 | Webシラバスシステム |
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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 11710 | 担当教員名 | 野地 裕美 | 単位 | 1.5単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 24カリ1年 |
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| 授業概要 |
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| 医療の担い手の一員である薬学専門家が社会で活躍する現場（病院、薬局、企業、行政，福祉施設）を見学体験して，卒業後に患者，同僚，地域社会との信頼関係を確立できるようになるために，相手の心理，立場，環境を理解するための基本的知識，技能，態度を修得する。なお，本授業では訪問先への付き添い少人数討議，スライド作成の指導等で全ての教員が関与する。 加えて、災害時において、薬剤師の果たす役割とはなにか、東日本大震災などの過去の事例から学ぶ。また、災害現場における具体的な医療活動を、災害時派遣医療チーム（DMAT）の活動から学ぶ。合わせて応急処置についても習得する。 ■訪問・見学・実習は訪問予定施設の都合により実施できない場合がある。その場合、訪問予定施設の薬剤師を招き、バーチャルリアリティー、もしくはオンライン見学に変更する場合がある。 |
| 到達目標 |
| 薬剤師が活躍する職場を見学し，さらにその内容を少人数で討論後、全体会で発表し、薬学生としての学習に対するモチベーションを高める。また救急救命法の基礎を身につける。 �｜亮�(理解)：医療と薬剤師の役割について理解する。災害時の薬局の役割について説明できる。 ��態度(関心・意欲)：将来、薬剤師として医療を担う心構えと態度を養う。 �５伺�(表現)：個人情報の守秘義務と患者等への情報提供の重要性を理解できる。一次救命処置（心肺蘇生、外傷対応等）を説明し、シミュレータを用いて実施できる。 �せ弭諭θ獣如�薬剤師が働く現場を実際に見聞し、具体的に自らの将来をイメージできる。 [DP1,2,3,4,8,9,10] |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | ガイダンス：医療と薬剤師の役割について理解する。知り得た情報の守秘義務と患者等への情報提供の重要性を理解する。 | ガイダンスと講義 | 教科書およびハンドアウトの内容を復習し理解する 90分 |
| 【2】 | 医療と薬剤師の役割について理解する。知り得た情報の守秘義務と患者等への情報提供の重要性を理解する。 | 講義 | 教科書およびハンドアウトの内容を復習し理解する 90分 |
| 【3】 | 体験学習：製薬企業 | 訪問・見学・実習 | 施設訪問により体験したことを復習し、レポートを作成する 90分 |
| 【4】 | 体験学習：製薬企業 | 訪問・見学・実習 | 施設訪問により体験したことを復習し、レポートを作成する 90分 |
| 【5】 | 体験学習：病院または薬局（指定された金曜日午後に病院または薬局を訪問する） | 訪問・見学・実習 | 施設訪問により体験したことを復習し、レポートを作成する 90分 |
| 【6】 | 体験学習：病院または薬局（指定された金曜日午後に病院または薬局を訪問する） | 訪問・見学・実習 | 施設訪問により体験したことを復習し、レポートを作成する 90分 |
| 【7】 | 救急医療における薬剤師の役割 | 講義 | レポート作成 90分 |
| 【8】 | 避難所運営と薬剤師の役割 | SGD | レポート作成 90分 |
| 【9】 | ポスター発表のためのSGD：様々な薬剤師の業務を見聞した体験から薬剤師業務の義務・責任とその重要性、そして将来の薬剤師および薬学が果たす役割などについて討議する。 | SGD | グループ毎に行った議論の内容を推敲整理し、ポスター発表の練習をする 90分 |
| 【10】 | ポスター発表のためのSGD：様々な薬剤師の業務を見聞した体験から薬剤師業務の義務・責任とその重要性、そして将来の薬剤師および薬学が果たす役割などについて討議する。 | SGD | グループ毎に行った議論の内容を推敲整理し、ポスター発表の練習をする 90分 |
| 【11】 | ポスター発表：講義および体験学習に基づき、薬剤師業務の重要性とその広がり・多様性、および将来の薬剤師と薬学が果たす役割などについて討議する。 | グループ毎に全体発表・質疑応答・討議 | 全体発表と質疑応答・討議によって考えたことを復習ノートにまとめる 90分 |
| 【12】 | ポスター発表：講義および体験学習に基づき、薬剤師業務の重要性とその広がり・多様性、および将来の薬剤師と薬学が果たす役割などについて討議する。 | グループ毎に全体発表・質疑応答・討議 | 全体発表と質疑応答・討議によって考えたことを復習ノートにまとめる 90分 |
| 【13】 | 災害医療における薬剤師の役割 | 講義 | レポート作成 90分 |
| 【14】 | 一次救命処置(1) AEDの取り扱い | 講義と演習 | レポート作成 90分 |
| 【15】 | 一次救命処置(2) トリアージ演習 | 講義と演習 | レポート作成 90分 |
| 評価方法 |
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| 実習態度（10%）、SGD態度（グループ内相互評価：20%）、ポスター発表会参加態度（10%）、レポート（60%）によりルーブリックで総合評価する。但し、病院および薬局での体験またはリモート授業は必須である。ルーブリック評価は到達目標に従う。プレゼンテーションや説明の技能などは「達成度評価」により評価する。 Google Classroomからフィードバックを行う。 |
| 教科書 |
| 早期臨床体験テキスト改訂2版（2024年1月）、田口忠緒編、ネオメディカル、ISBN-978-4-904634-38-7 |
| 参考図書 |
| なし |
| 備考 |
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| 実際の医療現場や職場を見聞するに当たり、将来、薬剤師として医療や社会の担い手となる者としてふさわしい礼節ある態度で臨むこと。なお、施設への訪問・見学日程は変更となる可能性がある。各自の実際の実習日程は事前に通知する。 （2023年度訪問予定施設抜粋）※学生一人当たり、病院、薬局は1施設ずつ訪問する。 製薬会社：帝国製薬株式会社 病 院：香川大学医学部附属病院、香川県立中央病院、高松市立みんなの病院、高松赤十字病院など20施設 薬 局：有限会社松村薬局、有限会社辻上薬局、株式会社西日本ファーマシー、スター薬局など35施設 製薬会社、病院、薬局は、場合により講師来校による仮想見学になることがある。その場合はバーチャルリアリティーもしくはオンライン見学などに変更する。 12コマ目「災害医療における薬剤師の役割」は、外部講師（災害医療に係わる医師）、15は臨床工学科と合同で行う。なお、場合によっては上記の日程とおりに進行しない場合もある。トリアージ実習の日程など、金曜日以外の枠で実施する時は事前に通知する。 授業計画通りにシラバスが進行しない場合もある。授業形態は原則として対面授業講義で行う。対面授業を実施できない場合、遠隔配信授業（Google Classroom）を行う。 本科目に関連の強い項目 薬学概論 対応カリキュラム学修目標 B-1-1-1), 2), 3) B-2-2-1), 2), 3) B-3-1-1), 2), 3), 4), 5) B-5-3-1) DP配分 DP1, DP2, DP3, DP4, DP5, DP6, DP7, DP8, DP9, DP10 0.4, 0.2, 0.2, 0.2, 0.0, 0.0, 0.0, 0.2, 0.2, 0.1 香川薬学部の10のディプロマポリシーへの寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分（DP1〜10の合計が担当科目の単位数となる）。 担当教員：野地裕美、川添哲嗣、松尾平、中妻章、中島健太郎 オフィスアワー：上記授業のない金曜日 14時〜16時 薬学実習棟2階医療薬学講座(中妻)まで、それ以外にも適宜可。 実務経験： ■川添哲嗣：1990年〜2022年 ニチバン株式会社、くろしお薬局、高知大学医学部附属病院など ■中妻 章：2001年〜2005年 株式会社山田養蜂場（研究開発部）、2016年〜現在 かたもと駅前薬局（徳島文理大学香川薬学部連携薬局）の保険薬剤師を兼任 科目ナンバー：ADPS106S |